家庭菜園

早春に種まきできるトンネル栽培

 暦の上では立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒気は厳しい季節です。このころから、ビニールトンネルを用いることにより、4〜5月取りの野菜の種まきができます。この作型にいちばん適する野菜は、コカブと短根ニンジンです。
 トンネルの幅は1m、通路は40cmとし、完熟堆肥(1u当たり2〜3s)と、油粕、化成肥料(各20〜30g)を全面にばらまき、15cmぐらいの深さによく耕します。ここに、3列のクワ幅(約15cm)のまき溝(深さ約5cm)を掘り、土が乾いてきたらジョウロで十分に灌水します。水がしみてきてから、種まき、覆土し、ビニール(幅180cm)で覆います。ビニールの裾には十分に土をかけ、完全に密閉して温度を高めてやります。10日くらいで発芽しますが、まだ外気が低く、高温障害の心配はないので、密閉したままで本葉1〜2枚のころまで育てます。それ以降は、育ちも早くなり、陽気もよくなってきますので、裾を開けて換気し、次第に裾の開け方を大きくして高温障害を起こさないように管理してください。土が乾いてきたら、忘れず灌水を。
 込み合ってきたら、適宜間引きし、最終株問が7〜8cmぐらいになるようにすると、根部の肥大が良くなり、立派な野菜を収穫することができます。4月下旬以降は、外気も急速に暖かくなるので、冷え込みの少ないころを見計らってトンネルのビニールを全部取り外し、収穫できるようになるのを待ちましよう。
トンネル栽培


2月の園芸作業

 この時期は、宿根草に肥料をやりましょう。これは、元肥になるものです。施してすぐに効き目を期待するものではなく、1年間にわたって体力を維持するために必要です。草花の生育にすぐに影響するものではありませんが、来年用の花芽の付きに影響してきます。元肥には、有機質と、ゆっくり効き目が表れる緩効性肥料を混ぜて施します。有機質は、野菜クズや果物の皮で十分です。量も少なくて構いません。株元から少し離れた、根の端に当たる所に浅い溝を掘り、埋め込んでやります。
 ヒヤシンスなど水栽培の球根は、節分のころから暖かくしてやると、露地のものよりかなり早く花を咲かせます。このころには、根は伸びなくなっているので、日光を当てても差し支えありません。むしろ、日光に当てないと、徒長してモヤシみたいになってしまいます。ただし、夜温が高過ぎても、やはり徒長してしまいます。夜は15度程度、昼問でも20度を超えないように管理します。
 
 花壇に植えたスイセン、チューリップなどの球根類も、ビニールフィルムで覆ってやれば、開花を早めることができます。
 また、この時期に土作りなど、春植え草花のための花壇準備もしておけば、球根植え付け、苗定植の時期にあわてないで済みます。先シーズンに取り入れておいた球根や種の整理もしておきましょう。
 花壇の土作りは、植え付けの1か月前、遅くとも2週問前には済ませておきましょう。3.3u当たり消石灰を100g程度と、堆肥をバケツ1〜2杯入れ、深さ30cmくらいまで耕しておきます。


    


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