その他(ア行)に戻る


※見たい質問のタイトルをクリックして下さい!!


計算方法 液肥の施用方法と石灰窒素について 液肥と農薬の混用について


質問 2005/12/2  受付NO.00446   【計算方法】
いつもお世話になっております。液肥の計算方法について質問があります。例えば、(N5%−P5%−K5%)の液肥をN成分で5kg/10a、300倍に希釈して潅注したいとき、何リットルの原液を何リットル潅注すればよいのでしょうか?その計算方法について、簡単に分かりやすく教えてください。よろしくお願いします。
高知県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。『N成分が5%の肥料を、N成分で5kg/10a、300倍に希釈して潅注』とのことですが、まず、目的の液肥には、N成分が5%含まれているので、液肥100に対して、N成分が5含まれていることになります。つまり、液肥:N成分=100:5…@となります。そして、今回の場合、N成分で10a当たり5kg必要なので、10a当たり必要となる液肥の量をXkgとすると、液肥:N成分=Xkg:5kg…Aとなります。@式とA式は、同じ肥料なので、100:5=X:5となります。これを計算すると、5X=500 X=100。よって、10aあたり100kg(100L)の液肥を使用すればよいことになります。これを、300倍に希釈するわけですから、100kg×300=30,000L。ゆえに、10aあたり100kg(100L)の液肥を30,000L潅注すればよいことになります。 序盤の肥料成分の計算は、施肥量を決めるための大切な計算方法となります。もし、計算が面倒であれば、[施肥量(kg)]=100×[10aあたりに必要な施肥量(kg)]÷[肥料成分(%)]で計算できます。今回の場合であれば、[施肥量]=100×5kg/10a÷5=500÷5=100kg/10aとなります。今回は、N成分だけの計算ですが、P成分やK成分の計算をする場合も同様です。 回答


ページのtopに戻る


質問 2006/5/8  受付NO.00463   【液肥の施用方法と石灰窒素について】
2点ほど質問があります。
@液肥を施用するときの方法として、葉面散布(農薬等と混用して)と潅水時に混ぜる方法がありますが、早く効かせたいときには葉面散布を行った方がよろしいのでしょうか?両者の違い等分かりやすく教えてください。
A石灰窒素のサウナ処理を行い、元肥えを施用するのですが、土壌消毒のために石灰窒素を施用しているので、その石灰窒素(窒素成分約20%)の窒素分を差し引いて元肥えを施用してもよろしいのでしょうか?よろしくご指導お願いします。
高知県 男性
液肥の施用には葉面散布と潅注の2通りがありますが、植物の養分吸収の主体は根ですので、より多くの養分を効かせようとするには、潅注で液肥を施用した方がよいでしょう。ただ、根から吸収させる場合、肥効が現れはじめるのに多少の時間が必要となります。また、植物体自体が弱っていて、根からの吸収が悪かったり、植物体が小さくで根の張りが充分でない場合には、液肥を葉面散布して、葉から養分を吸収させてやります。
葉面散布、液肥潅注、通常施肥を比較すると、
肥効の現れ方:[早い] 葉面散布<液肥潅注<通常施肥 [遅い]
肥料で補える養分:[少ない] 葉面散布<液肥潅注≒通常施肥となります。
「植物と肥料」を「人間と食べ物」で例えるならば、「葉面散布=栄養ドリンク」、「液肥潅注=おかゆ」、「通常施肥=ごはん」と考えていただけよいかと思います。葉面散布は栄養ドリンクですので、速効性はありますが、本来の食事である”おかゆ”や”ごはん”を食べないと、本当に”元気”というわけではありません。葉面散布をしても、その後に通常の施肥を行う必要があります。液肥はおかゆ、つまり通常の肥料(ごはん)を食べやすくしたものなので、通常のごはんより消化が良く、ごはんよりは多少速効性といえます。ですが、おかゆだけだとすぐお腹がすいてしまうように、液肥だけの施肥では、土壌の肥料持ちが悪いので、元肥とのバランスを考える必要があります。石灰窒素に含まれる窒素成分は、CaCN2(Ca-シアナミド)という物質ですが、このCa-シアナミドが加水分解されて、H2CN2(シアナミド)になります。このシアナミドが殺菌効果や殺草効果があるので石灰窒素が土壌消毒として使われています。そして、お尋ねの件ですが、このシアナミドという物質は、土壌中でさらに尿素を経てアンモニア態窒素に変化します。このアンモニア態窒素でも多少吸収されますが、多くの窒素成分はさらに硝酸態窒素に変化をして吸収されます。以上のように、石灰窒素に含まれる窒素成分は、遅効性ではありますが植物に吸収されますので、ご質問の通り、石灰窒素の窒素分を差し引いて元肥えを施用していただければよいかと思います。
回答


ページのtopに戻る


質問 2006/5/11  受付NO.00465   【液肥と農薬の混用について】
液肥(メリット青)と農薬(コサイドDFやZボルドー等の銅水和剤)を混用散布したいのですが、薬害や効果面等の問題はありますでしょうか?作物は定植して2〜3週間くらいのシシトウです。よろしくお願いします。
高知県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。液肥「メリット」について、混用する際は下記2点に注意して下さい。
@農薬と混合する場合はアルカリ性農薬(石灰硫黄合剤、石灰硫黄合剤)との混用は不可。
A散布倍率は通常倍率(500〜600倍)よりも薄くし農薬と混合する。
質問のようにメリット青と銅水和剤の混用でしたら、混用は可能だと思います。効果も大きな低下は無いと思いますが、混用をすると多少薬害が出やすくなりますので、 通常倍率よりもやや薄めにし、時間帯も高温時を避け、夕方涼しくなってから散布を行うようにして下さい。
回答


ページのtopに戻る




その他(ア行)に戻る