《品種》
 男爵が一般向き。メークインは中生で、細長、紅丸は晩生の薄赤種。
《性質と育て方》
 冷涼な気候を好み、15〜20℃の気温でもっともよく育つ。しかし霜には弱く、早植えしすぎて芽が伸びてから晩霜にあうと枯死してしまうので植えどきに注意する。
 イモは地下茎の先端が肥大したもので、植えた種イモの上方に着く。やや深く植えることと、後からの土寄せがたいせつ。
《栽培のコツ》
 冬の間に石灰類を施して耕し、土を風化させておく。
 芽かきは、草丈8〜10cmのときにおこなう。追肥と土寄せは芽が15〜20cmに伸びたころと、その後15日ほどたったころの2回、畝に沿って化成肥料を施し、通路の土を株元に寄せる。
 6月ごろ葉に黒い湿性の病斑が出る疫病がいちばんの大敵。出始めのころダイセン水和剤などを散布をして、蔓延を防ぐ。


(種イモ)
 充実し芽が少し伸びかけているもので北海道産の種イモ専用のものがよい。品種『男爵』『メークイン』など。
縦に切り各片に芽が同じくらいに着くように 60〜80gくらいの大きさなら二つに切り、さらに大きいものは三つから四つに切る


(畑の準備)


(元肥入れ)


(植えつけ)


(芽かき)





たくさん芽が伸びてくるので勢いのよいもの2本を残して他は取り除く。
種イモを引き上げないよう株元を押さえ、斜めの方向にかき取るとよい。


(土寄せ)
芽が15〜20cm伸びたとき株元に4〜5cmの厚さに土を寄せる。
土寄せする前に化成肥料(畝の長さ1m当たり大さじ1)をばらまいて追肥しておく。
約半年後、2回目の土寄せを4〜5cmの厚さにおこなう。
土寄せが足りないとイモの肥大を損ね、地上に露出して緑化し品質が劣化する。


(病害虫防除)
疫病防除のため、殺菌剤を1、2回散布する。
本病はトマトと共通。


種イモの上方に伸びた茎の先端が太ってイモになる。


(収穫)
イモが肥大したら探り掘りし、初物の味を楽しむ。
完全に肥大したころ鍬を入れて掘り起こす。

収穫したら積み上げないようにして日陰で乾かす。