おいしい秋ナス取りのための若返り法

秋に入って穫れるナスは、夏とは違って、適温のもとで育った、よく充実した果実なので、ひと味違った、濃い味のおいしさがあります。
 この秋ナスも、春から穫り続けた疲れた体では良いものが取れないので、7月下旬ごろになり勢いが弱ってきたら、思い切った若返りを図ることが必要です。

 若返りの手法

@葉茎の切り戻し
 まず、図のように、地上40〜50cmのところで太い枝を切り取ります。果実のついた枝や、病害虫に侵された葉なども全部かき取ります。このとき、若い元気な葉をつけた側枝(小枝)や、良い芽を出しそうな枝は残しておくことです。

    


A病害虫の防除のための薬剤散布
 病害虫、特にダニやうどんこ病、褐紋病など、それまでの病歴があれば、それらに効く薬剤をかけて、秋に発生するのを予防します。

B根の切り戻しと追肥 
 地下部のほうの対策です。それまでの長い間の収穫で根も疲れているので、こちらも切り戻すとともに、土も固まっているので、耕して柔らかくして同時に肥料も与え、活力を回復し、栄養を取りやすくしてやることです。株元から30〜40cm離れたところに、油粕と化成肥料を輪状にばらまき、20cmぐらいの深さにスコップかクワでよく耕します。良質の堆肥を加えれば最高です。乾いていたら、灌水もします。

    

20〜30日たてば、良い花が咲き始め、やがて良い果実を、降霜まで穫り続けさせてくれます。


8月の園芸作業

マリーゴールド、ダリア、サルビアなどは、8月上旬に、草丈の半分か3分の1くらいに切り戻して新芽を出させておくと、秋にまた立派な花が見られます。

 パンジーを種から育てるなら、8月下旬には播きましょう。パンジーは早く播けば早く花が楽しめます。
 ただ、パンジーは暑い時には発芽が良くないので、種播きした鉢や箱は、風通しの良い、涼しい場所に置きます。エアコンの効く部屋ならさらに良いでしょう。
 種播き床には、バーミキュライトを使うと良いでしょう。種播き後は覆土せずに、水は鉢の底から吸い上げさせます。洗面器などに水を入れ、鉢をゆっくり沈めるやり方です。鉢は新聞紙で覆っておき、発芽したら取り除きます。本葉が1枚出たら、液肥を溶かした水を鉢底から吸い上げさせます。本葉3枚くらいで3cm角くらいに植え広げてやります。
 根付いたら液肥をやります。この時は土からかけて結構です。
苗が混み合うようになったら花壇や鉢に本植えします。花壇なら15cm間隔くらい、鉢は3号鉢に1本が適当でしょう。
 雨が少ない天候だと、アカダニ、ハダニ類が発生しやすくなりますので、発生したら殺ダニ剤をかけます。また、ダニ類は水分に弱いので、葉水をかけてやるのも有効です。

  



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