愛菜館農園だより(2014年11月号)

愛菜館農園だより11月号
(2014年10月3日、10日、17日、24日(金)実施)

 10月の実技指導は、ソラマメの種まきに始まり、土壌作りについて青空勉強会を開催したり、ソラマメの定植、落花生の試し掘り、サツマイモの試食会などを行いました。
 10月には2回も大型の台風が日本に接近し、鳥取県も暴風や大雨などの被害がありましたが、愛菜館農園の野菜たちは台風に負けることなく元気に育っています。  

11月は7日、21日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜ソラマメ(育苗編)〜 ボード解説
10月に栽培を始める野菜と言えば?…そう!ソラマメですね。ソラマメは10月10日(体育の日)頃がまき時。遅くとも10月20日までには種まきをして育苗を始めましょう。種まきが早いと苗が大きくなりすぎて寒さに弱くなり、遅いと小さすぎて春の実入りに影響が出るのです。 ソラマメは畑に直にまいて栽培するよりも、苗を作って移植するのが良い野菜です。育苗用に深め(10cm程度)の箱を用意してください。豆自身が養分を持っているので育苗の培土に肥料は不要です。培土選びは水はけの良さを重視してください。種は、写真のように種の黒い部分を下に向け、刺すように埋めます。 育苗箱は、露地に放置しておいてOK!朝日の当たる場所が良いです。雨が数日降らず、余程乾燥していない限りは水やりもしなくて大丈夫。発芽するまで10日程かかりますが、発芽後は4日も経てば(葉が2〜3枚くらい出れば)定植できます。定植するタイミングが遅いと、徒長するので気を付けてください!
〜ソラマメ(定植編)〜 ボード解説
種まきしてから2週間以上が経ちました。葉が2枚以上出ている状態ですが、このサイズならまだ間に合います。これ以上大きくなると徒長してしまい、越冬中に苗が枯れてしまう可能性があります。 定植をする前に、水はけがよく、雪ずりも含めて雪が少なく、北風が弱く、連作しておらず、灌水がしやすい、場所を準備しておきます。準備が整ったところで、苗箱から根や芽を傷つけないように慎重に掘り出します。 越冬するまでは苗を大きくしない事が大切なので、元肥えや堆肥は少なめにします。アルカリ性の土壌を好むので石灰は入れましょう。冬を越えた後はとても大きな樹になるので、1条でうね幅は60cm、株間は40pで定植します。
〜土壌作りについて〜 ボード解説
野菜作りに欠かせないのは「良い土壌」です。では良い土壌とは何か?ということについて青空教室を開きました。
良い土の条件には「水・酸素・すきま・有機物・有用微生物」の存在と「清潔さ・肥料分・適度な酸度」が挙げられます。
条件の中にある「有機物」については、有機物(堆きゅう肥)を入れることで効果が現れます。有機物を入れると土壌の“団粒化”が進み、空気や水の通りが良くなります。腐植が増えるので、水分保持力が高まり、団粒が増えることで保肥力も上がります。このように土壌作りに有機物は欠かせません。 有機物・堆肥とは落葉やもみ殻などの有機物を微生物の力で分解し、作物が利用しやすい状態にしたものです。「堆肥=鶏糞・牛糞」と思われがちですが、堆肥とは植物残さが中心で、きゅう肥は動物のフンなど動物残さが中心で栄養豊富なものです。土壌改良目的であれば植物残さ中心の堆肥が効果的なのです。
〜まるかじりレポート(落花生&サツマイモ)〜
6月中旬に種をまいた落花生ですが、10月中旬になり、そろそろ収穫の時期です。初めての栽培なのでまずは試し掘りです。掘ってみると、予想以上に実が付いていて河嵜指導員も驚いた様子でした。しかし、少し時期が早かったのか未熟な実が多かったようでした。 収穫した落花生は、生の時しか出来ない「茹で落花生」にして試食です。生の落花生は水分を多く含みふっくらとしています。薄皮もピンク色でした。茹でた落花生は甘みがあり、ホクホクとサクサクが入り混じった不思議な食感でした。 サツマイモの収穫の様子は取材出来なかったのでお伝えできませんが、収穫から3週間程経ったサツマイモを大学いもにして試食しました。ホクホクとした食感と甘いタレに負けないサツマイモ自身の甘さを感じました。参加者みんなで完食です。

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