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西洋系の人参と東洋系の人参の違い 栽培のポイント かじられた様になってしまった原因 人参・ネギ・葉ネギについて


質問 2005/4/19  受付NO.00328   【西洋系の人参と東洋系の人参の違い】
人参を作るようになって4年になります。種子は、良い色の人参ということで、袋の人参の色の良いものを買っています。色づきには連作が良いということで同じ場所に作っています。品種はいろいろですが、昨年はカネコ交配のひとみ五寸人参を栽培しました。結果は、いわゆる金時人参の色とはほど遠いものでした。NHKの「ためしてガッテン!」の番組でカロチンは葉で作られると報じていたので、葉がしっかり栄えるようにすれば良いのかな・・・と思っているところです。良きアドバイスをお願いします。
佐賀県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。人参には現在主流として出まわっている向陽二号のような西洋系のものと金時などの東洋系のものがあります。西洋系は短根でオレンジ色ですが東洋系は長根で紅くなります。東洋系のものは根が長く大型機械での作業が難しく、現在あまり作られておりません。昨年栽培された五寸人参は西洋系の人参であり、金時人参のように紅くはなりません。また、カロチンの量について言いますと、一般的には東洋系のものよりは西洋系のほうが多く含み、西洋系の中でも品種による違いが大きいようです。栽培方法よりまずは品種選びからですね。少し難しいですが金時人参もぜひ作ってみてください。ポイントは畑を深く耕すことです。西洋人参とは違った味わいがあります。 回答


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質問 2005/7/28  受付NO.00401   【栽培のポイント】
ニンジン栽培について質問があります。9月上旬に播種して、寒が来る前に収穫する作型を検討しております。また、2aの畑で120人分(一人最低10本以上)つくりたいと計画しております。栽培における基本的なことから注意点まで教えてください。無理がある計画かもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
高知県 男性
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お住まいの地域の気象条件がわからないので、ズレがあるかもしれませんがご了承下さい。こちらで出荷用に栽培している所(砂地ですが)では早まきで8月上旬〜8月中旬、遅まきで8月20日〜9月5日頃に播種します。収穫は、12月上旬頃からになります。収穫までに100〜110日を要しますので、その辺を考慮して栽培計画を組みます。コート種子で、1a(100u)に10,000粒まきます。2条のすじまきをし、間引きをして、最終株間を10cmくらいにします。ポイントは密(5mm)に種をまいて、きちんと間引きをすることです。他に、一般的な栽培方法を添付します。参考になればよいですが。

※栽培方法はこちらを見て下さい!
回答


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質問 2005/8/17  受付NO.00406   【かじられた様になってしまった原因】
春に植えたニンジンなのですが、葉は問題ないのに抜いてみるとニンジンがかじられたようになっていました。原因はなんでしょうか。教えてください。
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。状況が詳しくわかりませんが、モグラ、ネズミ、カブトムシの幼虫・コガネムシの幼虫などによる食害と思います。それぞれ対処法が違いますので次の作付けには検討してみて下さい。虫は土壌混和剤などの殺虫剤を最寄りのJAやホームセンターにお尋ね下さい。モグラも忌避剤があるようですが、風でまわったり、ゆれたりして土中に振動を与える方法(商品もありますが、手軽にペットボトルで作る方も多いです)がベターなようです。ただ、かなりの本数が必要です。 回答


