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堆肥づくりのシーズン
| 野菜づくりの成功のポイントは良い土づくりにありますが、そのための第一条件は、畑に地力をつけることです。このときに大切なのが堆肥です。 堆肥の材料としては稲わら、落ち葉、枯れ草、家畜ふんなどの有機質資材が必要ですが、その材料は身近にたくさんあります。庭の落ち葉や雑草、台所から出る生ゴミに至るまで、分解するものなら何でも堆肥資材になります。堆肥づくりはこれらの材料を集めることから始まりますが、この時期は材料が豊富であり、今から着手すれば春の夏野菜の準備に十分間に合います。 堆肥づくりの基本は、これらの材料に含まれている糖類やタンパク質を、微生物の働きによってよく分解させることです。そのためには微生物が働きやすい条件を上手に作り出すことです。そこで大切なのは水と空気のバランス、微生物の体を構成するタンパク質のもとになる窒素成分です。 作り方のコツは、堆肥資材に水と窒素源(油かす、米ぬか、鶏ふん、硫安肥料など)を加え、適当な酸素量となるように足で踏み固めることです。実際には材料を30pほどの厚さに積み、水と窒素源を与えて踏みつけ、さらに2層、3層と積み上げます。雨を受けると水分過多になり、また肥料成分が流失するので、プラスチックシートで覆い、発酵を待ちます。その後2〜3回積み直して均一に腐熟させ、黒ずんで砕けやすくなったら、良い堆肥の出来上がりです。 |
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1月の園芸
| 育苗中の草花はもちろんですが、地中に眠っているように見える球根も、冬のあいだ春の伸長に備えて根を活動させています。水が不足して活動を鈍らせると、冬越しの体力や良い花を咲かせる力を弱めるので、水やりは欠かせません。この冬は気温が高めのようですから、花壇の土の乾燥はいつもの年より強いかもしれません。土の表面が白く乾いたら、十分に水をかけてやります。昼間の気温が上がるころがよいでしょう。 花壇で何も植えてない部分は、1月から2月の寒い時期に深く耕しておきます。これを「天地返し」とか「寒ざらし」といい、この1年間下層にあった土を日光や空気にさらすことで、潜んでいた害虫や病菌を殺し、土を水や空気を含みやすい構造(団粒構造)に変えます。布団を干すようなものです。 草花ではありませんが、冬の庭を彩ってくれる園芸植物としてセンリョウやマンリョウがあります。緑の葉の下に真っ赤な実が鈴なりになっている姿は目を引きつけます。実が真っ赤になったころ、中の種子を取り出して、まいてみませんか。春、暖かくなると発芽しますので、1年間育てて、来春に鉢や庭に植え替えましよう。 年初めですから「一年の計は元旦にあり」ということで、花壇作りの年間計画を立ててみましょう。昔"こたつ園芸"などと言う人がいましたが、寒さに縮こまってこたつに入っているときに、家族でいろいろ思いをめぐらせてみてはどうでしょう。特に、これまで作ってみたいと思っていても種が手に入らなかったり、気がついたときには時期遅れだったりしてやれなかったものを手がけるには、事前の計画が大切です。 |
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