家庭菜園

エダマメ、トウモロコシはセル苗で

 エダマメやトウモロコシは、晩霜のおそれがなくなったなら早目に種まきして育て、なるべく早どりする方が成功しやすいです。遅くなるほど害虫にやられやすいし、高温で実の入りも悪くなりやすいからです。
 いずれも畑に直まきして栽培すると、芽生えしたところを野鳥に食べられてしまうことが多くなりました。その対策としては、セルトレイに種まきし、苗に育て上げてから畑に植えつけるのが一番安全です。身近で入念に管理することができるためよくそろい、しっかりした苗で力強くスタートするので、育ちも大変良くなるのです。
 トレイは128セル(30×60pに128の穴があいている、プラスチック製のトレイ)を用い、市販のピートモス主体の育苗用培養土を詰めて、種を1穴に1粒ずつまきつけます。トレイには全体にまんべんなく土を詰めることが肝心です。特に周辺のセルの土詰めは不足しがちですから注意します。種子が大粒なので、まく前にたっぷりかん水し、種子の上に土が5〜6pかぶさるぐらいに指先で押し込み、不足した分、また上から土で覆い、さらにかん水します。その上を新聞紙と透明フィルムで覆い、防乾・保温して発芽をうながします。すべてが発芽したら覆いを取り除き、毎日かん水して、本葉2、3枚の苗に育て上げます。
 葉が混みはじめるぐらいの大きさになったら引き抜いてみて、根部が成型されていたら畑に定植します。抜けにくいものは、裏からセルを指でつぶすようにして浮き上がらせるとよく外れます。このぐらいの大きさになれば、野鳥にやられる心配はまったくありません。


5月の園芸

 5月になると、関東南部(北緯35度前後)から南西の地方は、一日の平均気温が17℃を超えます。最高気温は20℃を下回らなくなり、最低気温も15℃くらいになります。このくらいになると、発芽に高温を必要とする草花も安心してまけます。アサガオ、ヒマワリ、コリウスなどのほか、サルビア、オジギソウ、ヒョウタン、ユウガオなど、いまごろなら確実に発芽、生育します。
 オジギソウは日当たり、水はけとも良い場所を好みます。本葉4、5枚で定植しますが、株は横にも広がるので、間隔は30p以上にします。直まきでも大丈夫です。
 サルビアも日当たりの良い場所を好みます。育苗をうまくやれば、後は丈夫に育ちます。熱帯原産だけに発芽には1週間ほどと時間がかかります。本葉2、3枚のころポリポットや他の育苗床に移植し、本葉7、8枚のころ花壇に定植します。種まきからここまでーカ月くらいかかります。移植から定植までの間に2、3回液肥をやると株が長持ちします。
 サルビアやオジギソウと同じように南米熱帯原産で、よく栽培されるものにアゲラタム(カッコウアザミ)がありますが、これも夏の花壇には適しています。本葉4、5枚でポリポットに移植し、花が咲き始めたら、花壇に25〜30p間隔で定植します。
 真夏に高温過ぎると開花しなくなりますが、このころ、リン酸の多い肥料を追肥しておき、晩夏に備えましょう。また、繁り過ぎると草姿が乱れ、花が少なくなるので、摘心し、これを挿し芽して、発根したものを植え付ければ、秋の花壇を飾ることができます。




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