家庭菜園

ブロッコリーは、わき芽の蕾も有効利用

 夏に種まきして育ててきたブロッコリーは、茎の先端に付く頂花蕾がどんどん大きくなり、間もなく収穫の時期を迎えます。ブロッコリーは、数多くの小さな蕾が集まったもので、蕾の一つ一つの緑が濃いうちに収穫し、新鮮な味を楽しむことが大切です。蕾が黄色くなってから収穫したのでは遅いのです。
 頂花蕾は一株に一つしか付きませんが、都合のよいことに、ブロッコリーは茎の節関が伸び、各葉の付け根からわき芽が次々に発生します。それぞれのわき芽の先に小さな花蕾(側花蕾)を付けますが、これも自家用としてなら十分に利用することができます。
 頂花蕾を収穫する時は側花蕾のことを考えて、できるだけ葉を少なく付けて切り取るようにします。そして、すでに伸び始めているわき芽が、少しでも勢いよく伸び、大きめの側花蕾へと生長するように、株の側方にクワで軽く溝を作り、即効性の化成肥料や油粕などを追肥して土で覆います。わき芽の出方は品種によって違いますが、早生種は概して少なく、晩生で草勢の良い品種に数多く発生する傾向があります。あまり多く発生すると、小さい花蕾しか取れませんから、多過ぎるようなら下方の勢いが弱いわき芽は取り除きましょう。
 寒い地方での冬越しは無理ですが、簡単な霜よけをすることで、遅くまで収穫することができます。


11月の園芸作業

気温が低くなってきて、草花そのものを扱う作業は少なくなる時期です。球根の植え付け、宿根草の株分け、挿し芽、植え付けなど、遅れている作業は急いで済ませるようにしましょう。
 霜がきたらカンナ、グラジオラス、ダリアなどの球根を堀り上げ、一日くらい乾燥させてから貯蔵します。カンナとダリアは、少し湿り気のあるモミガラや新聞紙の中で貯蔵しましょう。グラジオラスは、網袋などに入れて乾燥状態で貯蔵します。
 定植した秋まき草花の苗(定植作業は十一月初めまでに終える)は、霜が来る直前に霜よけをしてやります。板、ヨシズ、寒冷紗などで、草花の北側に、45度くらいの傾斜の片屋根式の霜よけを作りましょう。ただし、この場合、雨水がかかりにくく、乾燥しがちになります。乾燥し過ぎると耐寒力が弱くなるので、まめに水やりをして下さい。
腐葉土や堆肥を作る季節です。周辺にある落ち葉を集めて、早く腐るように米ぬかや鶏ふんを混ぜ、水をかけて湿った状態で置いておけば腐葉土が作れます。常時湿らせておきますが、雨に当てるのはよくないので、使い古しのビニールシートやトタン板で覆っておきましょう。堆肥は、落ち葉だけでなく雑草や野菜くず、生ゴミなども利用します。こちらも雨に当たらないように覆いをしておきます。腐葉土作り、堆肥作りとも、時々、上下をひっくり返す、切り返し作業を忘れないようにして下さい。



    
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