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葉が枯れてしまう原因 生長しない原因 実がならない原因・対処法 傷付けずに育てる方法 切り戻すポイント
花落ちの原因・対処法 虫の防除法 葉が黄色くなる原因 ダニ・うどん粉病 黒褐色の斑点が出来る原因
てんとう虫の防除法 栽培方法 空洞が出来る原因 実が黒くなる原因 接木
皮を軟らかくする方法 葉の色について 皮が白になる原因 実が硬い原因・対処法 ナス科の後は何を植えればよいか?
味が苦くなった原因 米ナスの栽培方法


質問 2004/11/26  受付NO.00275   【葉が枯れてしまう原因】
群馬県の宮城村というところで農家をやっています。トレロというナスの台木なのですが苗をおこして本葉が2枚くらいになったところで、芯の葉が黒くなって、5日くらいであっという間に枯れてしまいます。次々に他の苗にも広がってしまい、使い物にならなくなってしまいました。空気感染する何かの病気なのでしょうか?
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねのナスの病気についてですが、質問の内容からは栽培条件や実際の病気の状況がよくわかりませんので、はっきりしたことをお答えすることができず、推測としてお答えいたします。ナスの台木品種は「アカナス」「トレロ」「トルバムビガー」等あります、トレロやトルバムビガーは青枯病や半身萎ちょう病などに強い品種ですがアカナス台に比べて接木後の融合に時間がかかり、育苗には細心の注意とかなりの技術が必要になります。育苗管理で重要になるのは温度・湿度管理、光管理です。まず温度・湿度管理ですが、昼と夜の温度差を5℃とした場合、昼間の温度が30℃で最も生育が旺盛になります。ただし、早春期など日光不足の時には、光合成量が少なくなり、この状態で夜間の気温が高いままだと呼吸による消耗が多くなります。また、気温が確保できても、地温が低いと根の発育が悪くなり、バランスが崩れ正常な生長ができなくなります。根の伸長のためには28℃前後を常に確保することが大切です。その他、様々な外的要因を加味しながら育苗管理をしていくことが大切です。質問の内容から推測するところ、温度不足による壊死、接ぎ木方法の不良、湿度(90%)不足、強光による壊死など何らかの要因によって生長点が侵され、そこに病原菌が発生して、べと病などの病害が発生して蔓延したのではないかと思います。正確な診断は、実際に現場を見ないとわかりませんので、最寄りの普及所やJAにお尋ねになるのも良いと思います。 回答


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質問 2004/6/23  受付NO.00173   【生長しない原因】
5月初旬に、プランターにナスとピーマンの苗を植えました。同じ頃、別のプランターに植えたミニトマトは順調に生長し、たくさんの実をつけています。が…ナスとピーマンは、花は咲かせたものの背丈もあまり大きくならず、まるで生長していないように見えるのです。おまけにナスは、ぐったりしているようにも見えます。去年も同じ条件で植え、たくさん収穫することができたのですが、今年はこの様子だと厳しいような気がしています。実は、土をしっかり再生させてあげずに、ただ肥料を混ぜただけで苗を植え付けてしまったのでそれが原因ではないか…とも思っています。プランターは比較的日当たりの良い場所に、下にブロックを置いて設置しました。液肥は植え付け後1ヶ月頃に一度あげただけです。水やりは控えめです。どうしたらしっかり実を付けてくれるでしょうか。もし土が悪いのだとしたら、今からでもできる処置はありますか?教えてください。
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの内容から、土が酸性に偏ったことによる生育不良だと思われます。土に肥料を混ぜただけということですが、石灰は施肥されたでしょうか。もし石灰を施肥されていないようでしたら、土の表面に少し振って中耕をして下さい(表面を引っかいて石灰をなるべく土の中に入れて下さい)。また、プランター栽培で使った土は微量要素が欠乏しがちになります。葉面散布剤(地域によって商品名が異なりますので、最寄りのJAやホームセンターにお尋ね下さい)等を1週間おきに2〜3回散布してください。ナス・ピーマンは果菜類ですので、特に日当たりの良い場所に置いて下さい。また、連作に弱い植物ですので、来年は土を代えるようにして下さい。 回答


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質問 2004/6/18  受付NO.00166   【実がならない原因・対処法】
5月の上旬にナスの苗を購入していただいたお客様から、いまだに1つも実がならないとのクレームがありました。花は咲くけれど実がつく前に、全部落ちてしまうそうです。自分で受粉させたり、上を摘んでみたりと、数本あるので色々試されているそうですが、いっこうにできないそうです。ぜひ、原因と対処法を教えてください。
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの内容からはどのような環境(ハウス、露地、プランターなど)で栽培されているのかわかりませんので、はっきりとお答えできませんが、次のようなことが考えられます。ナスは自家受粉する長花柱花(雌しべが雄しべよりも長い)の植物ですが、生育不良(肥料不足、日照不足、根の老化(プランターで起こりやすい)・痛みなど様々な原因があります)によって花柱が短くなることがあります。そして、花柱が短くなると受粉ができず、結実しなくなります。これを回避するためには、まず株の状態を良くする必要があります(ただし、肥料の与えすぎも禁物です)。ナスの育て方を本組合HP「質問コーナー」「野菜」「00129」で簡単に解説していますので、よろしければ参考にしてみて下さい。また、ホルモン処理をすることで強制的に結実させる方法もあります。使う薬剤の種類、用法については最寄りのJAやホームセンターにお尋ね下さい。 回答


