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  ナス 

  
◆ 水分変化は苦手
 ナスというと「水が大好き」と思っている方は多いと思いますが、実はナスと言えども、乾燥から過湿といった大きな水分変化は結構苦手です。特にこれからの時期、1週間雨が降らなくて乾燥が続いた後に、ゲリラ豪雨等で畝に水が溜まるほど雨が降ると、急激な水分変化から根が傷み、その後の好天とともに萎れてしまうケースがよく起きます。
 それを防ぐためにも定期的に通路灌水をするなどして水に慣らしてやることと、敷きワラやマルチ被覆を行って急激な水分変化に対応できるようにしてやります。
◆ 主枝を決めないと整枝できない!?
 ナスの更新剪定は習得するまでなかなか分かりづらいのが実情です。ただ、その原因の1つは主枝を決めていないからというケースもよくあります。
 そのため、まずは主枝とする枝を1株あたり3~4本程度決めてしまいます。厳密に言えば、第1花のすぐ下や、さらにその下の脇芽を活用するなど、主枝の取り方もコツがありますが、最終的には勢いがよく、誘引しやすい枝を選ぶことが大切です。
◆ 整枝の第一歩は摘心から
 主枝が決まったら、いよいよ整枝を始めていきます。なすは枝と葉の分かれ目から側枝が出てくるので、『側枝の花のすぐ上(もしくは同じ位置)の葉を1枚残して摘心する』ということです。
 こうすることで、枝を整理することが出来るとともに、無駄に枝を伸ばさない分、さらに新しい側枝の発生が促されるので、収量が増えます。なすは葉2~3枚おきに花が付くので、摘心が遅れると次の花が付いてしまい、「もったいないなぁ…」と思っているといつまでたっても整枝が出来なくなってしまいます
 まずは、勇気をもって花の上で摘心するというところから始めてみるといいでしょう。
 

知っておきたい病害虫
 カメムシ

【症 状】
 特になすでよく見られる症状で、生長点付近の柔らかい茎葉を吸汁加害し、展葉とともに被害部が拡大し、不規則な孔がいくつも開いたり、奇形な葉になったりするのが特徴です。さらに生長点付近の葉が被害を受けるため、その後の生育が停滞する場合もあります。
 カメムシの中でも、コアオカスミカメと呼ばれる種類で、カメムシの中でも小型で動きが俊敏なので、人が近づくとすぐに逃げてしまいます。そのため、害虫を見つけることは難しく、加害された部位が展葉して初めて気付く場合が多いです。
【主な対策】
被害が発生してからの防除では、被害が大きくなる場合もあるので、通常発生が多くみられる6 ~7月頃を中心に防除を行います。ただし、なすで「カメムシ」で登録のある剤はほとんどなく、アブラムシの防除もかねて、「アブラムシ」に登録のある剤で防除を行います。
・アルバリン顆粒水溶剤
・モスピラン顆粒水溶剤
・トレボン乳剤
被害を受けると新葉の展葉が悪くなるので、メリット青などの葉面散布を定期的に行い、新葉の展葉を促します。

※適用内容は品目によって異なりますので、確認の上使用してください。

 ハローいなば2020年6月号4ページより掲載



お問い合わせ
営農部 営農企画課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

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