家庭菜園

茎が球形に肥大するコールラビー


 コールラビーは、キャベツの変種で、葉は小さくて葉柄が長く伸び、生長するにつれて茎の基部が肥大してくるので、球茎カンラン(キャベツ)、カブカンランとも呼ばれます。冷涼な気侯を好みますが、キャベツよりも耐暑・耐寒性が強いので育てやすいのが特徴です。形が面白いので、観賞用としてプランターや鉢植えにしてもよく、家庭用におすすめしたい野莱の1つです。
 緑色種と赤紫色種があり、前者はグランドデューク、サンバードが代表的なものですが、後者はきわめて少なく、選択の余地はあまりありません。盆栽用の浅鉢に両品種を紅白の寄せ植えにすると、たいへんきれいです。
 これから秋にかけてが種まきの時期になります。性質が強健なので、畑に直まきする場合は、間引いて株間を10〜12pぐらいにして育てるとよいでしょう。少ない本数なら、キャベツに準じて苗を育て、畑にベッドをつくって植えつけます。
 球がふくらんできたら、下の方から出ている葉はとくに必要ないので、葉柄の基部を1pぐらいだけ残して、ハサミで切り落とします。
 球径が6〜7pになったら収穫を始めていい時期です。
 収穫したら、まず玉の上方と下方の硬い部分を切り落とし、若い部分はそのままにして5〜6pの厚さに切り、サラダ、酢の物、煮物、妙め物、塩漬け、みそ漬け、ぬか漬けなどに用いてみてはいかがでしょう。火を通すと柔らかくなるので、スープやソテー、グラッセなどにも向いています。食べ方が分かれば、親しみもグンと増しますよ。



7月の園芸


 今月は、あまり種まきできるものが多くありません。それでも、アサガオ、コスモス、サルビアなど、やや時期遅れと思われるものをまくことができるので、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
 これらの草花は夏至過ぎの短日になると花芽をつくる植物ですが、7月になってから種をまいたものでも、草丈は低くなりますが、花を咲かせることができます。
 ですから、9月ごろまでの、気温が高く、草丈がまだ伸びる時期に、何度か種まきをしてみてはいかがでしょう。小作りのアサガオやコスモスなどが楽しめます。なお、これらを遅まきにする時は直まきにします。
 また、お正月を中心に冬の花壇を飾ってくれるハボタンを種子から育てるのなら、今月中旬から種をまき始めるとよいでしょう。水はけのよい土で種まき床をつくり、種をまいた後は、日よけをして、乾燥させないようにします。とはいっても、水の与えすぎにも気をっけます。
 種は1週間ほどで発芽します。その後、本葉2〜3枚時と、7〜8枚時に植え広げて苗づくりをします。
 なお、ハボタンはキャベツの仲間ですので、同じようにモンシロチョウの幼虫(アオムシ)やヨトウガの幼虫(ヨトウムシ)などの害虫にみまわれます。そこで、育苗中は寒冷しゃで覆うなどして、チョウやガの産卵を防ぎましょう。卵や幼虫を見つけたら取り除きますが、殺虫剤を使ってもよいでしょう。



    


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