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質問 2004/3/19  受付NO.00129   【傷付けずに育てる方法】
ナスを育てたいのですが、ナスに傷をつけない新鮮なものを作るにはどうしたらいいですか?教えてください!
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの件につきまして、お答えします。生育中後期になると、旺盛な発育をして葉や枝が混み合ってきます。すると、風による傷果や着色不良果が発生したり、また、病害虫の温床になります。混み合った葉や枝、古葉は除去し、採光、通風を良くします。主枝は支柱で固定しテープで枝を誘引すると傷果は少なくなると思います。簡単な栽培方法ですが、参考にしてみて下さい。
※ナスの栽培方法はこちら
回答


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質問 2003/7/29  受付NO.00102   【切り戻すポイント】
寒冷地でナスをタネから育てています。室内で育てた苗をプランターにて育てていますが、気候のせいでしょうか、成長が遅いようで現在7月半ばからやっと一番花が咲き始めました。切り戻すのは7月末が良いといいますが、今の段階では1つも収穫出来ぬまま、蕾のついた枝を切り戻す事になります。やはり数個は実をならせてから切り戻すべきでしょうか?それとも切り戻す必要が無いまま秋を迎えてしまっても良いのでしょうか?
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。これまで穫り続けた疲れた体では良いものが取れないので、思い切った若返りをします。それが更新剪定で、おっしゃるとおり、7月中下旬の頃が時期です。ただ、まだ一番が着果して間もないとのこと、このまま様子を見られてはどうでしょうか。参考までに、本組合HP家庭菜園のバックナンバーに、ナスの更新剪定を掲載していますので、そちらをご覧下さい。 回答


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質問 2001/5/31 受付No.00013   【花落ちの原因・対処法】
ベランダでプランターに茄子の苗を植えました。しっかり成長してきて花も次々と咲くのですが、ポロリと落ちてしまいます。何が原因なのでしょうか。どう対処したらいいか教えてください。   
 東京都 主婦 
質問ありがとうございます。ナスの花落ちについて、次の理由が考えられます。
@肥料が効きすぎて(樹勢が旺盛)落花する。
A病害。東京の気温はわかりませんが、20〜23℃の気温は、灰色かび病が出やすい。
 @の場合、樹勢を抑える必要があります。着果促進処理(ホルモン処理)をして、強制的に着果させます。
≪処理方法≫
 トマトトーン100倍液(今の気温なら100倍液で結構です)を開花当日に、霧吹きなどを使ってつぼみに吹き付けます。
 Aの場合、名前のとおり灰色のかびが見えます。お近くのJA、ホームセンターなどで薬剤をお求め下さいね。
回答


