家庭菜園

根株を軟化してミョウガダケに

 畑や庭先にあるミョウガの球根を、そのままの場所で軟化処理し、茎を50〜60cmほどの長さに伸ばしたのが、ミョウガダケです。
 ミョウガ特有のさわやかな風味があり、古来、日本料理には珍重されていましたが、近頃はあまり見かけなくなったのは寂しいことです。ひとつ、自家菜園から復活させ、食卓に潤いを呼び戻してはいかがでしょう。
 軟化処理の方法は、芽が伸び出す前の3月中〜下旬(関東南部以西の場合。寒い地域では1〜2月遅くに、畑の根株の上に、稲ワラ、または黒色フイルムとむしろの重ねがけなどで、80〜90cmぐらいの高さの囲いをつくり、頂部にも稲ワラを10cmぐらいの厚さに覆い、光線が入らないようにして保温します。栽培し始めて3〜4年たち、株の問引きが必要になったとき、問引く部分に列状に、高さ60cmぐらいのビニールトンネルをつくり、黒色またはシルバーフィルムを裾まできちんと覆い、光線を入れないようにするのも簡易法です。
 2〜3週間たって茎が少し伸び始めた頃と、さらにその一週問後の2回ほど、囲いの一部を一日5〜6時間、2日間にわたり開けて、外気と若干の光をとり入れ、紅色の色素を出させ紅づけします。
 茎の長さが50〜60cm(後者の簡易法では40cm内外)に伸びたころ、地際部から刈り取り収穫します。太めのものが柔らかく、風味豊かで良質品です。
 花ミョウガと同様に薬味として、または細かく切って吸い物や刺し身のつまに、妙めてゴマ和えなどに利用できます。


3月の園芸作業

 花壇作業は、いよいよ本格化します。春まき草花の種まきは、桜のソメイヨシノが満開から散るくらいのころを目安にすればいいでしよう。これから気温、地温が上がっていく時期ですので、春まき草花の種子は、慌ててまかなくても、十分に気温が上がってから、まけばよいでしよう。特に、夏が似合うアサガオやヒマワリなどは、早過ぎないように。
 カンナ、ダリア、グラジオラスなどの春植え球根は、暖かい地方では3月下旬から植えますが、一般的には4月からになります。鉢植えにして室内で芽出しをしてから花壇に植えてやれば、早く花を咲かせることができます。ダリアは、掘り上げて保存しておいた株から芽分けをして植えますが、芋のように見える球根部分には芽はありません。古い茎との付け根に米粒ほどの突起が見られるのが芽ですから、これを一球一牙を付けて、分球します。
 秋まき草花の苗も下旬ぐらいから花壇に植え付けますが、フレームなどで育ててきたものは、徐々に外に出し、外気に慣らしておきましょう。
 各種の草花を定植する花壇は、2週間くらい前までに地ごしらえをしておきましょう。消石灰で土の酸性を中和し、たい肥など有機質を施して、深さ30cmぐらいに深耕しておきます。


    


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