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家庭菜園

手軽で有効なキャップ利用のすすめ


 陽光が輝き始めると、いよいよ果菜類の植え付け適期に入りますが、この頃の天候は案外不順で、急に冷え込んだり、風が吹いたりしがちです。このような外界の急変から苗を守るのに有効な手だてはプラスチックフィルムを上手に使うことです。ハウスやトンネル栽培が広く普及していますが、家庭菜園では資材費がかさんだり、換気操作もマメに行なう必要があることから、ごく一部でしか利用されていないのが実情です。
 そこで、誰にでもできる簡単なフィルムの利用法としておすすめしたいのが、図のようなホットキャップ(テント)やあんどん式の被覆法です。前者は竹や鋼線を曲げて十文字になるよう、両端を10p内外土にさし込みます。中央部に苗を植えたら大きめに四角に切ったフィルムの周囲に土をかけてでき上がりです。頂部に小穴を開けておき、苗が大きくなり、また、気温が上昇するにつれ、切断部を大きくしてやります。
 もう一つのあんどん式は袋の底を切り取って円筒状にし、苗を植えた後、四方に支柱をさし込んでぴたりと広げるように固定します。頂部は初めから開いたままで、苗が一杯に伸びるまでそのままにしておきます。保温力はキャツプの方が高いのですが、容積が大きくとれるので、苗が大きく育つまで被覆しておくことができるのが利点です。
 これらの方法は害虫(アブラムシ、ウリバエなど)の飛来を防ぐ効果も大きく、ウイルス病の被害をかなり軽減することができます。
 スイカ、カボチャ、メロンなど株間が広い野菜に最適ですが、少ない株数ならトマト、ナス、ピーマンなどにも十分利用できます。




5月の園芸


 多くの春まき草花は3月末から4月に播きますが、発芽に高温が必要なアサガオは今月が種播き時と言えます。その理由は、アサガオの花芽ができるのが、夏至を過ぎて日長が短くなり始めてからになるからです。それまでは、植物の体が伸びるだけで、あまり早く播いても、花が早く咲くわけではありません。
 ほどよい草丈で花を咲かすには、今月中旬くらいがよいでしょう。逆に草丈の低い作り方をするなら、もっと遅く播きます。種は、ナイフやヤスリで少し傷をつけ、1晩水にひたしてから播くと発芽しやすくなります。
 双葉が開いたら、直径6pほどの小さな鉢に植え替えます。双葉が丸みを帯びたものは大きな花を咲かせ、細いものは花が小さい傾向があります。植え替えの時、双葉の細いものは使わない方がよいでしょう。
 植え替えでは、へらのようなものを使って深く根を掘り起こし、根の先を少し切って植えましょう。本葉4、5枚で定植します。
 オジギソウ、サルビア、ペチュニア、ヒョウタン、ヘチマ、ユウガオなども発芽に高温が必要ですので、今月播きましょう。先月播いた草花で、すでに一度植え替えたものが再び込み合ってきたら、植え広げるか、花壇に定植しましょう。




1月 2月 3月
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4月 5月 6月
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7月 8月 9月
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10月 11月 12月
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