家庭菜園

茎が長く伸びる新顔のシュンギク

 

 「スティックシュンギク」といい、双葉と第1本葉の間の茎の部分が、育つにつれてどんどん伸びるシュンギクの新しい品種です。葉は小形で刻みは細かく、きゃしゃです。
 この品種は味に特徴があり、シュンギク独特の香りと苦味が少なく、茎や葉が普通のシュンギクに比べて柔らかく、歯切れが良いので、収穫してそのままコップに挿してスティックサラダにしたり、カットしてほかの野菜と合わせてサラダにして食べることができます。もちろん、おひたしにしたり、鍋物にもよく、使い道は大変広いといえます。柔らかいので、調理の際はさっと火を通すだけ。臭みが少ないので、子どももよく食べてくれます。
 育て方は普通のシュンギクに準じ、50cm間隔にくわ幅のまき溝を作ってばらまきにするか、ベッドに15cm間隔に、板ぎれで2cm幅のまき溝をつけ、筋まきにします。
 本葉2〜3枚のころ2cm内外の間隔になるように間引きます。その後、草丈が10cmほどに育ったころ3〜4cmの株間になるよう間引きます。このとき、残った株の草丈をなるべくそろえるのが良品を得るこつです。間引きしたあとに、くわ幅まきの場合は列に片側に、ベット筋まきの場合は列間に化成肥料と油かすを追肥し、肥切れさせないように育てます。
 露地栽培では3〜5月と8〜9月がまきどきですが、トンネルを被覆すれば2月中旬(関東南部以西の場合)から種まきできます。収穫は草丈が15〜20cmになったころからですが、鍋物には25〜30cmぐらいが好適でしょう。
刈り取るだけなので収穫は楽


花を早く咲かせる方法

 関東以西では、3月中に日中の気温が15℃を越えるようになります。その後1ヶ月くらいのうちに、北日本でも徐々に昇温し、春を感じるようになってきます。
 草花は芽や根が動きだすので、株分け・分球(芽分け)、植えつけ、種まきの時期になります。これらの作業はおおむね彼岸過ぎからにしますが、春まき草花の種まき時期についていわれる「ソメイヨシノの咲くころ」を目安にすればよいでしょう。植えつけ場所の準備は、早めに終えておきます。
 花壇は一般的には露地ですから、自然の気温がその植物に適した時期を待って植えつけ、発根、発芽、成長、開花を期待します。しかし、専門的な施設なしに、普通より早く咲かせる方法はあります。屋外ではまだ気温が低い時期に、植木鉢や平鉢に球根を植えつけたり種まきをして、家の中の窓辺など暖かい場所で育ててから、気温が上がってきた外の花壇に植えつけるのです。
 球根草花のダリア、グラジオラス、カンナなどは、一般的には4月に植えますが、このように室内で早く発根・伸長させる方法なら、3月から育て始めて、暖かくなったらすぐに花壇で育てられるので、早く花を見ることができます。
 例えば、ダリアは芽分けした球根を鉢に植え、暖かく日の当たる窓辺に置きます。発根、発芽させて芽が10〜15cmくらいになるまで育て、4月下旬〜5月上旬に花壇に植えつけます。グラジオラスも、鉢植えにして窓辺に置いておくと、発根後、小さな葉が3枚出て、その間から長い本葉が出てくるので、この状態のものを4月中下旬に花壇へ植えつけましょう。



     


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