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使用基準など 農薬散布と潅水 安全か?


質問 2001/6/16 受付No.00015   【使用基準など】
ここ2ヶ月ほど野菜は鳥取市の愛菜館を利用しています。安くて新鮮で近場でもあり、大変ありがたく思っています。そこで質問があるのですが…野菜に施す農薬の量にはなにか基準があるのでしょうか?私には5ヶ月の子供がいます。離乳食を始めたばかりなのですが、マスメディアや口コミでの野菜の安全性に関する情報には敏感にならずにはいられません。輸入野菜の農薬の量はすごいと聞きます。日本でも出荷当日にも薬をかける、などと聞いたことがあります。どれを選んだらいいのかわかりません。愛菜館を利用する理由に、「生産者のお名前がかかれている」・「地元でとれたもの」・「作られた方が責任を持って出品されているのではないか」・「ひょっとしたら農薬も少ない?」などが挙げられます。しかし、実際のところどうなのかということはわかりません。また、農薬の有害性、農薬のついたものの調理の仕方、など(今はとりあえず一生懸命洗っています)を書いたHP、本などありましたら教えていただきたいと思います。決して「農薬のかかっているものは絶対に食べない!」といっているわけではありませんので。勝手なことを書きましたが、今後とも利用していきたいと考えていますのでご回答のほど、よろしくお願いいたします。
  主婦 
いつも愛菜館をご利用いただき、ありがとうございます。私事ですが、私も3才と3ヶ月の子どもがあり、お気持ちよくわかります。本組合は、公の試験機関でないことから、海外からの輸入農作物の残留農薬について具体的なお話はできません。ただ、長時間運搬されて傷みやすいことから、国内産に比べて農薬の量など多いということは想像できます。本組合が栽培指導し、出荷している農作物についてお話します。定期的に開催する栽培研修会で使用する栽培暦には、農薬の種類、回数を指定しております。それは、農薬安全使用基準(適用(→その農薬はどの農作物に使って良いか)、農薬の量、回数など)によります。とくに、収穫前の農薬散布については、特に気をつけています。消費者は、きれい(病害虫被害のないもの)で、均一なものを好みます(その風潮は少しゆるんできているようですが)。生産者は消費者が好むものを作り、出荷するため、前記の栽培暦にのっとって、安全なものを生産します。生産者も農薬は極力したくありません(生産者も消費者ですし、何より、農薬の散布はとても大変です)。余分な農薬をしないために(適期防除)、栽培暦にのっとった防除を心がけています。ご利用いただいている愛菜館は、ご存じの通り、地元の農家が出荷しています。市場ルートと違って、多少形がいびつで規格が不揃いでも多めにみていただき、その代わりに、安くて、安全なものを皆さんに食べていただきたい、そういう気持ちで取り組んでおります。名前を明記することで、消費者の皆さんは安心して買え、生産者は責任をもって栽培・出荷しています。当JAでは愛菜館で出荷されている農家を対象に栽培研修会も実施しております。農作物の作り方、農薬の安全な使用方法(生産者にとっても消費者にとっても)、減農薬・有機栽培などの研修会です。 回答


