家庭菜園

手軽に作れて重宝するルッコラ

 「ロケットサラダ」とも呼ばれ、かむとピリッと辛く、口の中にごまに似た香りが広がります。イタリアンサラダには欠かせない野菜ですが、ピザや各種料理に添えたりと、広い用途に使えます。春から秋にかけて作られますが、初秋から秋にかけてが種まきの最適期です。
 畑ならベッドを作り、筋まきにします。プランターなら長型のものに2列、同じく筋まきにします。まき溝の幅は2pぐらい、板きれを1pほどの深さまで押して溝を作り、種間隔が7〜8oぐらいになるようにまきます。5〜6oの厚さに覆土し、軽く手で押さえつけて鎮圧し、たっぷりかん水しておきます。
 肥料は、畑なら化成肥料と油かすを、まく前に全面に耕し込んでおきます。プランターで園芸用土を用いるのでしたら、まく前に肥料を施す必要はありません。発芽後、込み合っているところは間引き、草丈7〜8pに伸びたころ、溝の間に化成肥料をばらまき、竹べらか割りばしなどで土にかきまぜ、硬くなった土をかん水で軟らかくします。
 生育が進むにつれて再び込み合ってくるので、逐次間引きながら利用し、最終的に株間を5〜7pぐらいにします。草丈が15p以上に伸びてきたら収穫の適期です。株ごと抜き取って収穫しますが、少しずつ日数をかけて利用したいなら外側の葉から1枚ずつ摘みとっていくのも一つの方法です。残った葉は次々と大きくなってきて、収穫し続けられます。アブラナ科好みの害虫がつきやすいので注意して、見つけ次第駆除します。
  


10月の園芸

 秋にまく草花の発芽適温は15〜20℃で、春まき草花よりは少し低いのですが、秋は気温の低下が急激です。日平均気温は、4〜5日で1℃くらい下がっていきます。関東以西では、今月後半には15℃くらいになりますから、秋まきでは、種まき準備を含めて早めの取り組みが肝心です。
 秋植え球根は、温度が高いとウイルスなど病気に襲われることがあるため、少し温度が低くなる今月下旬から11月上旬に植えつけるのがよいでしょう。植えつけの2週間ほど前に、植えつけ場所を地ごしらえしておきます。
 これまで栽培してきた場所は土が酸性がかっている可能性がありますから、消石灰で中和し、腐葉土や堆肥などの有機質と元肥を入れて準備します。特に、サフランで「球根を買った年には咲いたが、翌年からは咲かなかった」という経験をした人は、地ごしらえをしっかりやらなかったことが大きな原因です。
 ユリは、球根の下部から出る下根と、球根と本葉の間の茎から出る上根があって、両方から肥料を吸収するため、地ごしらえをしっかりやりましょう。肥料が十分であれば良い花が咲き、翌年のための貯蔵養分も多くできます。
 夏にまいたハボタンやパンジーは本葉2〜3枚のころと本葉7〜8枚のころに移植・仮植えして断根し、細根を多く出させますが、仮植えをまだ行っていないものは、気温の高いうちに済ませておきましょう。また、ハボタンは気温が低くなってくると、赤い色が増してきますが、窒素肥料が効くと緑に戻ってしまいますから、10月に入ったら肥料は控えてください。

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