愛菜館農園だより(2015年9月号)

愛菜館農園だより9月号
(2015年8月7日、21日、28日(金)実施)

 8月の実習は、室内での農薬勉強会、大根の種まき、ブロッコリーの定植でした。農薬の勉強会では一部の農薬の使用基準が変更になったことについて話があり、参加者からは「気をつけなきゃいけないな」との声がありました。大根は、秋から冬にかけて収穫するミニ大根の“三太郎”を播きました。自分の播いた種が発芽して大きくなるか楽しみです。ブロッコリーは毎年栽培していますが、今回は新しい農薬を使って、効果の検証も行っています。 

9月は4日、11日、18日、25日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜勉強会(農薬編)〜
暑さ厳しい8月初旬、JAグリーン内にあるイベントホールで、野菜がかかる病気やその原因、対策、防除する農薬について勉強しました。 根こぶ病について研究している大学教授の映像を見て根こぶ病を発症する仕組みを教えてもらいました。根こぶ病はアブラナ科野菜に発症することが多いので、アブラナ科野菜を連作しない事が重要です。薬剤の使用だけでなく、排水対策をしっかりして、土壌をアルカリ性にすることも効果的です。 野菜に病気や害虫の被害が数多くあるのと同じで、防除するもの・治療するものなど農薬の種類も多種多様です。JAグリーンの農薬売り場には、値札だけでなくそれぞれの農薬の特徴や成分も表示してあります。自分が必要としている農薬を探す際に参考にしてください。
〜だいこん〜
おでん・みぞれ鍋・田楽・・・これからの季節に食べたくなるのが大根です。でも大根1本丸ごと消費するのは大変という声が多くなってきているのが現状です。そこで、大き過ぎない丁度良いサイズ・比較的短期間で収穫出来る「三太郎」は人気の品種なのです。 大根は、仲間がいた方が生長が良い性質を持っています。そのため1ヶ所に3粒ほど播種をして、発芽してから徐々に間引くという方法で栽培します。ミニ大根なので、株間20〜30pを取り、2条・千鳥に播きます。畑に残る肥料で十分に育つため、肥料は少なめ、もしくは肥料無しでも構いません。 露地栽培をしていると問題になるのが雑草ですね。畑が広いと尚更です。種をまいた後に除草剤「トレファノサイド」をふります。使用出来る野菜は決まっているので、良く確認し、用法容量を厳守して使用してください。種が除草剤に負けてしまう可能性も考えて、種を少し深めに播くと安心でしょう。
〜ブロッコリー〜
ブロッコリーの苗は本葉が2〜3枚になったところで畑に定植します。定植する時期には鳥取では台風が来たり、風が強い傾向にあります。葉がプロペラになって飛んでしまう事があるので、豆葉が埋まるくらいに深植えします。深植えは病気のリスクが高まりますが、苗が飛んで無くなるリスクに比べたら、病気のリスクを取って、苗を残すことが大切なのです。 今回はうねの幅を広めに取って、3条、30〜35pの株間で植えることにしました。ブロッコリーは後々土寄せ作業が待っていますので、条間は狭くしすぎないでおきましょう。定植作業は参加者全員で行いましたが、皆さん手際よく植えていて農園実習の成果だと思います。 ヨトウなどの害虫防除で効果的な剤といえば「プレバソンフロアブル」ですが、これはセルトレイ苗にしか使用できません。セルトレイで苗を作らない人にもプレバソンと同じ効果で使える剤が出来ました。「プリロッソ粒剤」です。定植後に株元散布するとヨトウなどから守ってくれます。使用方法は野菜によって散布や混和など変わるので、よく読んで使用しましょう。

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