愛菜館農園だより(2015年11月号)

愛菜館農園だより11月号
(2015年10月2日、9日、16日、23日、30日(金)実施)

 10月の実習は、さつまいもの収穫と試食、ソラマメ・葉ネギ・玉ねぎの定植、アスパラガスの冬場に向けての管理について、栽培中のブロッコリーや白菜についての話など盛りだくさんの内容でした。その中でも特にお伝えしたい内容を厳選して、リポートします!
 まずは左の写真ですが、葉ネギを定植している様子です。葉ネギは白ネギと違って、1ヶ所に4〜6本まとめて植えます。株間は15〜20pで植えていきます。

11月は13日、27日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜アスパラガス〜
夏の終わりごろに立茎したアスパラガスは、来年、芽を出すための養分を葉に蓄えます。しかし1年目のアスパラガスはまだ小さいので、養分が少ないです。2年目にはまず3本ほど立茎して、養分を確保してから収穫するようにしましょう。 アスパラガスは、気温が下がってくると葉に貯め込んだ養分を根へ下ろし始めます。葉が青いうちは刈り取らず、黄色くなった段階で刈り取りを行い、バーナーなどの火で焼いて消毒をします。念入りに消毒したら、牛糞堆肥で覆い、来年の春に備えましょう。 (豆知識)アスパラガスは水不足になるとサインを出します。アスパラガスの葉が上に立ちあがっていたら水不足のサインなので、灌水してやりましょう。灌水のタイミングは春・秋は朝方、夏は気温が落ち着く夕方が良いです。
〜ソラマメ〜
ソラマメの育苗は、育苗箱でまとめてする場合と、ポットで1つずつする場合とあります。今回は、ポットで育苗します。使用する土はどんなものでもOK!ただし水はけの良いものを使いましょう。ソラマメの黒い部分を下に向け、刺すように植えますが、深く差し込むと発芽に時間がかかるので、種が土に隠れていれば十分です。 種を植えてから1週間経ったポットを掘りかえしてみると、まさに根が伸び始めている状態でした。豆の黒い部分から出てこようとしているのが良く分かります。種まきしてから2週間もすれば完全に発芽した状態になり、ほ場への定植が出来ます。 ソラマメの定植タイミングは、ポットで発芽して葉が2枚の状態の時に定植するのがベストです。写真のように大きくなり過ぎると、雪に当たると枯れてしまったり、豆があまり付かなかったり…。しかし、仕事などの都合によって定植出来ないこともあるので、定植する日をある程度設定した上で、逆算して種まきすると良いでしょう。
〜玉ねぎの定植〜
玉ねぎの性質として、“酸性土壌が嫌い”という点があります。露地の場合、雨などの影響によってどうしても酸性になる傾向があるため、玉ねぎを栽培する場所には事前に石灰やセルカを入れてアルカリ性土壌にしておきましょう。 玉ねぎに限らずネギ類に言える事ですが、水に弱いのも特徴です。水はけの良い場所を選びましょう。
玉ねぎの苗が鉛筆くらいの太さ(4〜5o)になったら定植適期です。農園の苗は少し細めでしたが植えられると判断し定植しました。
植える場所には、不織布で作られたマルチ「タマネギ名人」を使用します。等間隔に穴が開けてあり、不織布なので水も肥料も通すし、丁寧に扱えば数年使用できる優れものです!植えた後、しばらくシナッと倒れていますが、活着すればシャンと立ちます。活着した後は水やりは程々に、多少乾いていても大丈夫です。
〜さつまいも〜
定植から120日ほど経ったさつまいも「紅あずま」を10月上旬に収穫しました。肥料気が効きすぎたのか、9月の後半になっても葉やツルが生い茂り、“樹ボケ”の状態になっていたので、収穫する前のツル撤去が大変でした。樹ボケしたら、あまりイモができていないことが多いのですが…さてどうでしょうか。 参加者全員で手やスコップで掘り進めると、大きな紅あずまがゴロゴロと出てきました!出てきたさつまいもの形はボコボコと溝がある状態でした。これは収穫が遅かったため“二次生長”しているようです。ツルっとした綺麗な形を望むなら、試し掘りをして収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。 担当者の楽しみでもある、【まるかじりレポート】のコーナーです。事前に掘って2週間ほど保管していたさつまいもを大学いもにして試食です。掘ってからの期間が短いことで甘さは控え目でしたが、大学いものタレに負けない味でありました。参加者の皆さんに好評でした。

≪前月    次月≫

このページの先頭へ
中 大