愛菜館農園だより(2012年10月号)

愛菜館農園だより10月号
(2012年9月7日、14日、21日、28日(金)実施)

  9月の実技指導は、大根の種播きや春収穫予定の白ねぎに土寄せをして、土寄せをする時の注意点を話しました。また、8月末に播いた葉牡丹とストックの芽が大きくなってきたので、農園参加者の皆さんと一緒に間引きや八重鑑別をしました。
  少し気温が下がり、害虫の動きが活発になってきました。今、気をつけないといけない害虫の説明と防除の方法を話しました。

10月は5日、12日、19日、26日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜白ねぎ(春ねぎ)〜
白ねぎの太さが鉛筆位になったら1回目の土寄せを行います。土寄せをする前に追肥をしておくと効果的です。白ねぎの両サイドに粒の肥料を適量まくと良いでしょう。 土寄せに必要な土は、畝の両側の土を耕して作ります。ただし、白ねぎから両幅30cmは耕さないこと!!伸び始めた根を切ってしまわない為の安全策です。 土寄せは、白ねぎの根元ではなく両側に土を盛ってMの形にします。そうすることで、根元に少しずつ土が寄っていくので、白ねぎに傷が付きにくいのです。
〜大根〜
大根は種をまく前の土作りが大切です。しっかりと深く耕しておきましょう!深さの目安は「大根の長さ+10p」です。土が硬いと、実が曲がったりする原因となります。 種まきから1週間〜10日で芽が出ます。写真は種まきから1週間後です。双葉の頃と本葉が2〜3枚の頃の2回に分けて間引きを行い、最終的に元気な1本を残します。 気温が下がってきて、動きを活発にしているのが、このヨトウムシ。愛菜館農園の大根も餌食に…。小さい内は農薬が効きますが、大きくなると効かなくなることも。小さいうちに駆除しましょう!
〜小松菜〜
愛菜館農園で常に栽培されている小松菜。ハウスの中でなら年中栽培が可能で、種まきから収穫まで約1ヶ月と期間が短いのも魅力の一つです。 小松菜や大根の葉を食べるキスジノミハムシを発見!体長約3oのこの虫は、アブラナ科の野菜を食べて小さい穴を開ける害虫です。早めの防除をしましょう。 小松菜は使える農薬が少ないため、農薬だけでの防除は難しいです。粘着シートでの捕獲や畑の周りの雑草を取って逃げ場所を作らないなどの対策が重要!
〜葉牡丹・ストック〜
葉牡丹は間引きを、ストックは八重鑑別を参加者と一緒に行いました。 まずは、ストックです。八重鑑別は種まきから2週間で1回目、2回目はそれから更に2週間後でした。葉が楕円形で大きく、淡い緑色の株を残すようにします。 次に葉牡丹です。種まきから約3週間後、元気で葉が大きい1株を残して、それ以外は根元を切ります。根が伸び始めているので無理に抜くのはやめましょう。
〜pHチェッカー(土壌用pH計)〜
土壌には、野菜の成育に最適なpH(酸度)があります。ジャガイモはpH5〜6.5で弱酸性の土壌を好みますし、大根はpH6〜7でややアルカリ性寄りです。 これから栽培しようとしている野菜に合った土壌pHを調べるための道具が「土壌酸湿度測定器」です。土に刺すだけでpHを測定できる優れモノ! 平均的な数値を見る必要があるので、測定する場所は広さにもよりますが3〜4ヵ所くらい測るのが良いでしょう。

≪前月    次月≫

このページの先頭へ
中 大