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質問 2004/6/28  受付NO.00182   【虫の防除法】
ナスの葉の裏に、粉のようなものがついており、払うとぴょ〜んと飛んでいくのですが、その虫のいたところや、多分、通ったであろう茎には白い粉っぽいものがついています。見つけた葉っぱは切り落とし、虫も殺しましたが予防法などありますか?教えてください。
女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの内容から、はっきりとは言うことはできませんが、ナスの害虫でオンシツコナジラミ、シルバーリーフコナジラミがあります。これらの虫の特徴は次の通りです。
成虫は両種とも体長約1.5oで翅は白粉に覆われ、シルバーリーフコナジラミは翅が葉面に対して45度以上の角度になり、オンシツコナジラミは葉面とほぼ平行になります。20〜24℃で多発し、ナス科以外にも各種ウリ類、インゲン、花卉類など広範囲の作物に寄生します。害としては幼虫が葉を吸汁するほか、ウイルス病の媒介や高密度時のすす病などがあります。防除としては数が少ないようでしたら捕殺するのも一つの方法ですが、農薬を使って防除します。効果のある農薬は幾つかありますが、詳しくは最寄りのJAやホームセンターにお尋ね下さい。
回答
質問 2007/9/5  受付NO.00648   【害虫と連作について】
質問1:ナスの根にネコブセンチュウが寄生していました。秋野菜用に畑を準備しているところですが、処置はどうすればよろしいでしょうか?インターネットなどで調べたところ、下記3つの方法が記載されていましたが今行う適切な方法を教えて下さい。
@30cm位耕起しマルチをはって太陽熱を使って温度を上げる。
A土壌消毒剤を使う。液剤は、被覆を行う。ボルテージ粒剤6など。 
Bセンチュウ抵抗性植物を植える。マリーゴールドなど。
また、寄生した土の持込など外部からの流入以外に、発生する原因はありますか。
質問2:連作はよくないと一般に言われますが、よく理解できません。連作を行うと土の中はどんな状態になるのか教えて頂けますでしょうか?
三重県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。ネコブセンチュウに対する処置は以下のようなものがあります。
●太陽熱消毒法
▽夏期の高温期に、土壌表面をビニールなどで被覆し、このビニールの下へ土を湿らす程度に水を入れビニールハウスを密閉する。そのままの状態で1か月程度放置することで,土壌中のネコブセンチュウを死滅させることができる。ただし、天候不順時の処理では地温が十分上昇しない場合もあるので処理時期や処理期間に注意する。
●土壌還元消毒法
▽10a当たり1〜2t程度のふすまを土壌に混和し、その後湛水状態で約20日間保持する。処理期間の地温は30℃以上を保つ必要があるが、太陽熱消毒に比べ低い温度でも効果が高く天候の影響を受けにくい。関東以西であれば、6〜9月の間で処理が可能である。
●蒸気消毒法,熱水土壌消毒法
▽ネコブセンチュウの死滅温度は約40〜45℃であり、蒸気消毒法や熱水土壌消毒法は防除対策として有効である。ただし、深層部まで十分に温度が上昇しないと防除効果が不十分な場合があり注意が必要である。
●抵抗性台木の利用
▽ナスの近縁野生種であるトルバム・ビガーではネコブセンチュウ類は増殖できず抵抗性台木として有効である。
●対抗植物の導入
▽対抗植物であるギニアグラスやクロタラリアなどはネコブセンチュウ類の発育・増殖を抑制する。これらの対抗植物を3か月間以上栽培することでネコブセンチュウ類の密度を下げることができる。
●各薬剤の特徴
▽D-D剤(DC油剤、D-D92、テロン92、D-D)はくん蒸剤であり、最も高い殺線虫活性を有する。ソイリーン、ダブルストッパーはD-D剤とクロルピクリン剤との混合剤であり、土壌病害との同時防除時に使用する。
▽バスアミド微粒剤、ガスタード微粒剤はともにダゾメットを有効成分とするくん蒸剤である。D-D剤に比べ殺線虫活性はやや劣るが、土壌病害に対する活性もあり同時防除が可能である。
▽ネマトリン粒剤はネコブセンチュウ類と直接接触することで殺線虫力または運動阻害作用を示す。くん蒸剤のようにガス抜きの必要はない。また、ハダニ類やミナミキイロアザミウマに対しても殺虫活性を有する。
●くん蒸剤の使用上の注意
▽土壌が過湿の時は薬害が出やすく、過乾の時には防除効果が落ちるので適湿状態で処理をする。また、低温時にはガスの抜けが悪いのでガス抜き期間を長くする必要がある。
近年は、接木苗を定植するのが一般的ですので、現場サイドではネコブセンチュウの被害はあまり見られません。発生が見られる場合、土壌消毒をして対応するのが一般的ですが、どうしてもビニール等で被覆をする必要があるので、露地の場合はビニールが風で飛ばないようにするなどの対策が必要で、若干手間がかかります。また、薬剤を使用する場合は、それほど気温や地温による効果の差はありませんが、太陽熱消毒・土壌還元消毒などは夏場でないと十分な温度上昇が見込めず、効果が安定しないので、これからの時期に行うには十分ではありません。また、土壌散布型のセンチュウ剤もありますが、土壌消毒と比較すると、どうしても効果が不十分です(質問の文中にあった「ボルテージ粒剤6」は「なす」には登録がありませんので注意して下さい)。また、センチュウ被害発生のメカニズムですが、センチュウ自体は植物に加害する加害しないに限らず、土壌中に数多くの種類のセンチュウが存在しています。実はその中には、植物に被害を与えるネコブセンチュウやネグサレセンチュウも少なからずいますが、他のセンチュウとの拮抗作用などから、被害として実感するほどの被害は出ません。ただし、これが同一作物の連作などにより、特定の病害性センチュウが増殖したために、実際にセンチュウの被害として分かるほどの被害がでることになります。ちなみに、土壌中にいるセンチュウは、あまり他の土地などから移ってくることはありませんが、水路などの水を通水させたりすると、少なからず移動してくることもあると思われます。

