家庭菜園

                      

連作にも耐える強健野菜コマツナ

 コマツナは、在来のカブから分化した古い歴史をもつツケナの代表種で、江戸時代に、当時下総国葛飾郡小松川村の特産であったことから「コマツナ」と呼ばれるようになったと伝えられます。



市場に多く出回っているのは丸葉系品種ですが、武州寒菜、信夫菜、女池菜(めいけな)、大崎菜など、同系の菜は全国各地にあります。いずれも耐寒性があり、暑さ寒さにもよく耐え、ほとんど周年的に栽培することができます。また、連作による病害虫の発生の恐れもほとんどない強健野菜ですので、狭い畑やプランターなどの栽培にも取り入れやすく、生育が早く、管理が楽なので、初心者にも勧めやすい野菜と言えます。



今が一番育てやすい時期で、播種してから25〜30日で収穫できます。一番の需要期の正月に収穫するのは、関東南部以西では50〜60日の生育期間をみて播種すればよいでしょう。発芽の最適温度は25℃ですが、発芽可能な温度幅は相当広く、6℃ぐらいでも発芽しますので、冬でもビニールトンネルを被覆すれば十分栽培することができます。


通常、クワ幅の播き溝を作ってすじ播きしますが、狭い畑を有効に使うにはベットを設けて細かいすじ播きにします。種子は一般に発芽しやすいので、厚播きしないようにし、混み合ったところは早めに間引きし、株張りよく育てます。間引きした後は条間に追肥し、クワや竹ベラなどで軽く土に混ぜ込んでおきます。


アブラナ科野菜なので、時期によってはコナガなど害虫にやられることが多いです。無農薬栽培するには、べたがけ資材などの被覆が必要となります。

10月の園芸


秋の彼岸あるいはヒガンバナが咲く頃を目安に種播きした秋播き草花は、2回目の植え広げ(仮植え)の後、混み合ってきたら、再び植え広げておくか、花壇に本植えします。霜の強い地方では、2回目の仮植えをしておき、霜よけをして、冬を越させるほうが安全で、霜よけの面積も少なくできます。本植えする花壇は、植付け2週間前に地ごしらえをしておきます。


秋植え球根の植付けは、今月中に済ませましょう。
秋植え球根は、温帯原産のものが多く、秋涼しくなって発根し、冬の寒さに当たってから、春の暖かさにあうと開花します。寒さにあう前には、十分に根を伸ばさせておかなければならないので、今月中に植え付けましょう。


ゼラニューム、マーガレット、ナデシコ、カーネーションなど挿し芽で増やせる草花は、中旬くらいまでに挿しておきましょう。砂挿しでよいでしょう。
ヒヤシンス、クロッカス、チューリップなどの球根を水栽培するなら、水温が15℃を下回るようになってから始めましょう。



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