愛菜館農園だより(2016年4月号)

愛菜館農園だより4月号
(2016年3月4日、18日(金)実施)

 3月の農園実習は、前半は野菜の管理について話しました。気温の変化が激しく、野菜の管理が難しいと河嵜指導員も言っているほどなので、参加者は熱心にメモを取りながら話を聞いたり質問をしたりしていました。
 後半はキュウリの畝を準備したり、マルチの正しい使い方や効果的な使い方について話をしました。 

2016年4月は1日、15日(金)、28日(木)実技指導実施予定!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜玉ねぎの管理〜
3月上旬の玉ねぎです。今年の春先は気温の変化が激しく、野菜の管理が難しくなっています。あまり大きくならないからといって、彼岸を過ぎてから追肥をすると貯蔵性が悪くなるので、収穫後食べるもの(追肥してもOK)、貯蔵するもの(追肥は避ける)と分けておくと良いでしょう。 雨が多かったり、逆に乾燥が続いたりすると、根が弱って葉先が枯れることがあります。枯れたのが葉先2〜3cm以上になると病気(疫病・ベト病)の可能性が出てきます。根痛みも病気もなってしまったら手の打ち様がないので、予防することを心掛けましょう。ダコニールやプロポーズなどの殺菌剤が有効です。 根痛みを起こしていたため、追肥には液体の肥料を与えました。葉面散布と言って、根ではなく葉から養分を吸収するのです。風邪を引いて点滴を受けるようなイメージです。ただ、あくまで点滴なので、ずっと使い続けるのではなく、一時的に使って元気になれば、根から吸収するタイプの肥料を使いましょう。
〜ジャガイモ〜
ジャガイモを収穫してみるとゴツゴツしてたって経験ありませんか?これは二次生長と言い、気温が30℃を超えると生長が止まり、涼しくなった頃に部分的に再び生長を始めることで起きます。つまり、適期を逃して掘り遅れることが原因です。天気予報を見て、試し掘りして、収穫のタイミングを逃さないことが大切ですね。 種芋の芽は取る?取らない?と悩むことありますよね。植える時に邪魔にならなければ取らなくても大丈夫です。5cm以上伸びているならちぎり取りましょう。取り過ぎると芽が出てこなくなるので、注意です。芽の本数の目安は、収量は少なくても大きいジャガイモが良いなら芽を2〜3本残します。逆にサイズは小ぶりでもたくさん収穫したいなら芽を4本残します。 種芋用に、小さめサイズのジャガイモを残しておきましょう。やむを得ず大きなサイズ(60g以上)の種芋を使う場合は切って植えます。切り方は、芽の多少が均等になるように縦向きが基本です。目安は以下の通り。
・Mサイズ(60〜120g)⇒2等分
・Lサイズ(120〜190g)⇒3等分
・2Lサイズ(190〜260g)⇒4等分
〜きゅうりの定植準備&アスパラガス〜
2月末に播種したキュウリが芽を出して、本葉が1〜1.5枚になりました。このくらいのサイズになったら定植します。株間は、ネットを使う場合、1mくらい広めに取ると葉の重なりが少なくて良いですよ。 キュウリを植える畝は、地温を上げるために事前にしっかりと潅水してからマルチをかけます。また、鳥取の春先は強風が発生しやすいので、露地では特に留め具だけではなく土でマルチを抑えることをお勧めします。 昨年、1年目のアスパラガスの苗を定植し、今年は2年目となりました。3月中旬、程よい太さのアスパラガスの春芽が顔を出していました。2年目の株なので、出てくる量は少なく収穫期間は短いですが、これから先が楽しみです。

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