アスパラガスの冬の手入れ

 
アスパラガスはたいへん寿命の長い多年生野菜で、一度植えておけば、10年以上も続けて収穫することができます。


寒くなり茎葉が黄変してきたら、
地際から茎葉を刈りとって乾かす。



品質の良い若芽をたくさん取るためには、冬の間、上手に管理することが大切です。


まず、寒さが増して、茎葉が黄変してきたら、早めに地際部からカマで刈り取り、その場に倒して乾燥させ、乾いてきたら畑の外へ持ち出して焼却してしまいます。

茎葉は、アスパラガスの大敵の茎枯れ病や斑点病にかかっているものが多く、それらの病原菌は茎葉中で越冬するので、散らばった茎葉も丁寧に集めて、きれいに燃やしてしまうことが大切です。



茎葉は大敵の茎枯れ病や斑点病の
病原菌の越冬場所。
乾いたら畑の外に持ち出し焼却する。

そして、冬の間に畝の両側に溝を掘り、たい肥など粗大有機物を施して土を返し、畝に盛り上げて防寒します。寒い地域ほど寄せ上げる量を多くします。また、この時、できるだけ畑の表面の土を広く動かし、冬越しの雑草を退治するとともに、表土を下層深くに埋め、表面に落下してい雑草の種子が発芽してこないようにします。



防寒のために、株元へ土寄せする。
寒い地域では多めに。

 寒さ対策としては、多めに畝に上げた土を、越冬後の三月頃「寄せ土戻し」を行い、萌芽に支障のないようにします。その際に春の追肥として、緩効性の化成肥料等を施します。
 年数がたち根株が大きくなり、株元が混み合ってきたら、冬の間に根株を分割し、粗くなるように整理してやりましょう。







































 12月の園芸作業 

 霜が降りるころには、草花の葉は落ち、茎も枯れてしまいます。霜を目安に、花壇の整理をしましょう。

 七夕の頃、種播きを育ててきた葉ボタンの苗は、寒くなると花芽ができて、葉色が赤みを帯びてきます。苗床が狭くなってくる時期ですので、早めに花壇など定植場所に植え付けましょう。縮緬(ちりめん)系と呼ばれる名古屋系品種は美しいのですが、寒さに弱いので、他の品種より南寄りの場所に植えたいものです。

 防寒してある苗ものは、雨が掛かりにくくなりますので、適度に水やりを行って下さい。球根も、まだ芽は出ていませんが、根は伸びて活動を続けています。冬とはいえ、一定の水分を与えてやりましょう。乾燥し過ぎると、寒さに耐える力が衰えてしまいます。気温が氷点下に下がる時期になったら、朝夕に水やりをすると凍ってしまいますので、日中の暖かい時間に行うようにして下さい。

 スイセン、チューリップ、ヒヤシンスなどの球根は、今から植えても、春の開花に間に合います。ただ、9月や10月に植えるときよりも少し浅めに植え付け、必ずマルチをしておきます。

 
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