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  エンドウ 

◆ なかなかシビアなエンドウ     
 エンドウは、連作に弱いマメ科の中でも特に連作を嫌い、その影響が出やすい品目です。マメ科の連作障害は、根からいろいろな老廃物や忌地物質が分泌され、土壌中に蓄積することが原因とされています。
 また、エンドウは、排水不良のほ場では根が窒息して傷みやすく、生育も悪くなりがちです。そのため、排水が悪い畑では、株ごと消えてしまうことも珍しくありません。
 さらには、酸性土壌を嫌うので、前もって石灰などを施用して酸度調整することも大切です。
◆ 早播きは禁物     
 エンドウの発芽は4℃以上で始まり、発芽後は0℃程度の気温でも害を受けることは少ない作物です。本葉2~3枚頃が最も耐寒性が強く、雪の下でも寒さに耐えます。
 しかし、生育が進むにつれて耐寒性は弱くなり、生育障害を受けることがあります。また、開花期に低温にあうと、受粉をしても欠粒が出ることもあります。そのため、播種は適期を守り、早播きをするのは禁物です。
◆ 農薬の適用作物名に注意!     
 エンドウで注意をしたいのが農薬の適用作物名です。エンドウの類には大きく2つあります。
「さやえんどう」は、スナップエンドウや絹莢エンドウのように、さやごと食べる未成熟なエンドウがこの作物名になります。
 また「実えんどう」は、グリンピースのように、未熟なエンドウの実だけを食べるエンドウがこの作物名になります。
 よく間違えやすいのが、「えんどうまめ」ですが、これはエンドウの中でも熟した実を収穫する場合に使うことができるので注意が必要です。
 このようにマメ類は、未熟なものと熟したもので分けられている上に、さやの有無でも分けられているので、間違いの無いよう注意をしてください。
 

知っておきたい病害虫
 ヨトウムシ

【症 状】
 ヨトウムシは、野菜を食害する害虫の中ではとてもメジャーな害虫の1つです。ヨトウムシは、ヨトウガと呼ばれる蛾の幼虫になります。このヨトウガが作物に飛来して葉に産卵し、ふ化後の幼虫が食害をします。
 このとき、ヨトウムシは葉の裏に数十~数百の卵を卵塊として産卵することが知られています。そのため、発生初期は1枚の葉に密集して発生することが多く、集団で葉裏から表皮を残して食害するのが特徴です。
 その後、成熟幼虫になるにしたがって、畑全体に広がり、摂食量も多くなり、葉に穴を開けて食い荒らしていきます。
 ヨトウムシは、ハスモンヨトウと同じく、広食性があり、様々な植物を加害しますが、ハスモンヨトウが夏場の高温期に発生が多いのに対して、ヨトウムシは春や秋といった少し温度が落ち着いた時期に発生が目立ちます。
【主な対策】
防虫ネットで被覆し、成虫の飛来を抑える。
表皮を残して食害された被害葉を発見したら、摘葉して駆除する。
発生を確認したら早めに防除を行う。
 ・アファーム乳剤
 ・コテツフロアブル
 ・ディアナSC
 ・プレバソンフロアブル5 ほか
 (以上は、キャベツでの登録薬剤)
※適用内容は品目によって異なりますので、ご確認の上、使用してください。

 ハローいなば2019年11月号6ページより掲載



お問い合わせ
営農部 営農企画課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

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