家庭菜園

結球したハクサイの防寒対策

 

 大きく育ち、堅く結球したハクサイは、一斉に収穫するだけでなく、ある程度残しておいて順次利用したいものです。
 この場合、畑でそのままにしておくと、厳しい霜や寒風のたびに、球の頂部の柔らかい葉や外葉がガサガサになり、やがてそこから腐って食べられなくなってしまいます。未収穫のものは防寒対策をして、長い間利用できるようにしたいものです。
 一番簡単な防寒対策は、霜が降り始めてきたころ、少ししおれかけた外葉を、球の頭上に3〜4枚かぶせておく方法です。しおれかけた葉の方が球になじみやすく、風で飛ばされにくいので好都合ですが、なければ新葉でも構いません。
 畑に長く置く場合は、なるべく多くの外葉で球を包むようにして、ポリテープなどで縛っておきます。ハクサイが勢いよく育っていると葉折れがひどくて作業しにくいので、多少霜に遭い、葉が柔らかくなってから行うようにします。
 べた掛け資材(不織布など)があれば、それを2〜3枚重ねて、風で飛ばされないように工夫して覆っておくのも一つの方法です。プラスチックフィルムは、覆うとそのすぐ下の部分が低温になり、寒害を受けるので不適です。
 畑から収穫して貯蔵するには、少数なら新聞にくるんで、涼しい所に立てておくのが簡単です。大量なら根をつけて抜き取り、竹林や樹林、作業舎の軒先など霜を防げる場所に、根元を上にして並べておきます。腐った株は早めに発見し、取り除くようにしましょう。

不用になる外葉を取り外して球の頭上に3〜4枚かぶせておく なるべく多くの外葉で包み、ポリテープや稲わらなどで縛る


フクジュソウの植えつけ

 12月は、立春のころの庭を彩ってくれるフクジュソウの植えつけ時期になります。フクジュソウは「元日草」ともいわれますが、一般に露地では旧暦の元日ごろに咲き始めます。新暦の正月用に鉢植えが花屋などで売られますが、保温施設で促成させたものです。
 フクジュソウは、寒さに強く、暑さに弱い植物です。根は長くそれを切ると枯れたり、株が弱ったりします。こうした性質を損ねないようにするのが、栽培のこつになります。
 植えつけ場所は、夏涼しく、冬は日当たりの良い所が望まれます。一般にフクジュソウのように早春に開花する多年草は、冬に暖かくて日当りが良く、5、6月からは半日陰の涼しい所が植えつけ適地です。よく利用されるのは、落葉樹の樹幹下です。ここなら冬は日当たりが良く、夏は木陰の涼しい環境が得られます。
 植えつける2週間ほど前に、30cm以上深く耕し、腐葉土と混ぜておきます。植えつけるときは、株の芽が少し隠れる程度(深さ10cmくらい)の広めの穴を掘り、根を傷めないように広げて置き、土を掛けます。根の間に土が入るように、軽く押しつけておきましょう。
 日当たりの良い場所や涼しい場所を選んで移動できる点で、鉢植えも便利です。6号(18cm)以上の大きめの鉢を使いましょう。用土は、庭土に腐葉土を混ぜます。露地のように、長い根を広げるわけにはいかないので、巻くようにして植えつけ、短く切り詰めないようにします。



     


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