愛菜館農園だより(2016年10月号)

愛菜館農園だより10月号
(2016年9月2日、9日、16日、23日、30日(金)実施)

 9月は台風の影響もあり、愛菜館農園実習の時は曇りや雨の天気が続いていました。農園の野菜は、白ネギは風で倒されたものの、それ以外は元気に育っています。サツマイモに関しては、9月末になっても葉が青々と繁っていて肝心のサツマイモが付いていないのでは…と心配になるほどです。
 玉ねぎの育苗の話のほか、雨続きだったので、雨上がりの管理や予防について話をしました。

2016年10月は7日、14日、21日、28日(金)実技指導を実施します!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜白ねぎの管理〜
台風の影響でなぎ倒された白ねぎです。無残な姿に…。こうならない為には、台風が来る前に紐を張るか、土寄せをしておくことが大切です。(本来は、土寄せの再開は夜温が22℃を下回り始める頃が良い。) 白ねぎの土寄せを再開する場合の注意点です。夏の間、土寄せされてこなかった白ねぎにとっては、いきなりたくさんの土を寄せられることはストレスになります。そのため再開後は伸びた分の半分までにして、徐々に土寄せに慣れさせることが大切です。 葉が大きくなると、風で倒れやすくなります。倒れると傷が出来て病気にかかったり、曲がる原因になったりします。真っ直ぐで健康的な白ねぎを栽培するため、倒伏防止の紐を張りましょう。農業用のビニル紐がお勧めです。
〜玉ねぎの播種〜
玉ねぎの育苗をする季節になりました。玉ねぎは「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」と品種によって収穫までの日数が違います。「中生」「晩生」は貯蔵性が良く、収穫後に長期保存をする予定なら「中生」「晩生」がお勧めです。農園は、早めに収穫したいので「早生」を栽培します。 玉ねぎの育苗は一般的に、畑に条まきするのが管理しやすいです。露地では、雨による病気を避けるため、雨避けのトンネルを設置すると良いです。セルトレイでは、1穴1粒の育苗なので、あまり根が巻きません。定植時に土がボロっと落ちてしまわないように、写真のような穴が小さいタイプを使いましょう。 セルトレイで育苗する時の培土は、ねぎ用の物を使用してください。育苗期間は55日前後かかります。ねぎ用の培土には約2〜3か月分の肥料が含まれています。何より水はけがいいです。玉ねぎも水分過多を嫌うので、水はけの良い土を使うことを心掛けてください。
〜キャベツやブロッコリーにお勧めする肥料と農薬〜
台風の影響なのか、雨の多い日が続いて露地栽培の秋冬野菜(特にキャベツやブロッコリー)は弱っています。根が弱ると、追肥しても吸収しづらくなります。そんなときは液状の肥料を葉にかけて、葉から吸収させます。根が弱っているときのおススメ液肥はメリット(赤)です。雨上がりの晴れた日にかけてあげましょう。 雨上がりは湿気が多く、カビや細菌による病気が発生しやすい環境になります。病気の予防をしておきましょう。「カスミンボルドー」は細菌の病気予防に効果的です。特に雨上がりに使うのがおススメ。「ダコニール」はカビの病気予防に効果的です。どちらも展着剤使ったり、かけ過ぎたりすると薬害が出やすいので、用法用量を守って使いましょう! ブロッコリーやキャベツは、土寄せをする時一緒に追肥すると効率よく作業できます。定植してから半月後、2ヵ月後の2回行うのが目安です。効果が出るのが早いタイプの肥料を使うことで、ブロッコリーやキャベツが出来る前にしっかりとした太い茎(土台)を作れます。結果として大きなブロッコリーや大玉のキャベツが収穫出来ます。

≪前月    次月≫

このページの先頭へ
中 大