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家庭菜園

サトイモの追肥と土寄せ

 サトイモは高温性なので、最初は育ちが遅いのですが、5月半ばを過ぎる頃からは目立って生長が早まり、土中では株元から外側に向かって、親イモから子イモ、孫イモと数が増え、イモは次第に太ってきます。
 芽が伸びてきたら、太い主芽1本だけを伸ばし、側方に出た小さなわき芽は早いうちにかき取ります。わき芽を伸ばしたままにしておくと、細長くて太りの悪いイモにしかならないため、収量や品質を損ねることになります。
 本葉が5〜6枚になった頃、通路に肥料をばらまいて、土を軟らかくしながら株元に土寄せをします。フィルムマルチをしている場合は、マルチを取り除いて作業を行いましょう。あまり遅くまでマルチをしておくと、高温と乾燥のために、芽つぶれやひび割れなど子イモの障害の原因になるので注意して下さい。


 土寄せの厚さは1回5cm程度とし、2〜3週間おきに3回ほど行い、植え畝(うね)に土を大きく盛り上げます。土寄せの量が多すぎると、イモが細長くなりすぎて品質を損ね、収穫量も少なくなります。逆に土寄せが少ないと孫イモの数は多くなりますが、あまり肥大しません。土寄せは適量を守ることが大切です。第2、3回の土寄せ前にも第1回と同じように追肥を行うようにします。わき芽が再び伸びてきたら、株元に倒して土寄せの土で埋め込み、伸びないようにします。
 サトイモは夏の乾燥に大変弱いので、土が乾きやすい場所では、土寄せが終わったら株元に敷きワラをすると良いでしょう。
   


7月の園芸作業

 パンジー、クリサンセマム、デージーなど、春早くから長い間、花を見せてくれる草花は、早めの夏(秋)播きなら、花を咲かせることができます。デージーなどは、霜除けをしてやれば、12月から5月くらいまで咲き続けます。種を湿らせて、1〜2週間、冷蔵庫に入れて冷やしておくと、発芽率が高くなります。種を播いた箱や鉢は、風通しの良い、涼しい場所に置きましょう。
 これらの草花に先駆けて、冬の花壇を飾ってくれる葉ボタンは、七夕の頃が播き時です。葉ボタンは、いつ播いても発芽しますが、冬までにあまり期間があると大きくなりすぎるので、この時期に播くのが良いでしょう。
 リコリスと呼ばれるヒガンバナの一種や、キツネノカミソリ、ナツズイセン、ショウキランなど、少ないながらも夏に植えられる球根があります。これらの球根は、深く植えると地表面近くに新球ができてしまうので、浅植えにすることがコツです。一般的に、球根の植え付けは、球根の高さの3倍の深さが目安ですが、リコリスは球根の頭がわずかに隠れている程度で良いでしょう。
 夏は、生い茂る雑草に悩まされます。特に地下茎のあるスギナ、チガヤ、ドクダミ、ヤブカラシなどは困りもの。小まめに葉(地上部)を取り除き、株を弱らせて枯らすようにして下さい。土が湿っている時に、丁寧に引っ張れば根まで抜けます。




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