サトイモの収穫と蓄え方



 春・夏・秋と長い間かかって大きな葉を広げ、子イモ、孫イモ、育ちが良ければひ孫まで付けて、大株に仕上がったサトイモは、11月中旬〜下旬になると収穫適期に入ります。1〜2回、霜を受けただけですぐに枯れてしまいますが、このころが収穫期の限界ですので、とり遅れのないように注意しましょう。天気の良い日を見計らって、まず、じゃまになる地上部を5cmくらいの高さのところからカマで刈り取ってから、掘りとり作業にかかります。イモを傷つけないよう、各株のうねの底部に大きくクワを打ち込み、子・孫イモを親株から外さぬよう、丁寧に掘り上げます。外れると土の中に残ってもったいないし、貯蔵する場合には、傷口から腐敗しやすくなってしまいます。
 
 
 貯蔵しないで利用する場合は、株の土を落とし、親イモから子・孫イモを折りとるように取り外し、適宜、大きさ別に分けます。当面、利用するものはコンテナなどに入れておき、後から利用するものは畑に埋めて乾かさないよう、凍らないようにしておきます。






  冬越し貯蔵は地下水の低い場所に深く穴を掘り、親株に子・孫イモを付けたまま下向きに積み重ね、上部に麦わらなどを並べ、その上に の厚さに覆土して、防水、保温に努めます。貯蔵用は茎葉が枯れてから掘り取るようにします。冬の寒さが厳しいところでは、このようにしても凍害を受け、冬越しは無理です。
 

 温暖地では、自家菜園用の種イモ程度の貯蔵なら、栽培したうねの一部を掘り上げないでそのままにし、上に厚く土を覆土しておくだけでも大丈夫です。




 11月の園芸作業 


 宿根草花の株分け、挿し芽、秋まき草花や秋植え球根の植え付けなどを急ぎましょう。霜が降りる前に終えるようにします。秋まき草花には、霜除けを作ってやります。植え付け場所の北側に、ほぼ45度くらいの傾斜の板やビニールシートで片屋根を作ったり、暖かい地域では笹竹を立ててやるだけでも良いでしょう。


 カンナ、グラジオラス、ダリアなど夏の花壇を楽しませてくれた球根草花は、霜で地上部が枯れたら掘り上げましょう。グラジオラスはネット袋などに入れて、冷涼な場所で乾燥状態で保存します。カンナ、ダリアは土中で貯蔵しますが、凍ると腐ってしまうので、凍らないように土を盛り上げて覆います。その上に古トタンや古ビニールで屋根掛けをしておきましょう。


 落ち葉が多くなる季節でもあるので、腐葉土作りをしましょう。花壇のたい肥、鉢物の培養土として、腐葉土は大切な役目を果たします。雨上がりに集めたものはそのまま、乾いたら落ち葉には少し水を掛けて、発酵を早めるために米ぬかや発酵酵素を混ぜて積みます。最後に土を掛け、トタン、ビニールなどで雨除けをしておきます。

 
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