家庭菜園

ハクサイの種まき・苗づくり

 結球ハクサイの球は、80〜100枚の葉によって形づくられています。まきどきが遅れると、花芽分化する10月中旬ごろ(関東南部以西の場合)までにこれだけの葉が確保できない(花芽ができると葉の枚数は増えなくなる)ので、葉数が足りず、堅く締まった球にならないのです。かといって、早くまきすぎると夏の暑い盛りにぶつかるので、苗がよく育たず、畑に植えてから病害が出やすくなり、失敗しやすいです。
 ハクサイはまきどきを守ることが大変重要なのは、このような理由によるものです。関東南部以西では多くの品種が8月20日〜25日ごろがいちばんの適期です。これより遅れた場合には、葉数が少なくても球になる早生の品種を選ぶようにします。
 苗づくりには、かつては練り床といって、土と完熟堆肥を混ぜて水を加えてかき混ぜ、固まったところで包丁で9×9pに切り目を入れたブロックに種まきしたものですが、今は便利なセルトレイやポリ鉢がありますので、これらを用いるのが便利です。数10本以上でしたら前者を、少ない本数なら後者がよいでしょう。
 セルトレイは30×55pサイズで72穴(穴径約5×5p)ぐらいのものを選び、市販の育苗用土を詰め、一穴に3粒まきにします。育つにつれて間引き、一本立ちにし、本葉が3〜4枚開き、根鉢が抜きやすくなったら畑に植え出します。三号鉢の場合は本葉5枚ぐらいまで育苗できます。
 害虫にやられやすいので、べたがけ資材または寒冷紗を苗の上に被覆するのが安全です。


八月の園芸


 夏の初めから咲き出したサルビア、マリーゴールド、コスモス、ダリアなどの切り戻しをしましょう。草丈が高くなるものの、花数は少なくなってくるので、草姿も乱れてきます。
 草丈の半分か三分の一ぐらいのところで切ります。コリウスも同じように切り戻してやると、秋には再び見栄えの良い状態になります。
 ダリアは、下から2節くらいのところで、必ず葉が2枚付いているところの直上で切ります。節と節の中間の葉のないところで切ると、枯れ込んだり、茎に雨水がたまって腐ったりします。切った後、ヘチマのように茎から水が噴き出しますので、株元から20pくらいのところにスコップを差し込んで根を切って、水の吸い上げを抑制してやりましょう。
 どの草花も、切り戻しをしたら、追肥をしておきます。緩交性肥料をパラパラと株間にまいておけば、かん水で溶けて地中に染み込み、草花に吸収されます。
 秋まき草花の種まきは来月(9月)の中、下旬になりますが、春まきの時期と違って、気温の低下スピードが速く、種をまく適期が限られますので、まき床の準備は早めに済ませておきましょう。



    


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