家庭菜園

菜園の計は元旦にあり

 

 年の初めに、一年の計の菜園版を描いてみてはいかがでしょう。
 近ごろの野菜売り場には、かつて見られなかった新しい野菜や珍しい野菜、そして地方色豊かな野菜などがたくさん並ぶようになりました。家庭菜園の楽しみ方の一つに、こうした野菜を自分の手で育てて調理し、食卓に載せることがあります。
 好みや畑の都合などもあるでしょうが、代表的なものとしては次のような種類・品種が挙げれます。
●人気が高まる新顔野菜
 ズッキーニ、トレビス、ルッコラ、イタリアンパセリ、サンチュ、エンダイブ、プチベール、エンツアイ、コールラビ、ヤーコン
●新用途向き野菜
 クッキングトマト、一口キュウリ、手のひらサイズのハクサイ、ミニチンゲンサイ、ミニ赤タマネギ、辛味ダイコン、サラダゴボウ
●伝統野菜
 地元で受け継がれている品種のほか、以下のような伝統野菜にチャレンジするのもいいでしょう。
 万願寺トウガラシ、水ナス、賀茂ナス、加賀太キュウリ、ダダチャマメ、ノラボウナ、スイゼンジナ、下仁田ネギ、津田カブ、飛騨紅カブ、源助ダイコン
●身近で周年重宝する薬味野菜
 シソ、スイートバジル、パセリ、クレソン、ミント、ワケギ、小ネギ
 いずれも種子は早めに手配し、確保することが大切です。なかにはまれに苗でしか流通してないものもあるので、よく確かめてください。


厳寒期の荒起こし

 1月は作業も少ないですが、寒さにさらされるこの時期にぜひやっておきたいことがあります。それは、花壇の荒起こしです。
 天地返しともいうように、下層にある土を表面に出し、表層の土を裏返すように起こしてやります。こうすることで、下層の土に冬の寒さや風雨、太陽の光が当たるので、上からの重みで押しつけられてつぶれていた土の粒が、空気を抱いてふっくらとしたものに変わります。病害虫や雑草の種を駆除する効果もあります。
 荒起こしは深いほどいいのですが、せめて30cmくらいの深さにはしたいものです。寒い時期の作業であるだけでなく、重労働ですから、少しずつ進めていくとよいでしょう。春の種まきや植えつけ前になったら元肥などを入れ、地ごしらえをするときに、もう少し細かく砕きます。
 草花に限らず、植物は根が丈夫でないと地上部の十分な生育、花や果実の充実は望めません。そのためには土が物理的に良い条件、つまり水分保持と排水が良くて、空気も十分に保持できるという、矛盾するような難しい条件を満たしていることが大切になります。
 こうした条件を持つ土は、難しくいうと「団粒構造」を多く持った土なのですが、小さな粒がグループをつくり、それが寄り集まり、積み重なった構造です。小さな粒のグループが水を保持し、グループ間のすき間に空気が保たれるわけです。
 こうした構造は押しつけられてつぶれていくので、年に一回は荒起こしをし、作づけごとに耕すことで、回復できるのです。




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