家庭菜園

タマネギの収穫

 タマネギの球の肥大は、日長や温度と関係が深く、日が長くなるにつれて急速に球は肥大し始めます。肥大しきると、やがて葉が枯れて生長が止まり、3〜4か月の長い休眠期間に入ります。そして秋になると休眠から覚め、球の中から芽が伸び出してきて、食べられなくなってしまいます。家庭菜園での収穫は、このような性質をよく知って上手に行い、できるだけ長期間にわたって、質のよい状態で食卓をにぎわすようにしたいものです。
 球が肥大し始めたら、早速、順次収穫し始めます。まず、葉タマとして、緑葉も、ヌタや汁の実にしましょう。球が大きく膨らんできたら、新タマとして新鮮な味を楽しみます。
 あとの大部分は一斉に抜き取って乾かし、貯蔵状態で遂次利用しますが、健全な状態を長く保つには、抜き取る適期を守ることが大変重要です。
 抜き取る適期は、葉の倒れ具合で判断します。全体の80%内外が倒れた頃が抜き取るタイミングです。この状態になったら、天気の良い日を見計らって一斉に抜き取り、畑に倒したままで葉を乾かします。おおむね乾いたら取り入れて、葉付きのまま吊るす(これが一番!)か、葉を切り離して、網目のあるコンテナに薄く重ね、涼しくて風通しの良い場所で貯蔵します。こうすると、良い休眠状態が長く保たれ、萌芽も遅く、腐れも少なくて済みます。



6月の園芸作業

 5月にまいた草花は、1、2回植え広げて育苗してきたものが、また込み合ってきていることでしょう。本葉6〜7枚になったら、根を痛めないように掘り取って、定植します。
 ケイトウ、コスモス、サルビア、マリーゴールドなど、春まき草花の中には、植物体が十分に大きくなる前に花芽ができて、開花するものがあります。これらは今から遅まきすると、草丈が低い状態で花が咲きます。7月までまけるので順次まいていけば、10月まで花を楽しむことができます。サルビアやマリーゴールドは種が大きいので、筋まきしたほうが手問が省けます。
 一方、ルナリア(大判草、マネープランツ)やカンパニュラ(ホタルブクロ一などの二年草は、6月上旬までにまかないと、来年、花が咲きません。特にルナリアは直根性なので、移植するなら、根があまり伸びていない、早い時期に行う必要があります。暑くなってからの移植は、株を腐らせてしまう恐れもあります。直まきにして、間引きで株間を広げるのが良いでしよう。
 ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)やハナショウブは、花が咲き終わったらすぐに株分けして植え替えます。掘り上げたら、葉を半分ぐらいに切り詰め、一芽ずつに分けます。この際、今年花が咲いた茎は切り捨て、その両側にできた小さな芽を使うようにします。これまでとは別の場所に植え付けるようにして下さい。根の上部が地表面に出るくらいの浅植えが安全です。根付くまで、水やりは控えめにしましよう。



    


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