続き・・・
先程のセンチュウの発生メカニズムの話とも一部重複しますが、主に次のような点が考えられています。
●土壌中の微量元素のアンバランス
特定の肥料成分を多く施したり、植物の養分吸収特性に合わない施肥をしていると、微量要素の過剰症や欠乏症(いわゆる生理病)が発生する。
●塩害
無機塩の形態である肥料は、特定の肥料成分のみが作物に吸収される(例えば、硫安や塩安では、アンモニウムイオンの部分だけが作物に利用される)ため、残渣(前述した肥料の場合、硫酸イオンや塩化物イオン)は土壌中に残る(土壌中の金属イオンと結合。塩類と総称される)。塩類は水に溶けやすいものが多く、降雨によって地下水や水路に流出するが、降雨の少ない乾燥地域や、施設栽培など雨に当たらない条件では、塩類が蓄積し、電気伝導度(EC)が上昇することで、塩害を招くこともある。 生理病や塩害は作物の病虫害抵抗性を低下させるため、後述する土壌病害や虫害の遠因となることがある。
●土壌病害
特定の細菌やウイルスなどの病原体が土壌中に増加することにより、作物が侵される。アブラナ科野菜の根こぶ病や萎黄病等が代表的。連作障害の中では、発生すると最も対応が困難であり、しばしば産地が減衰する原因となる。土壌病害は潅漑水や農業機械により伝播されることもある。
●虫害
特定の土壌害虫がその場所を生息地として定着し、作物が侵される。根菜類の線虫(センチュウ)害が代表的。害虫は病原体の媒介者となることがあり、結果として病害の増加につながることもある。
●いや地物質の蓄積
ある作物は、他の植物の成長を抑制する物質を根から放出するにより、他の植物の成長を抑制することが知られている(アレロパシーの一種)。通常は作物自身が影響を受けることは少ないが、この物質の濃度が高まることにより、作物自身の生育に悪影響を与えてしまう場合がある。 
結局は、いろいろな面で土のバランスが偏ってしまうことによって、野菜そのものの生育にマイナスに働いてしまうことによって起こるのが連作障害というわけです。ですので、逆に言うなれば、その偏りを何らかの形で補ってやったり、補正することで、「連作すること」と「連作障害になること」とはイコールではありません。
回答


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質問 2004/6/25  受付NO.00177   【葉が黄色くなる原因】
今ナスを育てているのですが、突然葉が黄色くなってしましました。初めてなった病気なので対処の方法がわかりません。ナスの葉が黄色くなるような、虫害や病気があったら教えてください!
女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。ナスの葉が黄色くなる症状について次のようなことが考えられます。
○半枯病:下葉から発生し、初め葉柄近くの葉脈の一部が黄変して、後に主脈を境として葉の半分が枯れます。発病株は病勢が進むにつれて下葉から落葉し、株は枯死します。発病株の茎を切断すると、導管部が褐変しています。比較的高温条件で発生しやすく、土壌が乾燥すると発生しやすくなります。
○半身萎ちょう病:全身に症状が現れます。初め葉の主脈を中心に片側だけが黄化してしおれます。病勢が進むと次第に上位葉におよび、株に片側の葉が片側の葉が上まで黄化萎ちょうし、落葉します。発病株の茎を切断すると、導管が褐変しています。22℃〜25℃前後で湿潤な条件で発生が多くなります。
○ハダニ類:葉が食害されると針で突いたような白い斑点ができます。初め数が少ないときは良くわかりませんが、被害が進んでくるとかすり状になりやがて枯死します。
○生理障害:肥料が不足してくると、全体的に葉色が淡い色になり生育も悪くなります。カリウム・マグネシウムが欠乏すると葉脈間が黄変し、鉄が欠乏しても葉脈間が黄色くなります。
病害虫の場合は農薬を使って防除することになります。農薬の種類、使用方法は最寄りのJAやホームセンターにお尋ね下さい。また、生理障害の場合は追肥を施し、株の栄養状態を良くするようにして下さい。
回答


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質問 2003/9/6  受付NO.00108   【ダニ、うどん粉病】
ナスにダニが付き、またウドンコ病も発生しました。
1、武田ケルセン(殺ダニ剤)はナスの場合薬害が出るとありますが、自家用のナスですから、見栄えは悪くてもかまいません。具体的にどんな薬害なのでしょうか、健康に支障をきたす性質のものでしょうか。
2、使用説明書によると展着剤ダインなどを混ぜよとありますが、ある参考書には乳剤は既に展着性のものが入っているので、他の展着剤を加用すべきでないとあります。どちらの指導が適正と判断されますか。
3、ウドンコ病治療のため「ラリー」をケルセンに混用しても良いでしょうか。
男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの「ケルセン乳剤」について、お答えします。ただし、残念ながら「ナス」への適用はありませんので、適用のある殺ダニ剤(オサダン水和剤、モレスタン水和剤等)をお使い下さい。参考までに「ケルセン乳剤」のナス薬害は、「茎葉に濃茶斑紋」がでることです。また、乳剤は、おっしゃるとおり、展着剤の効果を含んでいるので、展着剤の混用は結構です。「うどんこ病」について、予防であれば、前記殺ダニ剤「モレスタン水和剤」に「うどんこ病」の予防効果があります。ただ、治療であれば、「サプロール乳剤」や「バイレトン水和剤」などをご使用下さい。「ラリー水和剤」は、「ナス」への適用はありますが、混用情報はわかりません。 回答


