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  ニンジン 

◆ 早まきは禁物。遅すぎもダメ     
 ニンジンの発芽適温は、15~25℃と言われていて、30℃以上では極端に発芽が悪くなります。そのため、早く出荷したいと無理に早まきをしても良くありません。
 その一方で、遅まきをすると、生育後半の温度が低すぎて、根の着色不良になりやすく、オレンジ色が薄く白っぽいニンジンになります。また、場合によっては肥大不良になることもあるので、遅すぎても良くありません。
 播種のタイミングは、ある程度暑さが一息ついた8月末から9月に入った頃がオススメといえるでしょう。
◆ 発芽まで時間がかかる     
 秋冬野菜のメインであるアブラナ科野菜は、夏場であれば数日もあれば発芽をしてきますが、ニンジンはそうはいきません。ニンジンはそもそも発芽まで非常に日数を要する作物で、条件が良くても10日~2週間はかかります。
 この間、適湿状態を保っておく必要があります。播種時期はまだまだ暑さの残る時期のため、播種した畝の上に寒冷紗等を被せ、温度上昇の抑制と適湿を保つと良いでしょう。
◆ 生育に応じて間引きを     
 ニンジンは、1粒で播種するよりも、1か所にある程度粒数があった方が、株ごとで生育を競い合って、よりよい生育をしていきます。一方で、ある程度生育に応じた間引きをしていかないと、十分な根に育ちません。
 そのため、1回目の間引きとして本葉2~3枚頃に株間3~5センチ程度にし、2回目の間引きとして本葉6~7枚頃に株間8~10センチ程度になるようにします。いずれも、草勢の強すぎるものや弱すぎるものを対象に行います。
◆ 生育初期は十分な水を     
 そもそも根菜類は、生育初期から中期にかけて、根が深く伸びて長さが決定します。さらに、この時期に肥料不足や土壌が乾燥すると根部の細胞が老化し、その後、順調に肥大しなくなります。そのため、播種後約2か月間は、降雨が無ければ1週間おきくらいにかん水をして土壌水分を確保することが大切です。
 一方で、生育の後半は、あまり土壌水分が多すぎると、根色が淡かったり裂根が多発したり、肌が粗くなることがあるので、やや乾燥気味の管理にした方が良いでしょう。
 

知っておきたい病害虫
 キアゲハ

【症 状】
 キアゲハは、その名の通り、「アゲハチョウ」として有名なチョウ目(鱗翅目)の害虫です。キアゲハは幅広い害虫で発生するというよりも、ニンジンやパセリ・ミツバ等を食害することが良く知られています。
 キアゲハの幼虫といえば、緑色の地に黒色の横縞と橙赤色の斑点が特徴的なスタイルですが、実はこの姿は秀麗幼虫の姿です。
 実は、若齢から中齢にかけての幼虫の場合、体全体が黒褐色で白斑がある別の姿をしています。
 他のヨトウムシのような鱗翅目と同様に葉を食害しますが、小さいうちの被害は少なく、大きくなると葉を丸ぼうずにするほど食害することがあります。
【主な対策】
定期的にほ場を巡回して、早期防除に努める。また、「キアゲハ」として登録のある薬剤は少ないが、同じ鱗翅目害虫の「ヨトウムシ」等の登録薬剤でも効果が期待できる。
 ・コテツフロアブル
 ・ランネート45DF
 ・アグロスリン乳剤 など

※適用内容は品目によって異なりますので、ご確認の上、使用してください。

 ハローいなば2019年8月号6ページより掲載



お問い合わせ
営農部 営農企画課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

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