家庭菜園


花も実(莢果(きょうか))も人気のあるオクラ

 オクラは利用範囲が広く、フヨウに似た黄花は夏の観賞用としてもなかなかのもので、身近な小さな菜園やプランターづくりにぜひおすすめしたい野菜の一つです。
 高温性で、小苗のうちは低温には弱く、早植えしすぎると生長が進まず、落葉したりして失敗しがちです。かえって十分に暖かくなってから栽培するのがよく、今から種まきしてもよく育ち、夏の暑さを乗り越え、秋遅くまで収穫し続けることができます。
 3号のポリ鉢に4〜5粒まきとし、次第に間引いて2本立とし、本葉4〜5枚で、40cm内外の株間をとり、畑に植え出します。種子は硬く、吸水しにくいので、あらかじめ2〜3日ぬるま湯につけ、芽出ししてからまくとよく発芽します。
 草丈が30〜40cmぐらいに伸びるまでは生長が遅く、その後も葉が掌状、五裂なので込みあわないため、一か所2本立にしたまま大きくします。一株の花数も少ないので、二本立にして花数を確保したほうが収穫果数も多く得られます。
 草丈が1m以上にも達すると分枝し、次第に葉が込み合ってくるので、適宜、葉柄から切り取って、各葉によく光が当たるようにしてやります。葉色や花の咲き具合をよく観察し、肥料切れさせないよう、15〜20日に1回ぐらい、一株当たり油柏大さじ2、化成肥料大さじ2ぐらいの追肥を与えます。
 収穫は果長が5〜6cmで、まだ柔らかなうちに、取り遅れないよう注意して行います。果梗(果柄)は硬く、莢はつぶれやすいので、必ずハサミを用いて摘み取るようにしてください。



6月の園芸作業

 春の花壇を飾ってくれたスイセンやチューリップなど秋植え球根の掘り上げをしましょう。チューリップだけは毎年掘り上げますが、他のものは2〜3年に1回でいいでしょう。晴れた日に掘り上げますが、この時期は雨が降りやすい天候が予想されますので、葉が枯れ始めたら掘り上げましょう。

 掘り上げた球根は、膨らみのある充実したものを、よく日陰干しして、ネットなどに入れて秋まで保管します。
 病気や害虫に侵されているものは捨てますが、やせたものも花が咲かないことが多いので捨てます。なお、球根草花は、開花後、種をつけると、それの充実のために養分を取られてしまいますので、種取りの目的がない場合は、花の形が崩れたら花びらが散り始める前に、取り除いておきます。また、秋植え球根は、花が終わってから新球が肥大するので、葉は枯れ始めるまで、傷つけないように大切にして、光合成をしっかりやらせるようにします。
 6月はまた、夏の花壇を飾ってくれる草花のための準備をしましよう。消石灰をまき、腐葉土など有機質や効き目が徐々に表れる化成肥料(緩効性肥料)を施して、耕しておきます。ケイトウ、サルビア、マリーゴールドなど、春から育ててきた草花の苗を植え付け ます。また、アサガオ、コスモスなどは、今からまけば、草丈が低いうちに花が咲きます。


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