家庭菜園

サヤエンドウの冬期の管理

 

 晩秋に種まきしたサヤエンドウは、つるが少し伸びた状態で年を越し、早春になると急につるの伸長が早まってきます。これを地面にはわせたままにしておくと、細いつるが風に振り回されて成長が鈍り、折れやすくなってしまいます。
 そのため、冬の風当たりの強い所では、小さいうちから株の近くに竹棒や木の小枝など仮支柱を立てて振り回されないように保護してやります。このころは丈の低いもので十分です。
 厳寒期を過ぎ、草丈が20cmぐらいに伸びだすころには、小さな巻きひげも出るので、早いうちに本支柱を立て、これに絡みつくように、つるを誘引してやりましょう。遅くなり、伸びすぎてから急に絡ませようとして茎葉をいじったりすると、つるの元から外れたり、生育が停止してしまうという、案外デリケートな性質を持っています。また、細かいつる先をいじると折れてしまうことも、しばしばあります。
 支柱の材料としては、細枝のたくさんついたササ竹などが一番ですが、これらはなかなか入手できなくなってきました。それに代わるものとして、木くいに横竹を渡し、その所々に稲わらの小束を垂らす方法や、果菜類用の支柱竹を交差させて立て、横に3段ほどプラスチックひもを渡したり、キュウリの誘引用ネット(網目15cmぐらい)を取りつけたりする方法など工夫してみましょう。
 支柱を立て終わったら畝に沿って軽く溝を掘り、化成肥料を少し加えます。また、表皮の内側の葉肉を、絵を描いたように食害する大敵ハモグリバエに注意し、発生が見られたら早めに薬剤を散布して防ぐことも大切です。


日本伝統の草花・サクラソウ

 本格的な作業は3月からになりますが、それに備えての花壇の準備、つまり地ごしらえがこの2月の仕事になります。植えつけの2〜3週間ぐらい前には、済ませておきましょう。
 ハナショウブ、アサガオ、菊などと並び、江戸時代から改良が重ねられてきた、日本を代表する草花にサクラソウがあります。ほかの春の草花より早く芽が動きだすので、今月中が株分け、植え替えの時期です。
 サクラソウの仲間のプリムラと区別するため、日本サクラソウと呼ばれることもありますが、これを嫌う愛好家が多いようです。むしろプリムラをセイヨウサクラソウと呼ぶべきだというわけです。ここでは日本伝統のものをサクラソウと定義して話を進めます。
 サクラソウは寒さに強く、土が凍っても平気ですが、暑さと乾燥には弱いのが特徴です。花が終わると、葉と茎のつけ根に新しい根茎ができて伸びる一方、夏場の暑い時期には葉が枯れて、来年の早春まで休眠に入るという独特の生育をします。
 早春からは、植えてある場所によく日光を当てることが大切で、夏には涼しい環境を作ってやる必要があります。一般的には15〜18cmくらいの鉢植えにするので、冬は日当たりの良い所に移し、夏は木の下などに移してやればいいでしょう。
 地植えでは、植えつけ場所を落葉樹の下にしておけば、夏は覆いの役目をしてくれて、冬は日当たりを良くしてくれます。
 花が終わったら花ガラを取るとともに、株元に土を補充してやります。「増し土」といいますが、これがサクラソウ栽培には重要な作業です。



     


お問い合わせ
営農部 農業振興課
TEL 0857-32-1142
FAX 0857-32-1140

All Rights Reserved,Copyright(c) JA TOTTORI INABA 2000-2008