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質問 2006/12/6  受付NO.00532   【人参・ネギ・葉ネギについて】
【1回目の質問】
始めまして。H17年5月から家庭菜園を始めた素人です。HPを見ながら少量多品種に挑戦していますが表題の作物が上手くいきませんので対策を御教授願えればと思いメール致しました。まずは我家の畑の状況です。元は砂質系ですが、かなり黒っぽくなってきており、肥料分の蓄積は進んできていると思います。砂質系であることと近くに排水路があるため、水捌けは非常によく、潅水は地下水をチューブ散水しています。肥料としては,生ゴミを乾燥させたもの、コンポスト肥料、化学肥料、油粕、乾燥鶏糞をそれぞれ適当に混ぜています。総量としてはそれなりの量だと思いますし、これは我が家の作物全てに共通しています。
≪人参≫
今年の3月26日に時無し五寸(アーリー・チャンテネー)を蒔き、順調に育って収穫し、見た目も少し色が薄いかなという程度で喜んだのですが味が非常に不評でした。何と言うか人参の苦味を凝縮したような味で、物によっては薬苦いと形容できる位です。市販の物は苦味も少なく甘味もあり、その様に育てるにはどうしたら良いのでしょうか?
≪ネギ≫
8月14日に葱を抜き、乾燥後、8月27日に3〜4本束で植え替えました。順調に大きくなり分けつしていますが、収穫の仕方がわからず今までも只植わっているだけで、たまに大きくなったのを獲ると筋ぽくて美味しくありません。窪みに植え、土寄せもしていますが美味しく長く取り続けるにはどうしたら良いのでしょうか?どのHPにも育て方は有ってもこの様な収穫の仕方は載っていません。
≪葉ネギ≫
我家は、薬味に小ネギを沢山使うので何度も蒔くのですが上手く作れません。数ミリ平たく掘り、ばら蒔きし、HPでは新聞紙や藁で保湿とありますが我家では籾殻を上に蒔いています。藁は手に入らず新聞紙では何時芽を出したか判らないためです。芽は出るのですが思ったより非常に遅く、なかなか大きくなりませんし減ったりしたので葉きり虫にでもやられたのかなと虫除け剤や誘引駆除剤を蒔いたりするのですがやはり上手く出来ません。最初から沢山質問してしまいましたがよろしくお願い致します。
【2回目の質問】
回答有難うございます。回答を受けて以下の状況の中での対処法をお教えください。
人参については、HPで明確に潅水制限の記述がある作物以外はチューブ潅水のため朝晩2時間以上していたので、潅水のやりすぎが最も考えられそうです。石灰については消石灰を適当に蒔き、又剪定屑の焼却灰を散布しておりますが、適当が問題かもしれません。又追い肥も18-18-18をこれも適当にしたので、これも追い討ちを掛けたのかもしれません。Cの記述で石灰が多いと糖含量が低下する傾向。逆に苦土が多いと糖含量が高くなる傾向とありますが、前段で石灰質資材(消石灰・苦土石灰・貝殻質資材などと同類に扱われていますがどのような違いが有るのでしょうか?また、草木灰はどれに位置付けられるのでしょうか?
ネギについては、順次掘り取るしかないのは判りましたが葉の部分が筋っぽいのを出来るだけ解消するすべ(肥料等)があればお教え願えないでしょうか?又どの位の分けつの時に収穫するのがベストでしょうか?
葉ネギについては、種は表示されている播種期限以内(葉ネギ用で真冬以外は蒔ける品種で、11月上旬までとなっているもの)に数度に分け蒔いています。HPにもあったので、石灰を後から散布したり、多めに混ぜてから蒔いたりしました。後は潅水が滞った時期があるのが、原因かなと考えられます。安定的に育てるには発芽まで日除け幕でもした方が良いのでしょうか?
島根県
【1回目の回答】
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの件につきまして、下記のとおりお答えします。
≪施肥・圃場状態について≫
堆肥、コンポスト、生ゴミなど有機質資材を使用されているのはよいかと思いますが、石灰質資材(消石灰・苦土石灰・貝殻質資材など)の施用はされていますでしょうか?砂地土壌は、一般的な畑地土壌と比較すると、土壌pHが低くなる(酸性になりやすい)傾向があり、土壌pHが下がると、葉菜類やネギなどの野菜は生育(特に発芽)が悪くなります。また、肥料成分が多いことも逆に野菜の生育に良くない場合があります。果菜類(トマト、きゅうりなど)は大きな問題にはなりませんが、葉菜類・根菜類はその傾向があります。
≪人参について≫
一般的に人参の糖分上下には次の要因があるとされています。
@土壌水分:乾燥している方が糖含量が高い傾向
A温度  :18〜20℃が糖含量が高くなる最適温度
      この温度よりも高かったり、低かったりすると糖含量が低下する
B昼夜温度較差:較差が大きいほど糖含量が高くなる傾向
C肥料成分:窒素・リン酸・カリ・石灰が多いと糖含量が低下する傾向。逆に苦土が多いと糖含量が高くなる傾向(ただし、窒素の影響を最も強く受ける)
もちろん、品種特性などもありますので、一概に言えませんが以上のような傾向があるようです。恐らく、可能性として高いのは、潅水が多かったのか、肥料過多だったかどちらかだろうと思います。また、今年の場合、梅雨時期の日照不足もありましたので、そのあたりの影響もあったのかと思います。また、品種によっても甘味は変わります。特に最近の品種は甘味が強いですし、逆に時無ニンジンは、抽苔(トウ立ち)しにくいことが優先されていますので、他の品種と比べると、甘味が若干少ないと感じると思います。