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質問 2003/8/1  受付NO.00103   【黒褐色の斑点が出来る原因】
家庭菜園(25坪位)ナス収穫し実を切ると黒褐色の斑点があり、見た目にも美味しいそうに無いのでその部分をカットして食べています。病気のようでもあり、肥料不足か原因が分かりません。昨年までは殆どこのような状態は無かったのですが、今年は雨が多いためでしょうか。教えてください。一昨年くらいから、化学肥料は止めています。元肥に、油粕、発酵牛糞、発酵鶏糞、石灰、貝殻、ぼかし肥料を入れて耕して植えつけました。昨年と植え付け位置が隣になっている事がいや地したのでしょうか。
男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。現物を見ていないので、はっきりしたことをお答えできませんが、恐らく虫害(フキノメイガ)だと思います。茎や果実内部を食害します。丁度、切り戻しの時期ですので思い切って剪定し、剪定した茎葉は圃場外に持ち出して下さい。栽培方法は良いですよ。参考までに、本組合HP掲載のナス切り戻し方法をご紹介します。
http://www.jainaba.com/einou/katei/backno/0108/katei.htm
回答


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質問 2003/7/2  受付NO.00093   【てんとう虫の防除法】
ナスに天道虫が沢山付き、葉がレース状になってしまいました。いい対策をお教えください。
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。質問の内容から、「テントウムシダマシ」による食害と思います。年に2〜3回発生しますので、早めに防除した方が良いでしょう。農薬にはディプテレックス乳剤やスミチオン乳剤など、他にもありますので、最寄のJAかホームセンターで、ナスの「テントウムシダマシ」に適用のある農薬をお求め下さい。
例:スミチオン乳剤
  1000〜2000倍液を葉の表、裏に散布して下さい。
  日中は暑いので(薬害回避)、朝か夕方散布して下さい。
回答


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質問 2005/6/6  受付NO.00363   【栽培方法】
今ごろになってやっと蒔いたナスの芽が出てきました。このまま育てて植えるときは暑い時期を迎えそうなのですが大丈夫でしょうか?夏が過ぎ秋に植え付けても秋茄子のように実をつけることが出来るものなのでしょうか?
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。ナスは、花芽の形成が日長や温度にあまり影響を受けずに、一定期間の栄養成長をした後に花芽分化して生殖成長に入る植物です。また、わりと栽培期間が長く、高温を好む野菜ですから、通常栽培のような収量は穫れなくても、楽しめると思います。高温が好きといっても、植え付け時は気を付けましょう。暑い日中の植え付けは避け、植え付け後は乾燥に注意して下さい。株元の地表部は、ワラや枯れ草で覆ってやるとよいでしょう。栽培方法を下記のとおりご紹介します。参考にしてみて下さい。

http://www.jainaba.com/einou/situmon/sodatekata/nasu/nasu.htm
回答


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質問 2005/6/28  受付NO.00382   【空洞が出来る原因】
ナスが収穫できるようになったのですが、ナスの果実を切断すると2から10箇所ほど小さな空洞ができています。空洞は細長く地割れ模様で種の周辺のようにも見受けられます。図書などで原因を探しているのですがわかりません。トマトでは窒素肥料過多のとき、外皮と内部ゲル状果肉間に空洞ができると聞いた事があります。ナスでは何によるのですか、教えてください。
男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お住まいの地域の気象条件がわからないので、ズレた回答になるかもしれませんがご了承下さい。こちら(鳥取県東部)では、高温、少雨傾向で推移(異常気象といえるほどの高温、干ばつ傾向です。梅雨入りしたというのに、今だまとまった雨がふりません。水が足りなくて、田植えができない水田もあります。)してきたことから、木が弱り、そこへホルモン処理(トマトトーン)をしたものに、同じような症状の果実が多く出ているいそうです。ホルモン処理に関係なく、水不足による樹勢の衰えで、果実内がスポンジ状になったり、変形果が多く出たりしています。ただ、ナスは、これから長く収穫できますので、徐々に回復してくるものと思います。 回答


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質問 2005/7/11  受付NO.00391   【実が黒くなる原因】
タイで日本の品種のナスを栽培しています。定植して一番果が取れ始めたところですが、見かけは濃い紫のきれいな実なのですが、どれもこれも中身を割ってみると丸いお尻のほうが真っ黒になっています。外観からはわかりにくく、すこしでこぼこしてるかなというくらいです。樹も葉もきれいで病気という感じはしませんが、虫の姿は肉眼では見えません。少し早めに定植したのも関係ありますか?
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。せっかくメールをいただきましたが、お住まいの地域の気候・土質がわからないため、お答えしかねます。ご了承下さい。もともと1〜2番果は正常果が穫れにくいため、早めに収穫して、次ぎの着果や果実の太りを促します。様子から、石灰欠乏のようにも見受けられますが、地元の農業に詳しい方に尋ねられた方が良いと思います。下記は、家庭菜園用の栽培方法です。宜しければご覧下さい。
http://www.jainaba.com/einou/situmon/sodatekata/nasu/nasu.htm
回答


