トップページ営農情報新鮮野菜生活JAのご案内リンク集ネットショップええもん届ける便

  小松菜 

◆ 栽培しやすい安定葉菜類     
 県東部では「葉菜類といえばホウレンソウ」というイメージが強く、直売所でも人気の品目です。一方で、高温期は発芽が難しく、実は栽培が難しい野菜でもありました。
 最近、小松菜が直売所でも安定して売れる品目になっています。小松菜はホウレンソウと比べ、発芽が容易で栽培しやすく、栽培期間も短いので、回転率が良い作物です。そのため、専門的に作っていくだけでなく、品目が切り替わる時の1~2ヶ月間空いた畑でパパッと作るには大変重宝する作物です。
◆ 発芽を揃えること     
 小松菜は、発芽が良い野菜なので、播種すれば数日で簡単に発芽します。ただ、栽培期間が短い分、発芽ムラや遅れは生育のズレにつながり、回転率が悪くなるので、発芽を揃えることが大切です。
 播種は、畝が適湿状態で行うことが重要です。播種後はしっかりと鎮圧して、土と種を密着させます。発芽が揃ったら、しばらくは灌水を控えめにし、立枯病に注意をします。
◆ 害虫対策は発芽前から     
 小松菜は、害虫被害を非常に受けやすい品目です。葉物野菜は、食害被害が収量に直結するので、被害が出る前に対策することが重要です。特に、キスジノミハムシの被害は顕著なので、播種時にアルバリンやスタークル粒剤を土壌混和して、初期防除を徹底することが大切です。
 また、鱗翅目害虫による被害も多いので、高温期を中心によく観察して防除が遅れないようにしましょう。
◆ 「非結球あぶらな科葉菜類」って?     
 農薬の登録は、作物名で登録を取っているのが一般的ですが、「グループ名」での登録もあります。特に、最近の新しい登録では、「小松菜」での登録は減っており、「非結球あぶらな科葉菜類」というグループ名の登録が増えています。このグループには、小松菜だけでなく、チンゲンサイやみずななど結球しないアブラナ科の葉物野菜が含まれています。この記載があれば、小松菜に使用することができます。
<非結球あぶらな科葉菜類>     
かほくな、からしな、ケール、こまつな、さぬきな、さんとうさい、しろな、タアサイ、たいさい、たかな、チンゲンサイ、てごろ菜、なかしまな、のざわな、パクチョイ、ひろしまな、べんり菜、みずな、みぶな、味美菜、ルッコラ、山形みどりな
 

知っておきたい病害虫
 タマナギンウワバ

【症 状】
 タマナギンウワバは、チョウ目(鱗翅目)の害虫で、幼虫が食害します。体色は緑色で、老齢幼虫だと体長4センチ程度。体の後部のイボ足が2対しかなく(普通のガの幼虫は4対)、シャクトリムシのように歩くのが特徴的です。
 主にハクサイ、ダイコンなどのアブラナ科野菜を食害しますが、雑食性の害虫なので、ニンジンやダイズ、サツマイモ等にも発生します。
 若齢幼虫は表皮を残すように葉肉のみ食害するので、葉裏に白い被害痕が点々と現れます。3齢幼虫以降は太い葉脈を残して食害し、多発すると葉を酷く食い尽くされます。
 卵を1粒ずつ産み付けるので、集団での食害はなく、多発生時の様子はアオムシの被害に似ています。
【主な対策】
薬剤の抵抗性報告はないが、チョウ目害虫の中でも薬剤にやや強いので、若齢幼虫のうちに防除を徹底すること。
  ・バシレックス水和剤 など

※「タマナギンウワバ」で登録を受けている薬剤は極めて少ないが、ヨトウムシやコナガなどの他のチョウ目害虫に登録のある薬剤であれば、効果が期待できるので、そちらで対応をする。
※適用内容は品目によって異なりますので、ご確認の上、使用してください。

 ハローいなば2019年10月号6ページより掲載



お問い合わせ
営農部 営農企画課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

▲安全・安心な農産物作りに戻る

ご利用にあたって | お問い合わせ | 個人情報保護方針 | 情報セキュリティ基本方針 | 利用者等との利益相反管理方針   このページの先頭へ
中 大