≪ネギについて≫
干し苗の技術は、そもそも夏場に地上部の生長が衰えてしまう不良環境に対するネギの反応を、苗を干すということで人為的に早めて、秋の適温期に速やかに生長させて早く収穫しようとするものです。ですので元々、長期間収穫をすることを目的とした栽培方法ではないので、「長く取り続ける」ということには適さないと思います。また、「美味しく」という点でも、干し苗は分げつしやすいので、葉ねぎには適していますが、いわゆる根深ネギでは、一般的な播種からの栽培のものと比べると、どうしても外観や食味が劣ってしまいます。美味しく長く取り続けるということを狙うのであれば、やはり播種からの栽培の方が適しているかと思います。
≪葉ネギについて≫
葉ねぎの発芽不良には、冒頭に述べた土壌pHが影響する場合と、水分不足の場合があります。ネギは、野菜の中でも最も中性よりを好みます。石灰資材の散布を怠ると発芽不良・生育不良を起こすこともよくあります。また、葉ねぎや葉物野菜は、土壌水分の具合によって、発芽日数が大きく影響を受けます。ご指摘の通り、新聞紙やワラ・籾殻などによる被覆をする技術もありますが、水分保持というよりも日光が土壌表面に当たるのを和らげることが目的で、@地温上昇を防ぐ効果とA発芽時に光を嫌うための日除け効果の2点がメインとなります。そのため、これらの被覆効果を過信すると、逆に発芽の状態が分からないだけでなく、水分状態もわかりずらいため、潅水が不十分になる傾向があるようです。水分状態が適正であれば、あとは種子そのものが古かったり、品質が悪い、または品種が播種時期に適していないなどの原因もあるかと思います。
【2回目の回答】
質問をお寄せいただき、ありがとうございます。お尋ねの件につきまして、下記のとおりお答えします。
質問1:『石灰が多いと糖含量が低下する傾向、逆に苦土が多いと糖含量が高くなる傾向』と述べましたが、石灰とは一般的には炭酸カルシウムのことですが、今回の場合は「カルシウム」という意味合いが強く苦土は「マグネシウム」のことです。一方、石灰質資材というのは酸度矯正(土壌の酸度を弱め中和する)を目的としたアルカリ成分を含む大きなグループ名ですが、消石灰は水酸化カルシウム<Ca(OH)2>ですし、苦土石灰はこの消石灰に苦土成分を混ぜているだけのことです。(炭酸石灰に苦土成分を加えた炭酸苦土石灰もあります)また、貝殻質資材は炭酸カルシウム<CaCO3>が主成分ですが、貝殻が原料なのでケイ酸や苦土などの微量要素も一部含んでいるものもあります。石灰の補給は消石灰・苦土石灰・貝殻質資材の3点が有名ですが、補給効果としては、消石灰>苦土石灰>貝殻質資材と考えればいいと思います。一方の苦土の補給は、苦土石灰だけではありません。硫マグ(硫化マグネシウム)、水マグ(水酸化マグネシウム)などの単肥(マグがネシウム分のみの肥料)もありますし、微量要素をいろいろ含んだ微量要素肥料でもマグネシウムの補給は可能です。ちなみに、ご質問の草木灰は、製品によって石灰成分の含まれる物もありますが、含有量は他の石灰質資材よりも少なく、一般的には酸度矯正とカリの補給がメインで考えられていますので、草木灰で石灰の補給というのは、あまり現実的でないように思います。最後に、『石灰が多いと糖含量が低下する傾向、逆に苦土が多いと糖含量が高くなる』のは、あくまで傾向です。実際、石灰や苦土が糖含量に影響するのはそれほど大きくなく、他の気象条件・土壌条件・水分条件などでも糖含量は左右されますのでその点は注意して下さい。
質問2:ネギが筋っぽくなるというのには、さまざまな要因が関与しているので一概には言えません。品種の影響が一番大きいようですが、他にも土壌条件・温度・作型でも影響を受けるようです。肥料に関して言えば、詳しいことはまだ解明されていませんが、肥料切れや多肥によってネギが硬くなるということはあるようです。そのため、産地では元肥に遅効性肥料(100〜140日程度のもの)を使うところもあるようです。また、収穫時期については根深ねぎとして収穫するのであれば、分げつがはじまり分げつが進んでいけば行くほど軟白部分の品質は悪くなり硬くなる傾向になりますので、本来ならば分げつが始まるまでに収穫をするというのが良いと思います。(そのため根深ねぎの産地では、一般的に分げつのしにくい・分げつしない品種が栽培されています)
質問3:春や秋頃は、それほど神経質になる必要はないと思いますが、夏場は特に日除けをした方がよいかと思います。これは前回も述べたとおり、水分を保つことと温度を下げてやるためです。ちなみに『水分を保つ』とは、『毎日灌水をする』のではなく、土が湿り気を持っている状態を保つということです。水分が多すぎても発芽不良になるので注意が必要です。また、『HPにもあったので、石灰を後から散布したり』というのが少し気になります。何らかの応急処置的なことかもしれませんが、一般的に石灰を後から散布することにメリットはありませんので、避けた方がよいかと思います。(逆に発芽不良・生育不良になる可能性があると思います)
回答


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