家庭菜園

ジャムにして逸品のルバーブづくり

 ルバーブは、シベリア南部原産のタデ科の野菜で、ヨーロッパ、特にスイスなどの涼冷地の家庭菜園ではよく作られています。耐寒性が強く、1度植えておけば4〜5年はそのままで収穫、利用できます。葉は50〜60p、葉柄の太さが3〜4pにもなり、図のように、この葉柄の部分(赤紫色に色付く)を利用するものです。コハク酸を多く含み、酸味が多いのでジャムにするとさわやかな良い味の上等品として楽しめます。マーマレード、砂糖漬け、シャーベツトなどにも利用されます。
 種子から育てる方法と、株分けして育てる方法があります。いちばん易しいのは、育てている人から春先に根株を分けてもらって植え付けることですが、それができなければ、種子を買い求めて苗を育てます。その場合の種まきは桜花が散ったころ、3号のポリ鉢に4〜5粒まきつけ、次第に間引いて一本立てにし、本葉4〜5枚の苗に育て上げます。発芽までに日数がかかり、初期の育ちが遅いので、ビニールトンネルをかけて保温するのが安全です。植え付ける畑は排水の良いところを選びます。勢いは大変良いのですが、多湿には弱く、次第に枯死してしまうこともあります。やや高うねにして排水を図り、ピートモスやココピートなど腐りにくい有機質と油粕を元肥に与えます。夏の乾燥を防ぐために敷きわらもしてやりましょう。生育の様子を見ながら1〜2か月に1回ぐらい油粕と化成肥料を少々追肥して生育を促し、太い葉柄を出させます。
 1年目は収穫せずに株の充実を図り、2年目から逐次必要に応じて収穫します。葉はしゅう酸を多く含むので利用できません。




4月の園芸作業

 春まき草花の種まきは、桜のソメイヨシノの満開ごろが適期ですが、晩霜のある地域では、その心配がなくなってからが安全です。発芽したものは、本葉1〜2枚になったら、育苗床の別の場所に、3cm間隔くらいに植え広げるか、小型の育苗ポットに植え替えます。育苗床に植えているものは、本葉5〜6枚になる前に葉が触れ合うようになったら、もう一度植え広げます。本葉5〜6枚になったら、定植します。ただ、クレオメやケイトウなどの直根性のものは、植え替えを嫌いますので、直まきにしましょう。根から吸水が激しく、根を傷めたくないヒマワリも、育てたい場所に直まきします。定植場所は植え付けの二週間前には、消石灰で土の酸性を中和し、たい肥など有機質を施して、深さ30cmぐらいに深耕しておきます。
 春植え球根の植え付けは、4月早めに済ませましょう。来年も咲かせるためには、今年の植え付け時から、肥料を十分に施しておきます。花が終わった後も、葉を傷つけないようにして、光合成をしっかりやらせて、たくさんの養分を根に蓄えさせましょう。


    


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