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質問 2006/4/18  受付NO.00461   【農薬散布と潅水】
農薬散布と潅水について質問があります。農薬散布で夏場は夕方に、冬場は朝に行うとよく耳にしますが、その理由を分かりやすく教えてください。日中暑い時間帯を避けるというのは薬害等が出る可能性があるということは分かりますが…。それと潅水の時間帯なのですが、これも夏場は夕方に、冬場は朝に行うと聞きますが、地温の関係でしょうか?この理由も併せて教えてください。よろしくお願いします。
高知県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お住まいの地域と気象条件は違いますが、こちらで指導していることと照らしてお答えします。
1.農薬散布について
夏場は、おっしゃるように、薬害防止の観点から、日中高温下での農薬散布は避け、朝か夕方に散布します。(日中は、植物の代謝も高くなっているため薬害が出やすい)液剤や乳剤などの農薬は、降雨や露などで農薬が流れてしまう前に、葉面を乾かしてやることが肝要です。そのため、乾きにくい冬場などは夕方よりも朝の涼しいうちに散布した方がよいと思います。但し、朝露が多かったりする場合は、散布農薬の付着が悪くなる場合もあるので、そうした場合は、夕方に行った方がよい場合もあります。(逆に土壌処理型の除草剤は朝露などで土壌表面が湿っている状態で散布すると効き目がよい)また、朝・夕方は比較的、風が弱いので、農薬の飛散防止にもなります。(日中は空気が暖められて上昇気流が発生し、農薬が飛散しやすい)
2.潅水について
潅水は基本的には夏場・冬場に関係なく、朝方に行う方がよいと言われています。
<物理学的>
例えば、夏場は、地温の高い日中に行うと、潅水した水の温度が上昇し、根を傷めることになります。また、地温が低下してきた夕方に行うと、夜間、土壌が湿っていることになるので、 病害の発生が助長させる可能性があります。冬場は、夕方に潅水を行うと地温がさらに低くなりますし、夏場と同様に病害発生の問題もあります。日中は夏場のような問題は少ないですが、夕方には土壌が乾いている状態にしておくためにも、朝方(遅くとも午前中)に行う方が望ましいといえます。
<生理学的>
また、野菜自身も植物として、日中に光合成と呼吸(光合成>>呼吸)、夜間に呼吸を行います。光合成では、下の式のように、光合成反応に必要な水の方が、光合成を行うことで発生する水より多いので、生理学的にも日中に土壌水分がある方が望ましいといえるのです。夜間(呼吸)も水分は必要ですが、呼吸を行うこと自体で発生する水の方が多いので、 それほど多くは必要としません。このような理由で、朝方に潅水を行うことで光合成に必要な水分を与え、夕方には表面が乾くようにして、病害の発生を抑えるというのが、基本的な考え方になります。
 光合成:6CO2 + 12H2O → C6H12O6 + 6H2O + 6O2
 呼吸: C6H12O6 + 6H2O + 6O2 → 6CO2 + 12H2O
回答


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質問 2006/5/16  受付NO.00467   【安全か?】
農薬は安全ですか?
小学4年生
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。「農薬は安全ですか?」というお尋ねですが、使い方しだいです。農薬は、ご存知のとおり、農作物がきれいな姿でたくさんできるように、病気や害虫から守るためにします。ただ、使い方を間違うと、病気や害虫を予防したり退治できないばかりか、農作物を食べる人間にとって、よくない場合があります。ただ、どういう具合に”体によくない”かは、その農薬の種類や使い方によって違いますのでお答えできません。JAでは農家の方に、農作物の作り方を指導していますが、その時、栽培基準を使っています。その栽培基準には、農薬の使い方(=「農薬安全使用基準」(その農薬は、どの農作物に使用して良いか、農薬の散布量・回数、収穫前何日までなら散布してもよいか(=農薬が残らないように)など)を必ずのせています。また、JAではトレーサビリティ(農作物に、いつ、何の農薬をどのくらい(量)、何回散布したかを記録)の取り組みを、農家の方にお願いしています。トレーサビリティに取り組むことで、農薬の使い方を、農家の方自身で確認できるだけでなく、その農作物をJAに出荷した時に、JAで農薬の使い方を確認できます(農薬の使い方を間違えた農作物が、皆さんの食卓にのぼらないように)。長くなりましたが、農薬はすべて悪いもの、ということではなく、その使い方しだいだということです。
※農薬の使い方が大事な理由
農作物に農薬をかけてから、自然の中で、農薬はしだいに分解していきます。ただ、農作物の種類、農薬の種類、何回かけたか、量、収穫する前いつ頃かけたか、で、その分解の速度、いわば、安全な状態になるまでの日数などが違います。その違いを、(公的機関が)長年試験をして調査し、安全な状態になる目安(農薬の使い方)を決めたものが、上に書いた農薬安全使用基準です。つまり、皆さんが食べる時に、その農作物が、体にとって安全な状態であるために、農薬の使い方があり、農家の方は気をつけています。
回答


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