愛菜館農園だより(2018年6月2号)

愛菜館農園だより6月2号
(2018年6月15日・22日(金)実施)

 6月も終盤に差し掛かり日差しが強くなってきました。夏バテしないように水分をこまめに補給しようと思います。今回も皆様に興味を持っていただけるような営農指導の様子をご紹介します!
 

次回は2018年6月29日(金)に実技指導を実施します!!

※通常毎週金曜日(冬場は1週間おき)午前9時よりJAの専門営農指導員が丁寧に指導しています。お気軽に覗いてみて下さい。
〜寒冷紗のポイント〜
寒冷紗とは作物の周囲を覆うことで防虫・除湿・日除けといった効果を発揮する網目状のシートやネットです。ハウスで使用するときは外側に被せて使用することで効果を発揮します。 JAグリーンでは多様な寒冷紗を取り扱っていますが、色や遮光率によって効果が異なります。現在は遮光率20%から40%の白い寒冷紗がよく購入されています。 地べたで寒冷紗を使用する時はトンネル状に被せ左右を少し空けておきます。「パッカー」という道具を使うと寒冷紗を固定するのに役立ちます。
〜ネットの張り方〜
ネットは種を植える前に設置するのが鉄則です。植えた後にネットを張ると生長する段階で葉がちぎれてしまいます。フラワーネットの場合は、ネットの両端に木枠を付けておくとよれずに張れます。 ピーマンやトウガラシは生長するにつれて上側のボリュームが増えていきます。支柱を立てるだけでは風が吹いたときに倒れたりして管理がしにくいので周囲にネットを張ることで安定します。 ピーマンやトウガラシを栽培する際はネットを2段に分けて張ると安定します。1段目は株元から40cm、2段目は株元から1mの所を目安に張るのがポイントです。
〜病害虫対策講座〜
6月15日(金)と22日(金)の午前10時から11時までフラワーガーデン入口の一角を使用して梅雨の時期に発生しやすい病害虫と病気について講座を開催しました!
ご清聴頂いた方の中には鳥取県外からいらっしゃった方もおり「参考になったので次回も参加したい」とお言葉を頂きました!
6月15日は病害虫の特徴と有効な農薬について紹介しました。特にテントウムシダマシの話では次のような特徴が印象に残りました。

@幼虫の時、テントウムシと見た目は似ているが階段状の食害痕を残すため区別しやすい。
Aナス科野菜(ジャガイモやトマトなど)での食害が多く、夏に発生のピークを迎える。
Bスミチオン乳剤やモスピラン顆粒水溶剤が有効な薬剤である。
6月22日は作物の病気について紹介しました。様々な症例をもとに解説しています。特にタマネギで発症する灰色腐敗病について以下の内容が印象に残りました。

@灰色腐敗病は多雨多湿の天候時に発症し、頭頂部から黒く変色する。尻ぐされする場合は乾腐病菌が原因であり判断しやすい。
A胞子によって感染拡大する恐れがあるので、貯蔵中にも注意が必要である。
B灰色腐敗病の対策として、予防散布する場合はトップジンM水和剤やアフェットプロアブル、発病初期までに治療散布する場合はシグナムWDGやオンリーワンFLが有効な薬剤である.。


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