果菜類トンネル栽培の上手な管理

 早取りを狙うトンネル栽培の植え時は、露地栽培よりも約1か月早め。桜の花が散り、陽光が日増しに強くなるころが適期です。
 カボチャ、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、スイカの順で、後になるほど高温を好む傾向にあるので、カボチャとスイカの間には10日ほどの期間をあけるようにします

 植え付けの2〜3日前までに元肥を入れ、畝を作り、植え穴を掘り、マルチをする場合はマルチ張りもすべて完了し、乾いていたら灌水も行い、トンネルをフィルムで覆って裾には土を掛け、密閉して土の温度を高めておきます。少しでも日は当たれば土に蓄熱され、地温は高まってきます。このような状態の場所に苗を植えれば、根はすぐにすくすくと伸び出すので、早く活着し生育を始めます。
 植えた後の灌水はごく少量にとどめ、せっかく暖まった土を、冷たい水で冷やしてしまうことのないように注意します。

換気は気温が日中30〜32度以上にならないことを目標に、晴天日には裾を少し上げ、活着して盛んに伸び始めて外気温も高くなるころには、次第に大きく換気するように入念に管理します。夜間は裾を下ろし密閉するのが最適ですが、このような入念な管理ができない場合は、トンネルの頂部に小穴をあけ、裾に土を掛けたままにしておきます。

植え付け後、20日ぐらいたつと気温も高まってくるので、裾を大きく上げ、次第に夜もあけたままにして外気に慣らし、降霜の恐れがなくなったらフィルムを取り外して、露地栽培と同様の管理に移していきます。

4月の園芸作業

 春播き草花、春植え球根の植え付けが本格化する時期です。
 播き時は、ソメイヨシノの開花から散るころを目安にすると良いのですが、秋播き草花ほど気を使う必要はありません。ある程度の気温が確保できればよいので、この目安より遅く播けば大丈夫。晩霜がよく降りる場所ではとくに、慌てて播かない方が安全です。
 本葉1〜2枚で小型の育苗ポットに植え替えるか、他の場所に3cm間隔くらいに植え広げます。植え広げの時期は、本葉の枚数を目安にしますが、互いに葉が触れあうようになったころ、と考えてもよいでしょう。植え替えは、水やり直前の乾いた状態で行います。根がまっすぐに伸びる直根性のクレオメやケイトウ、ヒマワリなどは植え替えを嫌いますので、直播きにし、間引いて間隔を取るようにします。
 本葉数枚で定植します。この際、植え付け場所は2週間くらい前に地ごしらえをしておきます。消石灰を3.3u当たり200〜300g、堆肥など有機物をバケツ1〜2杯入れ、深さ30cmくらいに耕しておきます。
 草花の中には、ある程度の温度があれば植え付け、種播き後一定の期間で花を咲かせるものがあります。早咲きコスモスは春でも秋でも60日で咲きますし、グラジオラスは植え付け後100日で開花します。こうした草花は、種播き、植え付け時期を少しずつずらすようにすると長く花が楽しめます。







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