初夏どりブロッコリー


 「初夏どり」の作型は、1月から2月にかけては種し、5月から6月にかけて収穫する栽培体系になります。収穫期は気温が高くなり、収穫が集中するので、計画的な作付けが求められます。また花蕾のできるころに高温にあたると品質が低下するので、品種の選択と栽培体系の見極めが重要になります。

【育苗のポイント】
 厳寒期の育苗になるので、ビニールハウスまたは二重トンネルで管理します。
@ セルトレイに用土を詰めます。
A 深さ7oくらいに1粒ずつは種し、覆土します。
B 水がトレイの底からしみ出るまで反復潅水します(底面給水でも良い)。潅水後に新聞紙で被覆しましょう。
C 1日中、日当たりのよいトンネルまたはハウス内の平面な地床に育苗箱を直接置きます。厳寒期なので温度管理に注意してください。トンネル育苗では厚さ0.05o以上の透明農ビフィルムを使用したり、二重被覆し保温につとめましょう。
D 発芽までに5日程度かかるので1〜2割発芽がみられたら新聞紙をはぐります。発芽したら苗箱を高床に設置し、通気性や通水性を高めて苗の徒長を防ぎましょう。
E 日中20〜25℃、夜温10℃を目標にトンネルまたはハウスの開閉管理(換気)を行いましょう。
F 潅水は晴天の午前中におこない、夕方には用土が乾くようにします。過度の潅水は徒長しやすいので、苗の生育を観察しながら行いましょう。また、生育がそろうように、苗箱の入れ替え(ずらし)を行うようにしましょう。
G 双葉が黄色くなりかけたら液肥などを潅水の代わりに施用します。病害虫は登録農薬の使用基準を守り早めに防除しましょう。
H 定植が近づいたら(定植10日前頃)ハウスを昼夜開放し、外気に馴らしてガッチリした苗に仕上げましょう。

■5aあたり育苗資材
資材名 規格 数量
水稲育苗箱 中苗用 16箱
セルトレイ 128穴 16枚
種子 20ml 1袋
用土 愛菜1号 3袋
※冷床育苗、ハウスまたはトンネルなどの保温施設が必要

■初夏どりブロッコリーの作型
適用品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月
グリンパラソル
ピクセル
1/25
2/5
3/25
×
4/1
×
5/中
□□□
6/上
□□
◎:は種 ×:定植 □:収穫






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