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質問 2005/8/8  受付NO.00402   【接木】
プランターで接木のなすびの栽培に初挑戦した初心者です。接木の苗はさすがに強く、ぐんぐん成長し実もたくさんなって楽しませてくれていました。ところが、なすびと共に台木と思われるものも成長してきて緑色の硬い実がたくさんなってきました。そして、気のせいか台木の実が増えるにつれなすびの実のつき方が悪くなり実も小さく硬くなってきたように思いますし、葉も黄色くなりだいぶ落ちてきました。台木の実、そして台木そのものもこのまま成長するにまかせても良いのでしょうか?今後の管理の仕方をお教え下さい。よろしくお願いします。
福岡県 女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。ナスの接木には、次のような目的があります。
○土壌病害、連作障害の回避
○低温時の根の伸長性向上
○吸肥力(根が肥料を吸収する力)向上
○草勢が旺盛になり、乾燥に強く、収量が多くなる。
以上のことから、初期生育は良好であったのだと思います。ただし、接ぎ木のナスは、他のトマト、スイカ、メロンなどの接ぎ木苗とは違って、台木の生育が非常に旺盛で、おっしゃるとおり急速な勢いで生長し、時には実をつけることがあります。この台木を放っておくと、根から吸収した養分や水分を台木が利用してしまい、肝心のナスに届かないことになります。そのため、着果が悪くなったり、葉が黄色く落葉しているのだと思います。まず、現在台木から伸びている枝は早めに切り落として下さい。切り落とす際は、出来るだけ元の主枝の位置(地面から出てきている場合は地際の位置)で切ります。また、ナスの生育を回復させるために、台木を切り落とした後、液肥や速効性肥料を施用された方がよいでしょう。台木を切り落とした後も新しい台木の枝が伸びてくると思いますが、小さいうちに切り落として下さい。
回答


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質問 2007/5/10  受付NO.00562   【皮を軟らかくする方法】
毎年、茄子の栽培をしていますが、皮が硬くて評判が良くありません。軟らかくするにはどうせれば良いかご教授ください。
男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの件につきまして、下記のとおりお答えします。参考にしてみて下さい。 質問内容だけでは品種・作型・栽培地など分かりませんので大まかな一般論としてお答えします。まず、皮の固さはそもそもが品種の違いによって左右されることが多いので、「皮が薄い」品種を選ぶことが大切です。千両系の品種に比べると、どうしても長なす系の品種は硬くなりがちな傾向があります。また、なすの場合は各地方で古くから作られている地方品種がありますが、この場合も、最近の品種改良されたものと比べると、皮が固いというものもあるかと思います。また、生育期間中の管理でも多少は影響を受けるようです。
@交配不良による不良果
最も影響が大きいのは交配の具合で、特に低温期の交配の場合、「石なす」と呼ばれる硬いなすになったり、ある程度大きくなっても、表面がややデコボコして皮の固いなすになる傾向があります。
A日射・灌水の不足
なすの皮の柔らかさは、適切な日光と水分があって適切な柔らかさになるので、樹が混んで日射量が少なくなったり水分不足になると、皮の色が黒ではなく赤紫のような色になったり、ツヤが無くなったいわゆる「ボケなす」になります。このようななすになった場合は、本来の皮の柔らかさにならないこともあるようです。
B高温などによる焼け症状
日光が必要とはいえ、30℃を超えるような盛夏期に日光が直接当たり続けてしまったり盛夏期に台風などが接近し熱い強風が吹き続けるようなことがあると、逆に表面に小さなボツボツが出来て皮がやけどをしたような状態になります。この場合も、皮が固くなります。
C強風などの物理適刺激による症状
なすの果実が風に揺れて葉や茎・支柱などに触れたりするとその部分が硬くなることがあります。ただ、この場合は果皮にキズがついたり茶色いかさぶたのようなものができるので物理刺激による場合はよく分かると思います。
D収穫遅れ
実は、見捨てられないぐらい影響がでるのが収穫遅れです。なすの果実は種を含みますので、収穫遅れになると「そろそろ種を残そう」と働き、種を守るために果皮を硬くしていきます。ですので、それぞれの品種における適切な大きさになったら取り残しのないようにきちんと収穫することが大切です。
回答


