家庭菜園

                      

果菜類は接ぎ木苗で連作障害を防ぐ

 ナス、トマト、キュウリ、スイカなどの果菜類は、根が土壌病害に対して弱く、一度栽培した場所は、3〜4年間、同じ種類を作付けしないようにすることが原則です。ところが、大規模に作る場合や、逆に狭い畑で繰り返し作りたい場合も多く、畑のやりくりに苦労することもしばしばです。
 このような場合には、土壌病害に強い台木に接木した苗を用いるのがいちばん確実な方法です。接木苗なら、毎年同じ畑に作ることも可能で、古くから利用されていますが、最近は農薬による土壌消毒をしないでよい方法として、より多く用いられるようになりました。家庭菜園でも取り入れる方が増えてきました。
 接木はかなり難しく、また、台木用としては専用の種類・品種を用いる必要があり、小規模に個人で育苗することは難しいので、市販されている苗を買い求めることをお勧めします。値段は通常の苗の2倍ぐらいですが、早勢も強く、よく育つので、その効果は十分に得られるといってよいでしょう。
 お近くのJAや苗屋さんに、早めに注文しておけば、そろえてくれるはずです。接木部を見て、よく接合していることを確かめて求めることが大切です。
 接木苗による栽培で特に留意すべき点としては、畑に植えるとき、深植えにしないこと(接合部が地面に近いと穂木からの自根が伸びだし、効果は半減)、台木から芽が出たら早いうちに取り除くこと、勢いが良すぎるようなら追肥の量をやや控えめにすること、などです。


4・5月の園芸作業

 種まき、球根植え付けなど、花壇の作業が大変忙しい時期になってきました。種まき、植え付けをする花壇の土は、10日から2週間前に消石灰で酸性を矯正し、堆肥や腐葉土、肥料を施して地ごしらえをしておきます。消石灰や化成肥料は、1u当たり100g程度、堆肥や腐葉土は、バケツ1杯ぐらい加えると良いでしょう。これらを入れて、深さ30cmぐらいに耕しておきましょう。
 春まき草花の種まきは、だいたい春の彼岸の頃からとされていますが、発芽の適温が20℃前後と高いので、花壇に直接まく場合は、無理に早くまくよりも暖かくなってからまく方が無難です。桜のソメイヨシノが咲く頃、晩霜が降りやすいところでは、晩霜の心配がなくなる時期を待って種まきするのが良いでしょう。特に、アサガオやヨルガオ、マツバボタン、サルビア、ケイトウ、タチアオイなどは発芽適温が高いので、5月に入ってからまくのが安全です。クレオメ、ケイトウ、ヒマワリなど、植え替えを嫌う草花は直まきしますが、多くのものは箱やポットにまいて育苗し、ある程度大きくなったところで花壇に定植します。育苗するものは、本葉1〜2枚の時、3〜5cm間隔くらいに植え広げ、本葉5〜6枚の混み合った状態になったら定植します。
 カンナ、グラジオラス、ダリア、アマリリスなど、春植えの球根は、4月上旬から中旬には植え付けましょう。


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