家庭菜園


春植え果菜類の元肥のやり方


 果菜類(トマト、ナス、キュウリなど)はいずれも、草姿に似て根張りが広いので、健全な根を広範囲に張りやすくさせるのが、栽培成功のポイントです。そのために、植え付けの20〜30日前に元肥をしっかり施し、畝を作り上げておくことが大切です。

野菜類を作り続けている畑では、あらかじめ石灰を1u当たり100gくらいばらまき、20〜30cmほどの深さに耕してから元肥を施します。

 元肥を施す位置とやり方は、図のとおりです。果菜の種類による根張りの違いをよく考えて、それに合うように与えます。ナス、ピーマン、トマトの根は深く張るので、20〜30cmほどの深いところに元肥溝を堀り、その中に肥料を入れて畝を作ります。一方、キュウリ、メロン、スイカなどのウリ類の根は、浅く広く張る性質があるので、浅く幅広の元肥溝を掘って肥料を入れて畝を作るか、ベッドを作り、その全面に肥料をばらまいて、クワで15〜18cmくらいの深さに耕しながら、土と混ぜ合わせるようにします。重粘な土の場合は、ベッドを作ったほうがやりやすいでしょう。

 元肥の種類は、たい肥と化成肥料を主にし、これに油かすなどの有機質肥料を加えます。良質のたい肥がなければ、腐葉土や乾燥牛糞、あるいはピートモスやヤシガラなどで代用することもできます。

 スイカやトマトなどは、元肥のチッソ成分が効きすぎると実どまりが悪くなる場合もあるので、化成肥料は控えめに与えるようにし、果実が確実に肥大し始めてから、追肥で補うようにすることが大切です。


3月の園芸作業


 スィートピー、ポピーなどの秋まき草花は、そろそろ霜除けや敷きわらを取り除き、間引きをしましょう。
間引きは、通風や日当たりを良くするために行います。良い苗だけを残し、思い切って間引いた方が丈夫に育ちます。
間引きが終わったら、追肥をしておくのを忘れないで下さい。


 3月下旬から4月初旬にかけては、春まき草花の種まきや、宿根草の株分けの時期です。
定植場所の地ごしらえは、早めにやっておきましょう。
これまで栽培してきた場所には肥料が施してあるので、土が酸性化していることも多いため、石灰で中和し、たい肥や有機質を入れておきます。


 春まき草花の種まきは、春の彼岸ごろからできますが、遅くまくほうが安全です。
ソメイヨシノが開花して散るころを目安にまくようにすると良いでしょう。
 ガーベラ、トリトマ、ミヤコワスレ、カンナ、ダリアなど、宿根草や球根の株分けや分球も、彼岸すぎに行うのがよいとされています。植え付けた株には、根付くまで十分に水やりをします。根付いたら、土が乾いたときに水やりをする程度で大丈夫です。

  




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