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質問 2007/6/14  受付NO.00591   【葉の色について】
いつもHP参考にさせていただいています。今年初めてナスを育てているのですが、葉の色についてお教えください。私が植えているナスは長なすで、5月下旬に苗を家庭菜園に植えつけました。ナスの葉は植え付けたころは緑色だったのですが、その後、黒ずんでいきました。そして今週末の大雨で実を少し大きくした後、黒ずんでいた葉がまた緑色に戻りました。なすの葉は緑色が正常なのでしょうか、それとも黒ずんでいる方がよいのでしょうか。現在は緑色ですが、なんとなく元気がないような色になっています。肥料が足りないのでしょうか。何卒ご教示くださいますようよろしくお願いいたします。
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。そもそも、なすの葉の色は、基本は緑ですが、先端に近い若い葉ほど黒紫色になります。葉が展開してから日数が経過するほど紫色が抜けて緑色になっていきます。さて、ここで一般的な葉色の変化についてお話しします。まず苗の段階では葉が緑色になっており、これが普通です。そして、この苗を定植をすると、1週間ほど経過した頃から、先端に近い葉から紫色が濃くなっていきます。これは、苗を植えてから新しい根が畑の土に伸び始めた(活着と言う)サインでもあります。ですので、苗の定植がうまくいったかどうかは、この紫色が濃くなったかどうかで判断することができます。また、以後は全体的に紫色がさらに濃くなることがあります。これは、寒さ(特に夜温の低さ)にナスが防御反応をした結果ですので、特に問題はありません。そして、ちょうど今の時期(6月中旬)ぐらいになると、一時的に濃かった紫色も落ち着いて、先端に近い葉が紫色で、下の古い葉ほど紫色が薄くなり、ただの緑色になっていきます。ですので、先端に近い葉が紫がかっているようなら、それほど問題ないと思いますが、先端に近い葉も紫色が薄いようなら追肥をした方がよいと思います。 回答


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質問 2007/7/6  受付NO.00612   【皮が白になる原因】
今回の質問なんですが、ナスも栽培してて…こちらは プランターで、日当たりもいいとこに置いてます。しかし、ここ二週間近く 小雨続きで、なかなか晴れ間が無く、実になりませんでした。諦めかけた時、実がやっと見えてきて 喜んだのもつかの間、皮が二本とも紫ではなく 白なんです。日光不足なんでしょうか?それとも 肥料不足とかでしょうか?(花壇に植えてるキュウリの横に、ナスを一本植えてて、同じ土・肥料を使ってますが、ちゃんと紫のナスが育ってます。しかし、あまり大きくなりません。)些細な事でもいいので、アドバイスをお願いします。
長崎県 女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。なすの果実は、その後も白いままだったでしょうか?基本的に、ナスは樹が持っている特性として皮の色が、黒・緑・白など決まっています。ですので、この2本以外にも白色の果実がなるようなら、元々が白色の品種だったということになりますし、もし、通常の黒、紫色の果実がなるようになったのなら、何らかの原因(突然変異か交配の関係)で白色になったのだと考えられます。確かに、ご指摘の通り日照不足によって紫色の濃さが変化しますし、葉などが覆い被さったりすることで、紫色が薄くなることはありますが、パッと見て「白」と思えるほどの色にはなりません。ですので、その点を確認していただければと思います。 回答


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質問 2007/8/30  受付NO.00641   【実が硬い原因・対処法】
茄子の更新剪定後の実が、先の方が緑化し少し硬いのですが、これは肥切れや潅水不足によるものでしょうか?その原因と対処方法をお教えください。
大阪府
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの件について、下記のとおりお答えします。
ナスの実が硬くなるのは、一般的に結実不良・受粉不良・樹勢低下などによる場合に多く発生します。通常、このような症状は生育初期の気温が低い時期に発生しやすい症状ですが、夏場でも更新剪定後に樹勢が低下し、受粉・結実不良を起こしたり、樹勢低下そのものによる実の充実の悪さなどによって発生することがあります。さらに今年の場合は、7月中盤に日照不足があったほか、8月に入ると猛暑による高温障害などもあったことから、そのような状態が複合的に絡み合ってそのような症状が発生したのではないかと考えられます。対策としては、日照不足や高温というのは、人間はどうしようもありませんので、更新剪定後の樹勢回復が一番大切です。そのためにも、樹勢が弱い状態で更新剪定を行うのではなく、ある程度樹勢が強くなった状態で剪定を行うことが大切ですし、更新剪定自体も一度に強い剪定を行うのではなく、数回に分けて剪定を行うことが大切になってきます。そして、剪定後は速効性肥料もしくは葉面散布剤などを併用して、十分な樹勢回復に努める必要があると思います。
回答


