家庭菜園

                      

使い残った種子の上手な貯蔵法





 種子の寿命は、タマネギのように1年たつとまったく発芽しなくなるものもあれば、ナスのように4〜5年たっても発芽するものなど、長短があります。しかし、放っておくと、どんな種子でも翌年には発芽が悪くなってしまいますので、確実に発芽させるためには、好適条件で貯蔵しておくことが大切です。


 発芽力が落ちるのは、種子が呼吸によって消耗したり、病原菌が増えたりするためです。これを防ぐには、乾燥した状態で保存することが第1です。関係湿度を30%以下にすれば、発芽力の低下が抑えられます。温度が低い場所に保存しておくとよいでしょう。


 手軽な貯蔵方法として、のりやお茶の空き缶を使用します。あらかじめ袋ごと日光に当ててよく乾かした種子を、お菓子などの乾燥剤(シリカゲル)、または農薬として用いる生石灰(固形)と一緒に缶の中に入れ、セロハンテープなどで外気が入らないようにしっかり封をします。乾燥剤の量は、少なくとも種子と同量以上。多めに入れた方が無難です。そして、この缶を冷暗所に置いて保管します。


 貯蔵した種子を使う際は、使用直前に缶から取り出すようにします。出して放置しておくと、どんどん発芽力が低下してしまうからです。


冬の間の土づくり

 花壇の荒起こしをしましょう。


 冬の間に行う荒起こしなので、「寒ざらし」といいます。土を寒風に当てて風化させることで土中に酸素を入れ土の団粒構造を取り戻します。30cmくらい、天地返ししましょう。水はけの悪い所では、40〜50cmくらい掘り起こし、庭木の剪定枝などを入れておくといいでしょう。天地返しで表層に出て風乾された土は、空気がいっぱい入ってふっくらした状態になります。さらに風乾することで、窒素が植物に吸収されやすくなります。また、風乾された土に水が加わると、乾燥に強い微生物が盛んに活動して、有機物や死滅した微生物を分解しアンモニアに変えます。花壇のような畑状態では、さらに硝酸にまでなり、栄養分が植物に吸収されやすくなります。


 10月ごろ植え付けた秋植え球根は、地表からは何の変化も見られませんが、地中では、盛んに根を伸ばしています。地表面が乾いたら、水をやりましょう。冬場の水やりは、午前中の暖かくなったころがいいでしょう。ごごになると、せっかく暖まった土を冷やすことになってしまいます。


 腐葉土作りも、この時期に行ってください。落ち葉を積んで、葉の形が少し残る程度まで腐らせます。米ぬかや油粕を加えてよく混ぜ、水を打っておきましょう。古むしろや古ござを掛けるなどして、乾燥しないように気を付けて管理しましょう。腐葉土の半分ぐらいの分量の田土を混ぜて使います。赤土の多いところでは、作土と同じくらいの量を入れます。



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