愛菜館農園だより(2014年8月号)

株元だけでなく、寄せた土の中にもびっしりと
根を這わせていました。

愛菜館農園だより8月号
(2014年7月4日、11日、18日、25日(金)実施)

  7月の実技指導は、外での指導と室内での勉強会とを交互に実施しました。外ではサラダゴボウが収穫できる時期になったので試し掘りをしたり、白ネギの根がどのように伸びているのか土の断面を見たり、キャベツの播種をしたりしました。
  室内での勉強会は『農薬の使用』と『野菜の病害』について講義しました。勉強会は回数を重ねる度に参加者が増えて、7月は2回実施しましたが2回とも満席の状態でした。

8月は1日、8日、22日、29日(金)実技指導実施予定!!
 (※15日はお盆のため休園します)

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜サラダゴボウ〜
この驚くほど大きく育った葉っぱは、サラダゴボウの葉っぱです。実はゴボウは根の部分だけではなく、葉っぱも食べられるのです。写真の様に大きくなったら食用とはなりませんが、根が大きくなる前の柔らかい葉は「葉ゴボウ」として煮物・炒め物・天ぷらなどに調理できます。お試しあれ〜。 収穫する時は葉っぱを根元から切り取り、ゴボウが生えている位置を確認します。位置を確認したら、スコップで慎重にゴボウの周りの土を崩していきましょう。サラダゴボウは短いので深さ20cm程度掘れたら、ゴボウを折ることなく収穫出来ますよ。 ≪まるかじりレポート≫
ご無沙汰しておりました。まるかじりレポートのコーナーです!今回は新人の2人にかじってもらいました。採れたてのサラダゴボウは灰汁が少なく、クセが無いので食べやすい!サッと茹でて夏野菜と一緒にサラダで食べれば手軽に食物繊維が摂れそうです☆
〜キャベツ〜
甘くて大玉の品種「冬藍(とうらん)」の播種をしました。このキャベツは定植後80〜90日で収穫出来る中晩生(なかおくて)品種です。7月中旬に播種したら約1ヶ月後には苗ができて定植、11月頃に収穫となる予定です。 セルトレーで育苗しますが、育苗用培土の種類は様々です。キャベツの育苗に使ったのは「与作」という比重の軽い培土です。「与作」に比べて「愛菜1号」は比重が重いタイプです。比重の違いによって保水力が違うので、好みに合わせて使い分けてみてください。 種を播いた後は、涼しい(15〜20℃程度の)場所に置いて発芽を促します。日陰が無ければ直射日光を避けたり、寒冷遮をかけるだけでも違います。発芽したら、すぐさま日光に当てる事が重要です!
アブラナ科野菜についての要点はこちら
〜勉強会(農薬編)〜
農薬は、用法・容量を守って使用すれば農作業の助けとなりますが、間違った使い方をすれば一大事です(法律違反で罰則もあります)。そうならないために、農薬の法律や使用基準、適用作物の見方、農薬名と原体名の違いなどを勉強です。 講義では、難しい話ばかりではなく農薬を使用する際のコツ(散布液の希釈方法など)や散布時の注意点など、すぐに実行できる内容もありました。 全体を通して難しい内容でしたが、参加者の皆さんは真剣な表情で河嵜指導員の講義を聞いていました。農薬を適正に使用して、安全・安心な野菜作りをしていきましょう!
〜勉強会(野菜の病害編)〜
野菜の病気は【病原菌(主因)】だけが原因ではなく、【野菜の状態(素因)】や【野菜を取り囲む環境(誘因)】の3要素が揃った時に発生するそうです。この3要素を揃わないようにすることが、病害を防ぎ健康な野菜を作る方法とのことでした。 病気の原因の1つである病原菌は、主に3種類【@カビ(菌類・糸状菌) A細菌 Bウイルス病】です。@とAは殺菌剤で防除できますが、ウイルスは殺菌剤が効きません。ウイルスを媒介するアブラムシなどの吸汁性害虫を減らすことが防除に繋がります。 ある作物が腐れていたとしても、病名が同じでも作物によって症状が違っていたり、原因となる菌の種類が違ったり、実は生理障害や土壌障害だったりと一見しただけでは判断が難しいので要注意です。判断が難しい場合は最寄りのJAの指導員に聞くのが良いでしょう。

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