家庭菜園

ダイコンの肥料の上手な与え方

 ダイコンは、かなり吸肥力が強い野菜なので、施肥の総量はそう多く与える必要はありませんが、根の肥大期に肥切れさせると十分に太らず、品質も損ねます。元肥には完熟した堆肥や油粕、米ぬかなど有機肥料を与え、追肥を遅れずに行い、肥料切れさせないように育て上げることが大切です。
 堆肥など有機質肥料を施すといっても、下手に施すと根の発達を損ね、また根や変形根などになりやすいので、完熟堆肥や油粕などを早め(少なくとも20日前)に畑全面に耕し込んでおくようにしましょう。畑が早く空かなかったり、天候の具合その他で早く施肥できないようなら、あらかじめ完熟堆肥と油粕、米ぬかなどをよく混合し、乾いていたら水を加えて積み上げ、ポリフィルムで覆い、発酵させておきます。農家はこれをぼかし堆肥などと呼び、昔は広く用いていたものです。これを元肥として施すには、根の直下に当たるところは避けて、種まきした株間に当るところに半握りぐらいずつ、まとめて置くようにします。完熟したものでも、根の伸びる先にあると障害根となりやすいからです。
 発芽後の追肥は3回ほど行います。第一回目は本葉2〜3枚のころ、2本を残して他は間引き、株の周りに肥料をばらまき、土と混ぜ合わせ、ついでに、株元に少々土寄せして倒れないようにしてやります。第二回目は本葉5〜6枚のころ、第三回目はその半月ぐらい後に、図のように行います。
 一回の追肥量は畑の地味の状態によって加減しますが、通常の野菜畑なら1株当たり化成肥料小さじ1〜2杯、油粕大さじ1杯ぐらいで良いでしょう。




九月の園芸

 秋まき草花の種まき時期になります。秋まき草花の発芽適温は15℃前後のものが多いので、9月下旬から10月上旬が適期の目安になります。早過ぎると気温が高すぎ、遅れると低くなり過ぎて、発芽しなかったり、生育が遅れたりします。春まき草花より発芽適温は低いのですが、気温の低下速度が急激なので、注意しましょう。
 夏の花であるアサガオを、秋に咲かせることができます。アサガオは、暑い時期に花を咲かせますが、日長との関係では、日長が12時間以下になると咲く短日植物です。この性質を利用するのです。しかも、秋は気温の低下が速く、植物の体は伸びにくくなりますので、背丈の低いうちに花が咲きます。日当たりの良い場所にまきます。開花は文化の日前後になるでしょう。一種のチビ作りです。アサガオのチビ作りは、通常のまき時である5月にまいて、発芽後に、段ボールなどで覆いをして日長調節をするのですが、秋なら、何もしないで、チビ作りができるのです。
 下旬には、秋植え春咲きの球根の根付け時期になりますので、早めに地ごしらえをしておきましょう。


秋まき草花の種まき時期は、9月下旬から10月上旬が適期の目安です。
夏の花アサガオは日長が12時間以下になると咲く短日植物で、日当たりの良い場所にまくと背丈の低いうちに花が咲きます。 一種のチビ作りで、開花は文化の日前後になるでしょう。



    


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