家庭菜園

ジャガイモの植えつけ

 植えつけ適期は、関東南部以西では2月下旬〜3月上旬、寒い地方では3月下旬〜4月上旬です。
 種イモ専用として市販されている無病イモを早めに準備しておきましょう。食用に市販されているものや、自家菜園で昨年作ったイモなどは罹病したり消耗したりしていて、良い収量を上げることは難しくなります。
 品種は男爵薯、メークインなどおなじみのもののほかに、用途別に特色のあるもの、ベニアカリ、インカのめざめなどイモの色や花色に特色のあるものなど、目先の変わった品種も出回っていますので、早めに好みの種イモを買い求め、準備しておきましょう。
 種イモは普通60〜80gくらいの大きさですから、大きさによって2〜4つ切りにして使います。切り方は図のようにタテ割りにします。芽は頂部の方が早く伸び出している(頂芽優勢性)ので、よく伸び出している牙を各切片に等しくつけます。牙が伸び出したときに株ごとの生育をそろえるためです。
 畑の植え溝は、60p間隔にくわ幅で深さ15pほどに掘り、完熟たい肥と油かす、化成肥料を少々施します。その上に土を5〜6p覆い、肥料が直接種イモにふれないようにしてから、種イモを30p間隔に植えつけます。
 植えつけるときには、種イモの切り口を下方に向けておきます。上に向けておくと、雨が多いときに切り口の面が多湿になり、病害に侵されやすいからです。切り口に木灰をつける方法も、水分を呼ぶためよくありません。肥料としてなら元肥に加えるようにしましょう。


1月の園芸

 球根にしても苗にしても、乾燥が続くと株が弱りますから、花壇の土の表面が白く乾燥してきたら、水やりをしましよう。
 花壇の何も植えてない部分を荒起こししておきましょう。「天地返し」というように、下層の土を表面に出し、表層の土を下に入れるようにします。こうすると深層へ空気に十分ふれた土が入ると同時に、下層の土は表面に出て風化され、空気を含んだ、植物の根が伸びやすい状態の土になります。また、深層に潜んでいた病原菌が日光にさらされて死滅することも期待できます。
 スコップなどを使って、溝を掘るように土を持ち上げ、ひっくり返して隣の溝に入れていきます。掘り返す深さは、通常の植えつけ準備のときより深めにします。重労働になりますので、冬の間に少しずつ作業を進めるとよいでしょう。作業の折、残っていた根や小石も取り除くようにしましよう。
 正月の花として、フクジュソウの平鉢植えを楽しんだ人も多いと思いますが、花が終わったら、地植えにするか深鉢植えにしておきましょう。平鉢植えのままにしておくと育ちが悪く、良い花が咲きません。
 年始めですから、家事計画と同じように、花壇も植えつけ計画を練ってみてはどうでしょう。種苗会社や園芸店からカタログを集めて、種まき・開花時期を勘案して計画してみましよう。

天地返し


お問い合わせ
営農部 農業振興課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

All Rights Reserved,Copyright(c) JA TOTTORI INABA