家庭菜園

早春に種まきできるトンネル栽培


 新春になっていちばん早く種まきできて、春の端境期(野菜のとれなくなる時期)に新鮮な野菜を楽しむことができるのは、ビニールフィルムによるトンネル栽培です。おすすめしたい野菜の種類は、ホウレンソウ、コカブ、ニンジンで、その3種類を1つのトンネルで同居させて栽培できるので得策です。
 2月中〜下旬(関東南部)〜3月初めごろ、まず、幅1.2m、長さ随意の畑の全面に、1u当たり完熟堆肥4〜5握り、化成肥料大さじ5杯、油かす7杯ほどをばらまき、15cmの深さによく耕し、クワ幅のまき溝を3列つくります。
 そして、中央の列に三寸ニンジン、外の列にコカブ、ホウレンソウを種まきし、1cmほど(ニンジンは4〜5ミリ)の厚さに覆土して、ジョウロで十分に潅水します。その上をごく薄く完熟堆肥またはヤシガラなどで覆い、トンネル骨材(グラスファイバー製など)を挿して、ビニールでトンネル状に覆い、四周に十分に土をかけて密閉状態にします。ビニールの幅は1.8mのものを用いて、低く幅広の形にかけます。乾きが激しければ10日に1回ぐらいトンネルを開けて潅水しますが、それ以外は全く換気する必要はありません。
 早く発芽したコカブが本葉二枚になったころ、コカブ側の裾をところどころ少し上げて換気をします。その後、暖かくなるにつれて、日中30℃以上にならない程度に換気し、普通の露地栽培に準じて適宜間引き、追肥して育て上げていきます。
 収穫はホウレンソウ、コカブ、ニンジンの順序で、4月中旬から5月中旬にかけて次々と行うことができます。
発芽するまで、裾は乾燥したときの水やりや間引き、追肥のとき以外は開けない。
〈換気の方法〉
トンネル頂部に穴をあける(風に強いが、ビニールの再利用はできない)。 裾を上げる(ビニールは傷めないが、風にあおられやすいので注意)。



3月の園芸


 気温、地温が上がり始める時期となり、花壇作業は忙しくなります。植え替え、種まきをする場所は、早めに地ごしらえをしておきましょう。完熟たい肥など有機質を十分に入れて、深く耕しておきます。
 秋まきで育ててきた草花の苗は、霜よけ・防寒施設を取り除いて、外気に当てて丈夫なものにして、来月にかけて植え広げます。
 植え付け後、三年ほどたっている宿根草は株分け、植え替えをします。時期は、暖かくなって、しかも芽が大きく動き出さないうちが良いでしょう。ガーベラは、掘り上げたら、根を10cmほどに切り詰め、1株に2、3芽ずつになるように切り分けます。植え付け場所には、完熟たい肥を入れておき、根を広げて土をかけます。植える深さは、芽がわずかに隠れる程度に浅くします。植え付け後は、十分に水をやりましょう。
 暖かいところでは、今月下旬には桜(ソメイヨシノ)が咲き出します。春まき草花の種まきは、ソメイヨシノの開花以後を目安に始めます。花壇の準備をしておきましょう。


植え付け後3年ほどたっている宿根草は、株分け、植え替えをします。
植え付け場所には、完熟たい肥を入れておき、根を広げて土をかけます。 植え付け後は、十分に水をやりましょう。






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