家庭菜園

タマネギ苗の準備と上手な植え方

 秋まきのタマネギ苗はいま苗床で盛んに育っています。その植えどきは、種まき後50〜55日たち、本葉3〜4枚、太さが5o内外になったころで、通常は11月上・中旬ごろです。
 自家育苗なら、葉色を見て肥料不足になりそうなら植え付けの半月前に化成肥料を追肥して、しっかりした苗に育て上げましょう。購入する方は、早めにJAの店舖などに入荷時期を問い合わせ、できれば予約しておくのが確実です。
 畑への植え方は、溝植えとベッド植えの二種類があります。関東では溝植えが多いですが、土が重く、湿りのある関西や、狭い畑を有効に利用するにはベッド植えにする場合が多いようです。肥料当たりは禁物ですので、図のように肥料の施し方に注意し、根の近くにまとまって施さないよう心掛けます。また、粗い堆肥などを直下に入れると、かえって生育を妨げるので、完熟堆肥を細かく砕いて少量与え、その上に化成肥料と過リン酸石灰など、リン酸成分を多めに与え、冬の根張りを良くするようにしてやります。
 植え付けに当たっては、根はできるだけ土中深く入るよう、一方では地上部には土が深くかかりすぎないよう(緑の部分に土がかぶさらない程度)にします。
 植えたあと、溝植えなら株元を足で踏み付け、ベッド植えなら指先で株元を押さえて土を締めます。タマネギは他の野菜と違い、土が締まりすぎて生育が悪くなるようなことはなく、むしろ通気が良すぎると育ちが悪くなるという、変わった特性があるからです。


溝植えの場合
肥料が直接根に触れないように5cmくらい土をかける。 根元を足で踏み付ける。
タマネギは土が軽すぎたり、乾いたりするとよく育たない。


ベッド植えの場合
肥料はあらかじめベッド全面に施し、クワで耕し込んでおく。



十月の園芸

 秋植え・春咲き草花の球根は、植え始めましょう。11月上旬までくらいが適期です。植え付けの1〜2週間前に花壇の地ごしらえをします。消石灰で中和し、有機物や化成肥料を入れ、30pくらいの深さに耕しておきます。植え付けの深さは球根の高さの3倍程度が目安。間隔は、草丈の大きいものは広く、小さいものは狭くします。チューリップで15p間隔程度でよいでしょう。
 9月に種まきしたものは、植え替えをし、下旬の定植に備えましょう。植え付け場所の地ごしらえも1〜2週間前に。
 ヒヤシンスやクロッカスなどの水栽培は、水温が15℃を下回るくらいの時期になったら、始めます。水温が高くてもできるのですが、高温だとバクテリアも繁殖しやすく、失敗をすることがありますので、低温になってからのほうが安全です。水栽培専用容器か、球根が落ち込まないように上部がくびれている容器に球根を置き、冷暗所で発根、伸長させます。水の量は、初めは発根部に付くようにし、発根したら根の伸びに従って徐々に水位を下げ、最後は半分か3分の1程度にしてやります。年末くらいまで冷暗所に置いて、十分に根を伸ばし、その後温度の低い場所に40日以上置きます。


植え付け1〜2週間前に花壇の地ごしらえをします。 間隔は草丈の大きいものは広く、小さいものは狭くします。



    


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