家庭菜園

                      

白ネギ(根深ネギ)の土寄せ

 長くて白い軟白部(葉鞘部)を賞味する白ネギは、主に関東で作られていましたが、近年、西日本や東北、北海道へと産地が広がっています。葉ネギが西日本から全国に広がったと同様に、全国的に消費されるようになり、家庭菜園で取り組む方たちも増えてきました。そんな方のために、今後の土寄せについてご説明します。
 夏の暑いさなかに苗を植え付けたネギは、10月〜11月の、まさに伸び盛りの時期に入ってきました。ここで十分に肥料を効かせて生長を促すとともに、長さを増してくる葉鞘部を全部軟白にして、長い軟白部に仕上がるように、土寄せを適切に行うことが大切です。図に示したように、今までの第1〜2回の土寄せは、植え溝をしだいに埋めてきたことでしょうが、これからの第3回〜最終回の土寄せは、通路の土を掘りながら、伸びたネギに土を寄せ上げていくような要領で行います。
この場合に注意すべきことは、一度にたくさん寄せ過ぎないことです。寄せすぎると伸長、生長を抑えてしまうので、葉身の付け根の位置以下にとどめておくようにします。
 最後の土寄せは、葉身が少し埋まるぐらい十分の量を、葉の間にできるだけ隙間ができないように丁寧に作業します。その時期は、冬の低温期の軟白所要日数は約40日であることを考えて、収穫目標日の約40日前とします。あまり早く、最終土寄せをしてしまうと、軟白部の長さが短く、収量も減ります。収穫を何回かに分けて行う場合には、最終の土寄せ日も分けるようにすると良いでしょう。

11月の園芸



 まだ植えていない秋植え球根を早く植えましょう。秋まき草花の植え付け、霜よけ作りも霜が降りる前に終えます。

 カンナ、グラジオラス、ダリアなどは、霜で地上部が枯れたら堀り上げて、ネット袋などに入れて乾燥状態で貯蔵します。チューリップ、ヒヤシンス、クロッカスなどの球根は水栽培で早く花を楽しむことができます。水栽培用の容器を使えば簡単です。水温が15度を下回るようになったら始めましょう。水温が高いと病気が出やすくなります。
 秋植え球根は、寒さに十分当たってから暖かさ遭うと花を咲かせます。この性質をうまく利用すると、開花を早めることができます。寒さに当たるまでに根をしっかり伸ばしておくことも大切です。また、根は光が当たらないほうがよく伸びますので、暗い場所に置くか、黒い資材で覆っておくと良いでしょう。根が伸び始めたら酸素を与えるため、水位を少しずつ下げていきます。根が十分に伸びたら、11月下旬頃から寒さに当てます。0度近い寒さに1ヶ月くらい当てたら、暖かい室内に入れてやります。落ち葉が多くなる季節です。腐葉土づくりをしましょう。

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