カボチャ Pumpkin

 ◆ 片方に寄せて植えるやり方 
 通常、カボチャを栽培する場合、ウネを広めに取って、そのウネの中央部分に植えることが多いと思います。ただ、この方法は、カボチャやスイカ等では、ツルや葉が茂ってしまうと、どこに着果しているのか分かりづらいという欠点があります。
 そこで、最近増えているのが、ウネの片方に寄せる栽培方法です。
 この方法だと定植位置から決まった方向にツルが同じように伸びるので、結果的に着果している場所も同じような位置に列を成して着果するので、交配や収穫などの作業性が良くなるので、オススメの栽培方法です。
 ◆ ウリ科は体が出来てから着果させる 
 カボチャやスイカといったウリ科野菜を栽培していると、果実になる可能性のある雌花を見つけると、どうしても着果させたくなります。
 しかし、ウリ科野菜は、しっかりとツルが伸びて体が出来た状態で着果をさせてやらないと、果実を作るのに十分な養分が供給されず、大きくならなかったり、糖分がのらなかったりします。そのため、それぞれの野菜ごとに適した「着果節位」を守ることが大切です。
 カボチャの場合、だいたい12~14節目のあたりに着花する3番花の雌花を着果させるのが良いとされています。品種等によっても違う場合があるので、よく確認しましょう。
 ◆ 人工授粉は朝のうちに
 カボチャのように雌雄異花の場合、雄花の花粉を雌花のめしべに付ける人口授粉をよく行います。
 ただ、この人工授粉はただやればいいという訳ではありません。雨降り後のように花粉が濡れている時は交配の確率が下がります。また、交配を行う時間帯も大きく影響を与えることが知られていて、花粉の活性の高い朝のうちに出来るだけ行った方が良いでしょう。
 

知っておきたい病害虫
 モザイク病

【症 状】
 モザイク病は、野菜全般に発生するウイルスによる病気の1つです。
 モザイク病は、その名の通り、葉や花弁に濃淡のまだら模様ができ、モザイク状に見えます。他にも、株の委縮・葉の縮れなどが発生することも多いです。
 特にこの時期は、ソラマメのモザイク病をよく目にします。明らかに周囲の株に比べて生育が悪く、葉色が薄く、葉も縮れているので、比較的見つけやすいです。
 
【主な対策】
ウイルスに効果のある殺菌剤は無いので、ウイルス病を媒介するアブラムシやスリップスなどの吸汁性害虫の防除に努める。
害虫だけではなく、人が手やハサミで整枝・摘心・摘葉・などの管理作業を行うことで、病気を広げてしまうこともあるので、不必要に触らない。
病気の株は見つけ次第、株ごと抜き取って、ほ場外に持ち出して処分する。
 



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