白ネギ

 
 
発芽までは適度な温度確保

 ネギの発芽適温は15~20度で、条件が良ければ1週間程度で発芽します。気温が低いとこれよりも日数が必要となりますが、逆に25度以上の高温になると発芽不良になりやすくなります。
 
 そのため、ハウス育苗の場合、2月までは透明マルチのベタ掛けで温度確保に努め、3月以降については、白い健苗シートのベタ掛けで、高温を抑えての管理とします。
 
 
 ベタ掛け資材の除去は遅れずに

 ある程度発芽してきたらベタ掛けポリは除去します。このとき、資材の除去が遅れた上に、ハウス内が高温になったりすると焼け症状を起こす恐れがあるので、特に4月以降の育苗では注意が必要です。
 
 
発芽揃いまでは適湿を保つ

 そもそもネギは、乾燥には強く過湿には弱い野菜です。それは育苗の段階でも同じです。しかし、発芽が揃うまでは、摘湿状態を保ってやらないと、発芽ムラが生じたり、種子のコートがくっついた状態で子葉が上がってきたりしてしまいます。そのため、子葉が跳ね上がるまでは、過湿にならない程度に適湿を保つことが大切です。
 
 
 
子葉展開後の灌水は必要最低限に

子葉が跳ね上がり、第1葉が上がってくれば、灌水は乾いたらやる程度
に抑えます。この時期にあまり過湿にしてしまうと、立枯病などで欠株になっていく危険性が高くなりますので、土の乾き具合を見ながら調整をしていきます。

 また、培土の種類によっても排水性・保水性が異なりますし、表面は乾いているように見えても、下の方は過湿になっているケースもあります。そのため、よく観察をしながら灌水は行ってください。
 
 
 
灌水の目安

   先にも述べたとおり、灌水量は天候や培土の種類によって一概には言えませんが、基本的には、天候の良い日の午前中のうちに行うようにして、夕方には軽く表面が乾く程度で管理をしていきます。天候が悪い日は無理に潅水を行う必要はありません。 
 
 
温度管理とズラし

 温度管理は、日中20~25度、夜間13度以上を目標とし、晴天の時などは、トンネルの裾を開けたり、ハウスの換気をするなどして温度管理を行います。特に4月以降は急激な温度上昇に気を付けてください。
 また、苗の並び状態と灌水方法により、苗箱によって生育にムラが出る場合があるので、そのときは苗箱の位置を移動したり回転させるなどして生育が揃うようにします。
 
 
定植2週間ほど前から慣らしを

 ハウス内などで育苗する場合、定植直前までハウス内で管理される光景をよく目にします。育苗期後半になると、ハウス内の温度は日中30度は軽く越してしまい、苗も水をやる度に徒長しやすくなってきます。
 そのため、定植開始7日~10日ほど前から、できれば雨よけの無い外で慣らしをした方が、背丈もコンパクトでがっしりとした苗となり、定植後の活着もスムーズに進みます。
 また、灌水についても乾燥気味になるように灌水量を調整します。
 
 
定植適期の判断

 一般的に、草丈15cm、太さ2~3mm、葉枚数2~3枚(子葉含む)を目安とします。特にチェーンポットなどでは、根がらみをしてしまうと、定植の作業性が悪くなると同時に活着も悪くなるので、根がらみする前に定植するように心がけます。 
 
 
 
 TOPICS -トピックス-

◆白いカビは大丈夫?

 育苗の質問で多いのが、この発芽揃いでベタ掛け資材をはぐったときに生じている白いカビです。
 結論から言えば、購入した専用の培土を利用している場合は、それほど心配する必要はありません。通常の育苗管理をしていれば徐々に減っていきます。
 ただし、土がいつも湿っているようだとなかなか収まらないので、その場合は、灌水量を減らし、やや乾かし気味の管理をすると良いでしょう。また、心配な場合はダコニール1000が発芽3~10日後までで灌注処理の登録があります。

 
 
 



 

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