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質問 2007/8/30  受付NO.00643   【ナス科の後は何を植えればよいか?】
現在庭の一部分を畑にして家庭菜園を楽しんでおります。畑は小さめですが3箇所つくり、それぞれにピーマンとトマト、きゅうり、ナスととうもろこし、といった感じで育てていますがナス科の野菜は連作できないという事で次はどうしようか考え中です。同一野菜の連作が駄目ならナス科の後にウリ科は大丈夫でしょうか?また、ウリ科の後にマメ科とか。もし無理ならナス科の後に何科を植えれば失敗なくできますか?それと、とうもろこしは連作やナス科の後の畑でも大丈夫でしょうか?
静岡県 女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。まず、『ナス科の連作はできない』というのは、あくまでも『連作は良くない』ということで、『できない』という訳ではありません。例えば、ナスでも3〜4年は同じ場所で栽培しておられる方もいますし、トマト・ピーマンでも同様です。ただし、同じナス科だと同一の病原菌が土壌病害を引き起こすので、連作をするとその土壌病害の発生のリスクが高くなる訳です。(ですので、逆を言えば、連作をしていない場所だとしても、土壌病害のリスクが低くなるだけで、リスクがゼロになるわけではありません。そして、同様のことが他の科でも言えます。)ちなみに、ナス科の後は、ナス科以外の品目なら結構かと思いますが、ウリ科の場合、一部の土壌病害について、ナス科と同じ菌による病害がありますので、その点を気にされるのなら、ウリ科も避けた方が良いかもしれません。 回答


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質問 2007/8/30  受付NO.00644   【味が苦くなった原因】
東京都の野菜栽培の素人(女性)です。園芸店で購入し、ビルの屋上の南側で栽培しています。野菜の作り方の本を見ながら育て、順調に苗も大きくなり、これまでたくさんの実をつけ、美味しい実を収穫してきました。みずやりも欠かしていません。ところが、最近なすの味がすごく苦くなって食べれなくなってしまいました。この原因は何でしょうか。花はまだたくさんついています。宜しくお願い致します。
東京都 女性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。本JAでも、なす栽培が盛んに行われていますが、今までナスが苦くなった(しかも食べられないほど)という事例がありません。資料等でも調べてみましたが、そのような事例は見つかりませんでした。可能性としては、日照不足・樹勢低下・高温障害などによる結実不良・樹勢不良によるものが考えられますが、断定はできません。 回答


質問 2008/2/26  受付NO.00686   【米ナスの栽培方法と養液過多の原因について】
高知で米ナスのハウス栽培をしていますが、冬場につやなし果や変形果が多くなります。(8月末定植で6月までの栽培です。)秋には色、つやのよいなすが収穫できますが、毎年冬にこのようななすができます。何か原因でしょうか?また、養液多過による弊害としてはどのようなことが考えられるでしょうか?
高知県 男性
質問をお寄せいただきありがとうございます。お尋ねの件につきまして下記の通りお答えします。鳥取のナス露地栽培では、春:定植、夏〜秋:収穫、冬は枯れ上がるので土壌改良を行っている状態です。気温の高い時、ナスは栽培しやすく、樹勢(枝葉の勢い)が強くて良く着果します。冬期のナス栽培は夏とは違い栽培しにくいです。原因の1つ目としては温度です。ナスは高温期のように旺盛な樹勢が保てず展葉も少なくなるため養分をつくることが難しくなってきます。特に米ナスは一個あたりの果実が大きく、養分の必要量が確保できなければ細胞分裂が遅くなり、つやのある果面になりにくくなるのです。それと合わせ、ナスは自分の体を維持するのが精一杯な時は着果を自分で制限します。水分不足もその原因に含まれます。土壌水分が十分あるようでも吸収力が落ちてくるため、結果的に水分不足の現象が出てきます。表皮細胞の横伸長が抑えられ、皮が厚くなって表面がデコボコになります。また、肥大が順調に行われないため種子が大きくなってしまうこともデコボコの原因になります。もう一つ考えられることは、絶対的日照量の不足が考えられます。夏の照りつける太陽の光と真冬の日照とでは日射量が全然違います。葉が茂りすぎていて、果実に日光があたりにくくなったり、ハウスのフィルムの汚れで紫外線が不足しているかもしれません。対策としては、確実に実をつけるためホルモン処理をして下さい。トマトトーン50倍液で、散布当日開花したものをねらって霧吹きで花が濡れる程度に散布します。新葉や成長点にかかると萎縮してしまうので注意してください。また、変形果・果軸の細いものを摘果をしましょう。着果したものをすべて残すと樹勢が弱ります。後は、誘引と枝の更新剪定です。夏のように枝葉を茂らさないよう、また、ハウスの中の空間をできるだけ使い誘引を行いましょう。養液過多による弊害は、土壌の塩類集積と根傷みといったことが考えられます。土壌中に肥料に含まれるカルシウム・ナトリウム・カリウム等の塩類やリン酸が必要以上にたまると植物が養分を吸収するとき、浸透圧が高まって養分吸収がし難くなってしまい、養分や水分の吸収も阻害されてしまうことがあります。考えられることは以上の点ですが、高知県鳥取県では冬場の日射量や気温が全然違います。お近くのJAで詳しいことはご確認ください。
回答


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