家庭菜園

手軽にできるキュウリの低支柱栽培


 キュウリは育ちが早い代表的な野菜で、最盛期には、つる先が一日に7〜10pも伸びます。子づる、孫づるも伸びるため、通常の支柱立て栽培では誘引や摘しんなどに大変入念な管理を必要とします。2〜3日も放っておくとつるが垂れ、風で折れたりすることもしばしばあります。
 そこで、手入れが苦手で、なかなか上手に育てられない方にお勧めしたいのが、低支柱栽培です。
 通常の支柱立て栽培が、2m内外の長い支柱材を用いて1.5mぐらいの高い位置で交差させて支柱作りをするのに対し、1.5m内外の短い支柱で、地上1mぐらいの位置で交差させた支柱を作ります。それに、図のように横に2〜3段のプラスチックテープ(ポリひもなど)を支柱に巻いて止め、たるみなく張っておきます。
 苗を植えつけ、勢いづいてきたら、下方の4〜5節から出た子づるは摘除し、そのあと親づるは支柱上方以上に伸びたら反対側に下垂させます。子づる、孫づるが伸びて垂れ下がってきたら適宜横張りのテープにかけていきます。子づる、孫づるが伸びて地面につくほどになったら先を摘み、込みすぎたら老化葉や病葉などを逐次摘除します。果実は主に合掌の内側に実りますから、収穫のとき取り残さないよう注意してください。
 この方法なら風で倒れにくく、乾燥にもよく耐え、案外よい果実を長期間収穫することができます。ただし、畑の場所によっては葉が込みすぎ、中が蒸れる欠点が現れることもあるため注意して下さい。



4月の園芸


 春まき草花の種まき時期です。春は気温が上がっていく時期ですので、4月に入ってからの方が安全でしょう。特に、発芽に比較的高温を要するアサガオやマツバボタン、ニチニチソウ、ケイトウ、サルビアなどは、4月下旬から5月上旬に種まきするのが得策です。4月は年間で最も気温上昇の激しい時期で、月初めと月末では平均気温が5〜6℃も違うため、あわてずのんびり構えていて平気です。
 どんどん気温が上がりますから、まいた草花は発芽後の生育も早くなります。すぐに、株は込み合ってきて、株元への光の当たり具合や風通しが悪くなり、か細い茎立ちになってしまいます。本葉が出たら、3p間隔程度に植え広げ、さらに隣同士が触れ合うくらいになったら、もう一度植え広げるか、花壇に定植します。ただ、クレオメ、ケイトウ、ヒマワリなど直根性のものは植え替えを嫌いますから、直まきか、せいぜい1回の植え替えで済ませます。
 秋植え球根は花が終わったら掘り上げます。特にチューリップは、植え放しだと肥え切れしたり、新球同士が肥料の奪い合いをして球根がやせていきます。やせた球根では花が咲きませんから、花が終わって葉が枯れたら球根を掘り上げます。
 チューリップは花が終わると、地温の上昇とともに球根が大きくなりますが、15℃くらいを超えると根の活動が止まり、葉が枯れ始めます。ですから、それまでの間に球根を太らせなければなりません。それには、咲いた花が乱れ始めたら花茎を切り取って、球根に負担をかけないようにするとともに、炭酸同化作用を十分にさせるために葉を傷めないように管理しましょう。




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