愛菜館農園だより(2015年12月号)

愛菜館農園だより12月号
(2015年11月13日、27日(金)実施)

 11月は気温が下がり、栽培している野菜たちの成長もゆっくりとしています。ブロッコリーは花蕾がギュッと締まった良い出来となり、愛菜館に出荷されました。
 実習では、土壌の酸度を調べる検査キットを使用して、愛菜館農園の酸度を調べてみました。今回は1ヶ所の土で検査しましたが、広い圃場では数ヶ所から採った土を混ぜて検査することで、圃場の平均的な酸度を知ることが出来ます。雨模様の日は資材館の中で、トンネルで使う資材の特徴や設置する際のポイントについて教わりました。

12月は11日、25日(金)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜畑の酸度チェック〜
野菜によって好みの酸度(pH)が異なります。では、実際、畑の酸度をどうやって調べるのか…?調べるための測定液があるので、農園の土の酸度を調べました。まず、酸度を調べたい土と水道水を1:2の割合でよく混ぜて1日放置します。 1日置いておくと、土は沈殿して上澄みが出来ます。上澄み液を検査キット付属の容器に適量入れます。1日置かないで、すぐに測定したい場合は、ティッシュなどで2回ほど濾過すると測定可能な液体になります。附属容器内の液体に測定液を2〜3滴入れてよく振ります。 液体の色が変化します。この調査キットでは、赤くなれば酸性、緑になればアルカリ性だと分かります。農園のほ場は黄緑(pH6.5〜7)なので、弱アルカリ性だということが分かりました。栽培している野菜に適した土壌かどうか調べてみてはいかがでしょうか。
〜トンネル資材〜
野菜を栽培している人にとってはお馴染みのトンネルですが、一口にトンネルと言っても、骨組となる弓のサイズや形状、被覆するビニールの厚さや保温性の違い、設置する時期によって適する資材の組合せがあるなど、奥が深いのです。 まず、トンネルの基本となる弓です。一般的な半円形だけでなく、平型やかまぼこ型の様な低くて幅広な弓もあります。平型は背丈が低く、角ばっていて端の苗がビニールに当たらない構造になっているので育苗に向いています。太さも8o・11o・13o…と種類があり、冬場に雪が降る地域は、強度がある13oがオススメです。 次に重要な被覆ビニールです。農業用塩化ビニール(農ビ)は特に保温性が優れています。ただし破れると穴が広がりやすいという欠点もあります。農業用ポリオレフィン(農PO)の保温性は農ビにやや劣りますが、破れにくくベタつかないためハウスによく使用されます。農業用ポリエチレン(農ポリ)は安価で手に入れやすいですが、保温性はほとんど無く、雨除け用で使用するのが良いでしょう。

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