愛菜館農園だより(2015年8月号)

愛菜館農園だより8月号
(2015年7月3日、10日、17日、24日(金)実施)

 7月の実習は暑い日差しを避けるように、屋内での座学が大半でした。アブラナ科野菜についての勉強会に始まり、農薬の使用基準講座、ブロッコリーの播種についても屋内で行いました。
 太陽光がさんさんと降り注ぐ畑では、ナスやカボチャ、メロン、トウモロコシ、さつまいもなどの野菜がすくすくと育っています。JAグリーンや愛菜館でお買物の際には是非農園の様子も見て下さいね。 

8月は7日、21日、28日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜勉強会(アブラナ科野菜編)〜
アブラナ科野菜には、キャベツ・白菜・ブロッコリー・大根・小松菜・チンゲンサイなどがあります。特徴として、@寒さには強いが暑さに弱く、過湿にも弱い。A自家不和合成(自分の花粉と雄しべではあまり交配せず、他品種とは容易に交配する)のため、種が取れても交配種の可能性が大きいです。 B低温に遭うと花芽分化をする性質も持っています。花芽分化とは、葉や茎になるための生長点が花になる生長点へと変化することを言います。つまりトウ立ちする準備をします。花芽分化した野菜が暖かい気候に遭うことでトウ立ちします。特に、冬から春にかけて栽培する時には温度に注意しましょう。 どんな野菜でもそうですが、やはり最初に悩むのは品種選びではないでしょうか。品種選びのポイントは@いつ播種するのか、Aいつ収穫するのか。販売されている種には、播種から収穫までの日数が書かれているので、どのタイミングで播種や収穫をしたいのかを決めてから、条件に合う品種を選ぶと良いでしょう。
〜勉強会(農薬の使用基準編)〜
野菜栽培をする上でとても便利な農薬ですが、安全に正しく使うためには使用基準を必ず守らなければいけません。基本中の基本ですが、使用して良い作物にのみ使用します。紛らわしいものの例では大豆と枝豆、トマトとミニトマト、ピーマンととうがらしは、それぞれ違う野菜なので要注意!! 溶かす倍率や使用量は、剤によって違いがあるので使用基準をしっかり読んで作ります。写真は全て「展着剤」ですが、4種類とも倍率が違います。ちなみに展着剤は、他の剤と一緒に混ぜて使用しますが、混ぜる順番があります。水→展着剤→乳剤→水和剤(フロアブル)の順に混ぜるとムラなく混ざります。「テ・ニ・スの順」と覚えましょう! 正しい倍率で作った農薬を噴霧器などで散布します。散布時の注意点は、マスクを着用することと、基本的に朝に散布すること(夏以外)。品目や季節(夏)によっては、薬害が出る可能性もあるので夕方に散布してもOK。散布した剤が、その日のうちに乾くのが大切です。また、散布する時は噴射口を上に向け、下から上に向かって、葉裏にかかるようにしましょう。

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